Syllabus data

授業科目名
Career Development (B)
学年
1Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yoshihiro Sataki,Tada Mitsuru
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
キャリア形成は、1年生〜4年生まで横断的に各学年に合った進路準備を行う科目である。
卒業までに「自分で考える力」、「新たな価値を作り出す力」、「やり抜く力」を身につけることを目標としている。

1年生では以下の5つを目標とする。
・4年間をストーリーとして捉える考え方を理解する
・スタディスキルの基礎を固める(情報収集力, 読解力, 文章の書き方, プレゼンスキルなど)
・自己理解の意義を理解する
・さまざまな国内産業、観光業界の位置付けを理解する
・国内外の社会情勢に目を向けるとともに、論理的・批判的思考力の基礎を身につける

キャリア形成Bではこのうちの「スタディスキルの基礎を固める」、「国内外の社会情勢に目を向けるとともに、論理的・批判的思考力の基礎を身につける
」を扱い、以下の3つをテーマに設定する。
① 社会の仕組みや国内外の社会情勢に目を向け、情報社会において必要不可欠な論理的・批判的思考力を身につける。
② 正確に情報を捉えるための読解力を鍛える。
③ 論理的な文章を書くための力を身につける。
授業の概要
2教員が分担し、文章力(佐滝)と読解力(多田)を通じて論理的・批判的思考力が身につくように授業を展開する。
授業では講義とワーク(ディスカッションやワークブック)を併用して実施する。
ただ聴講するのではなく積極的に行動し、他者との交流を通じて自らの思考力を育てつつ、多様な理解や価値観があることも学ぶ。
読解力のパートで使用する教科書(ワークブック)は授業開始前に必ず購入し、読解の授業の際には持参すること。

授業計画
1回
<文章① 文章の基本の基本>
常体と敬体、句読点、段落など、文章、特に大学のレポートを意識した文章の基本を身につける。
【到達目標:大学生としての文章の基本を身につける】
事前学習
自分の自己紹介の文章を500〜600字程度で作成し、事前に教員のメールで送付する
事後学習
授業で習った文章の基本ルールに照らして、もう一度自分が書いた自己紹介文を推敲する。

2回
<文章② レポートはこう書く!>
スマホかPCか、分量、字体、行替え、小見出し、添付できるもの、コピペ厳禁のルールなど、レポート執筆の基本を学ぶ
【到達目標:レポートの書き方の基本を身につける】
事前学習
「アカデミック・スキルズ」で学んだレポートの基本を復習する
事後学習
実際にあるテーマについてレポートを書いて、教員にメールで送付する

3回
<文章③ 実際にレポートを書いてみよう>
グループで、レポートを読み合って、課題を見つける
【到達目標;他人が書いた文章を見て、そのよしあしを見極められるようにする】
事前学習
観光に関するトピックを集め、レポートを書くテーマを決める
事後学習
自分で書いたレポートを添削する。

4回
<読解① 聞取りと要約:大切なものはなに?>
 2〜3人のグループをつくり、互いに「自分が一番大切にしているもの」について、ひとり3分でスピーチする。そのスピーチ内容を聞き取り1)その人が大切にしているものは何か、2)大切にしている理由、3)エピソードを聞き取り、要点をメモにする。4)また、グループで話し合い、大切にされているものの共通点を探して、ポータルにアップロードする。
【到達目標:心の中にあるたくさんのものを整理して提示することができる。他者の話の中から要点を抜き出すことができる】

<読解② 基本読解:文章の本質をつかむ>
 教科書(ワークブック)の文章を読み、設問の正誤を判断する課題を行う。
【到達目標:ある程度の長さの文章を短時間で読み、内容を理解して設問の正誤を判断できる】
事前学習
[2h]教科書(ワークブック)を購入し、全体に目を通す。
事後学習
[2h]授業内容を振り返り、教科書(ワークブック)の残りを解く。

5回
<読解③ 科学に関する記事の読解>
 1)2〜3人のグループをつくり、人間とチンパンジーの相違点、チンパンジーが人間よりも優れている点について話し合う。
 2)チンパンジーと人間の脳に関する記事を読み、論の流れを把握し、キーワードによる内容の要約を行う。
 【到達目標:文章から論の流れを把握できるようになる。重要な点をキーワードとして抜き出す、要約を構成できる】

<読解④ 指示読解:文の対応関係をつかむ>
 教科書(ワークブック)の文章を読み、対応する語や事柄を判断する課題を行う。
【到達目標:ある程度の長さの文章を短時間で読み、内容を理解して設問の正誤を判断できる】

<読解⑤ 図表読解:図や表の意味を理解する>
 教科書(ワークブック)の文章を読み、説明に合致した図や表・グラフを選択する課題を行う。
【到達目標:ある程度の長さの文章を短時間で読み、内容を理解して設問の正誤を判断できる】
事前学習
[2h]新聞を購入し、興味のあるところを読む。
事後学習
[2h]授業内容を振り返り、教科書(ワークブック)の残りを解く。

6回
<読解⑥ 聖地巡礼に関するエッセイの読解>
 聖地巡礼に関するエッセイを読み、設問に答える。
【到達目標:長文を読み、総合的な読解力を身につける】

<読解⑦ 論理読解:文章の筋道を理解する>
 教科書(ワークブック)の文章を読み、論理をたどって、文章の意味を理解しないと答えられない課題を行う。
【到達目標:ある程度の長さの文章を短時間で読み、内容を理解して設問の正誤を判断できる】

<読解⑧ 接続読解:接続語を正しく利用する>
 教科書(ワークブック)の文章を読み、接続語や文の内容から文章の前後関係を並べなおす課題を行う。
【到達目標:ある程度の長さの文章を短時間で読み、内容を理解して設問の正誤を判断できる】
事前学習
[2h]新聞を購入し、興味のあるところを読む。
事後学習
[2h]授業内容を振り返り、教科書(ワークブック)の残りを解く。

7回目
<まとめ 読解力・文章力をつけるには 50分>
 読解力、文章力がどのように日常生活や社会活動、就職に結びいているのかを説明する。また教員の体験に基づく読解力、文章力を向上させる方法を紹介する。
【到達目標:読解力、文章力を向上させる生活習慣を身につける】

<期末試験 50分>
 読解力は選択式で試験を行う(試験時間20分)。オンラインで試験を行うため、第7回授業には必ずスマートフォンまたはタブレット端末を持参すること。
 文章力は指定された課題をその場で書いてメールで教員に送るというスタイルで行う。したがって、読解力と同様、スマホかタブレット端末を持参すること。
【到達目標:自らの読解力、文章力を把握する】
事前学習
[2h]授業内容を振り返る。
事後学習
[2h]授業で紹介された読解力、文章力を向上させる取り組みのいずれかを実施する。

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
読解50%、文章50%で評価する。

内訳は
読解:期末試験100%
文章:期末試験100%
である。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポート評価結果を復習する
授業内およびPortalを通じて適宜フィードバックする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
2分で読解力ドリル
西隈俊哉
Gakken
9784053052728
参考文献・推薦図書
授業内にて指示する
研究室
多田
A317
佐滝
A318
オフィスアワー
●多田
S1:月2木3金昼、S2:火2木2金昼、F1:水昼水3金昼、F2:月2水2金昼
●佐滝
水曜昼休み〜3限
金曜昼休み

科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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