Syllabus data

授業科目名
Business Model Design
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Hwang Seonhye
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
・ビジネスモデルとは何かについて理解し、ビジネスモデルで差別化するための戦略について説明できる。
・産業(市場)ごとの異なるビジネスモデルの特徴と、企業のビジネスモデル構造について説明できる。
・ビジネスモデルのイノベーション要素を知り、戦略的視座と問題解決力を身につけることができる。
・現実の世界で機能する新しいビジネスモデル構築を描くことができる。
授業の概要
ビジネスモデルを構築するためのスキルと、将来を見据えた起業へのアプローチを学びます。まず、ビジネスモデルを構成する要素を多角的に検討することで、ビジネスモデルの基本的な理解を深めます。次に、ビジネスモデルの差別化について学び、様々なビジネスモデルのケーススタディを通じて実践的な知識を身につけます。これにより、ビジネスモデル・イノベーションの戦略的アプローチを習得します。講義の中では、グループディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションを通して、実際のビジネスを立ち上げるための実践的なスキルを身につけます。授業内容は受講生のレベルに応じて変更する場合があります。


授業計画
1回
オリエンテーション:授業内容と進め方に関する説明
ニューノーマル、Web 3.0に問われるビジネスモデルは何かについて学び、議論する。
到達目標:新しいビジネスを作る出すための思考力を養う。
事前学習
ニューノーマル、Web 3.0、イノベーションに問われるビジネスについて調査する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

2回
発表&ワークショップ:授業の目的と受講の目標について議論する。
到達目標:学習のモチベーションづくりとスタディ・スキルとソーシャルスキルを養う。
事前学習
2023年度のヒット商品(サービス、ビジネスモデルなど)を例に、イノベーションの要素について調べ、パワーポイントでプレゼン資料を作成する。(一人当たり5分程度)(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

3回
ビジネスモデルデザイン(立案):ビジネスアイデア、ビジネスフレームワーク
ビジネスモデルの分析やデザイン手法について知り、ビジネス枠組みを学習する。
到達目標:ビジネスモデルを理解し、客観的に分析するスキルを身につける。
事前学習
ビジネスモデルのフレームワークを予習し、事例企業について調べる。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

4回
ビジネスデザイン事例研究①ープラットフォームのビジネスモデル
サブスクリプション・サービスのケーススタディを分析し、関連する戦略と収益モデルを理解する。
到達目標:ローカルとグローバルのプラットフォームを比較し、それぞれが直面する課題を理解する。
事前学習
プラットフォームのビジネスモデルの事例について調査し、その差別化について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

5回
ビジネスデザイン事例研究②ー映像、音楽、キャラクター、アニメーションなど、コンテンツビジネスモデルと知的財産(IP)
様々なコンテンツのビジネスの収益モデルを検証し、メディアコンテンツ産業における知的財産のビジネスについて学習する。
到達目標:プロダクション・エコシステムや、クリエイティブ・イノベーション、知的財産のビジネス拡張など、グローバル展開について理解を深める。

事前学習
グローバル展開に備え、コンテンツビジネスモデルのケーススタディを調査する。知的財産(IP)とは何かについて調査し、予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

6回
ビジネスモデルデザイン(マーケティング):SNSを活用した顧客戦略
TikTok、LINE、Mercari、InstagramなどのSNSツールとビジネス戦略について学ぶ。
到達目標:顧客のニーズを把握し、マーケッティング戦略を立案するスキルについて理解を深める。
事前学習
顧客戦略としてのSNSの活用を調査し、ケーススタディを予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

7回目
自主研究:グループ・フィールド調査
調査目的に適した方法で一次データ(Primary Data)を収集するスキルを学ぶ。
到達目標:インタビュー、アンケート、観察、サンプリング、データ収集など、調査方法と得られたデータを分析・解釈できる。
事前学習
テーマに基づいて企業やサービスの市場、経営戦略、特徴、課題を調べる。そのあと、調査目的の設定、調査計画の策定をまとめる。(2H)
事後学習
フィールド調査の結果をまとめて、パワーポイントでプレゼン資料を作成する。(2H)

8回
フィールド調査のグループ発表①
事前学習
作成したプレゼン資料に基づいて、発表練習および予測質問をまとめる(3H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた追加調査を行う。(1H)

9回
フィールド調査のグループ発表②

事前学習
作成したプレゼン資料に基づいて、発表練習および予測質問をまとめる(3H)

事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた追加調査を行う。(1H)

10回
ビジネスモデルデザイン(問題解決):問題の特定ー原因の分析ー解決案の立案ー最善な解決策の選択
現状とあるべき姿のキャンプを発見し、問題の本質と解決策へのアプローチ方法を学ぶ。
到達目標:問題発見から問題解決までの検証の考え方とその実践方法を理解する。

事前学習
問題の本質と解決策を考えるため、必要なデザイン思考とフレームワークについて予習する。(2H)



事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

11回
ビジネスモデルデザイン事例研究③ーコラボレーション・ビジネスモデル
異業種におけるコラボレーションやジョイントベンチャーの特徴や波及効果を理解することで、イノベーションについて学ぶ。
到達目標:イノベーションの要素とビジネスモデルの差別化に関する知識を習得する。
事前学習
他業種、海外との協業など、コラボレーションビジネス事例について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

12回
Z世帯に向けた新規ビジネスの創造ワークショップ
現状分析、事業アイデア、コンセプト、詳細デザインなど、起業するための実践的知識を修得する。
到達目標:新しいビジネスモデルの構築と企画書作成のスキルを身につける。
事前学習
Z世代の特徴と価値観、消費行動などについて予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

13回
ゲストスピーカーによる講演及びディスカッション
ビジネス業界の実状、新規ビジネスモデル、グローバル人材等について,業界関係者(現時点で担当者未定)による講演
事前学習
日本を代表する多国籍コングロマリット企業についてに予習し、事前質問をまとめる。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
中間レポート、発表、最終レポートを実施する。評価配分は以下の通り。
〇中間レポート:30%
〇授業への取り組み・発表:40%
〇最終レポート:30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポートの場合、提出後、解説コメントを記載する。
発表に対する相互評価は、評価シートを利用し、コメントをまとめ配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する(JIUポータル)
なし
なし
なし
なし
参考文献・推薦図書
1.この一冊で全部わかるビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる(SBクリエイティブ/2020/¥1760)
2.ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書(翔泳社/2012/¥2728)
3.図解ビジネスモデル・ジェネレーションワークブック(翔泳社/2013/¥1628)
4.デジタルコンテンツ白書2023(一般財団法人デジタルコンテンツ協会/2023/¥22000)
5.ビジネス・フレームワーク(日本経済新聞出版社/2013/¥1320) 
6.消費者行動論--マーケティングとブランド構築への応用(有斐閣アルマ/2012/¥2420)
7.心理マーケティング100の法則(日本能率協会マネジメントセンター/2018/¥1650)
8.オタク経済圏創世記 GAFAの次は2.5次元コミュニティが世界の主役になる件(日経BP/2019/¥1780)
研究室
紀尾井町キャンパス・4号棟・4階研究室
オフィスアワー
水曜日4時限、木曜日4時限(S1)
科目ナンバリング
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