シラバス情報

授業科目名
社会科教育法IV
学年
4年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
阿部 信太郎
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1.社会科教育法Ⅰ、Ⅱ.Ⅲで学修した内容を踏まえて、社会科の意義、目標、内容、方法、評価についての専門的な知識を身に付け、適切に理解して活用することができる。
2.社会科の地理的分野、歴史的分野、公民的分野についての資質・能力をさらに深める。
3.模擬授業を通して授業の実践力をさらに高めて、教育実習において教材研究と授業を行えるようにする。
4.社会科における課題を探究する活動について、実際に行うことによって学ぶ。
5.社会科の特性に応じた情報通信技術の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
6.教員(社会人)として倫理と自律性,協調性を身に付け,ストレスコントロールをしながら適切にリーダーシップを発揮し,行動することができる。教育の現場において,正しく状況を把握し,課題を発見し,解決に努めることができる。
授業紹介動画  Webex ミーティングの録画: 社会科教育法Ⅳ 授業紹介-20220322 0320-1
パスワード: NdiPCmn7
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=fd3c80411d31f7ada55f5838f9bfa00f
授業の概要
① 科目名(英語名)  社会科教育法Ⅳ (Curriculum and Instructions of Social Studies 4)
② 授業形態  講義および演習
③ 内容  教育実習を具体的な目標として、そのための準備として教材研究、授業研究、情報機器の活用研究を行う。学習指導案の作成と模擬授業を中心に行う。PCは毎回持参し、教室の機器に接続できるようにしておくこと。模擬授業においては情報通信技術を効果的に活用する。

授業計画
1回
オリエンテーション:社会科の意義と目的の確認
到達目標  社会科学習指導要領の内容を理解し、社会科の意義や目的について説明できるようにする。

 

事前学習
 [2時間]シラバスをよく読み、本科目の内容と方針について確認する。学習指導要領と教科書を用意して、必要箇所を精読しておく。
事後学習
[2時間]授業での指示に従って本科目の学修に必要な準備をするとともに、中学校社会科の教科書の必要箇所を読んでおく。

2回
学習指導案の作成指導(個別指導。なるべく教育実習で行う内容で作成する) 
到達目標  社会科の学習指導案の作成方法を身に付ける。



事前学習
 [2時間]学習指導案を作成し持参する。
事後学習
[2時間]講義で指摘されたことに基づき、学習指導案を修正する。

3回
学習指導案の作成指導(個別指導。完成させる。次回発表)
到達目標  社会科の学習指導案の作成方法を身に付ける。
事前学習
[2時間] 学習指導案を作成して持参し、授業内容について構想し説明できるようにする。


事後学習
[2時間]講義で指摘されたことに基づき、学習指導案を修正する。

4回
学習指導案の発表と講評・添削
到達目標  学習指導案を発表し、自分の授業について説明できるようにする。
事前学習
[2時間] 学習指導案を作成して持参し発表できるようにする。発表のための諸準備を行う
事後学習
[2時間]講義で指摘されたことに基づき、学習指導案を修正する。

5回
模擬授業と講評・討議(地理的分野のグループ)
到達目標  実際に模擬授業を行うことによって、社会科の内容を理解するとともに授業の進め方を身に付ける。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。
事前学習
[2時間]模擬授業の準備をする。模擬授業において情報機器の活用をできるよう準備しておくこと。

事後学習
[2時間]講義で指摘されたことに基づき模擬授業を振り返り、学習指導案を修正する。

6回
第6回:模擬授業と講評・討議(歴史的分野・古代、中世、近世のグループ)
到達目標  模擬授業を繰り返し行うことによって、社会科の内容を理解するとともに授業の進め方を身に付ける。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。

事前学習
[2時間] 模擬授業の準備をする。模擬授業において情報機器の活用もできるよう準備しておくこと。


事後学習
[2時間] 講義で指摘されたことに基づき模擬授業を振り返り、学習指導案を修正する

7回目
模擬授業と講評・討議(歴史的分野・近現代のグループ)
到達目標  模擬授業を繰り返し行うことによって、社会科の内容を理解するとともに授業の進め方を身に付ける。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。

事前学習
[2時間] 模擬授業の準備をする。模擬授業において情報機器の活用もできるよう準備しておくこと。
事後学習
[2時間] 講義で指摘されたことに基づき模擬授業を振り返り、学習指導案を修正する。

8回
模擬授業と講評・討議(公民的分野・民主政治、憲法のグループ)
到達目標  模擬授業を繰り返し行うことによって、社会科の内容を理解するとともに授業の進め方を身に付ける。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。

事前学習
[2時間] 模擬授業の準備をする。模擬授業において情報機器の活用もできるよう準備しておくこと。


事後学習
[2時間] 講義で指摘されたことに基づき模擬授業を振り返り、学習指導案を修正する。

9回
模擬授業と講評・討議(公民的分野・経済のグループ)
到達目標  模擬授業を繰り返し行うことによって、社会科の内容を理解するとともに授業の進め方を身に付ける。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。

事前学習
[2時間] 模擬授業の準備をする。模擬授業において情報機器の活用もできるよう準備しておくこと。


事後学習
[2時間] 講義で指摘されたことに基づき模擬授業を振り返り、学習指導案を修正する。

10回
課題を探究する活動(1)意義と進め方、自分のテーマ設定
到達目標  課題を探究する活動を実際に行うことによって、その趣旨と進め方、指導方法について説明できるようにする。
事前学習
[2時間] 課題を探究する活動についての学習指導要領と教科書の該当箇所をよく読み討論に参加できるようにする。


事後学習
[2時間] 自分のテーマを設定する。

11回
課題を探究する活動(2)自分のテーマについての調査と発表準備
到達目標  課題を探究する活動を実際に行うことによって、その趣旨と進め方、指導方法について説明できるようにする。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。

事前学習
[2時間] 自分のテーマを設定し、内容について調べる。


事後学習
[2時間] 発表の準備をする。

12回
課題を探究する活動:自分のテーマについての発表と討論
到達目標  課題を探究する活動を実際に行うことによって、その趣旨と進め方、指導方法について説明できるようにする。授業内において情報通信技術を効果的に活用できる。

事前学習
[2時間] 発表ができるようレポートや資料を準備してくる。
事後学習
[2時間] 指摘されたところを修正して探究課題のレポートを完成させる。

13回
模擬授業のまとめ:模擬授業の学習指導案と授業の振り返り。
到達目標 模擬授業について振り返り、一度実施した模擬授業を改善して一部を再度、授業する。
事前学習
[2時間] 一度実施した模擬授業を改善して、その一部を授業できるよう準備する。 

事後学習
[2時間] 本科目で学んだことを振り返り、社会科教育について考察するレポートを作成する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への参加、取り組み、発表30%、学習指導案・模擬授業50%、レポート20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
模擬授業は授業内で実施し、 レポートなどは授業内で発表するので、原則その場でコメントする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編
文部科学省
東洋館出版社
978-4-491-03471-3
参考文献・推薦図書
中学校社会科教科書(教育実習先の教科書、または社会科教育法1,2,3で使用した教科書を用意)
参考文献・推薦図書/Reference works, recommended readings
月刊『社会科教育』(明治図書)関係の号(水田記念図書館で閲覧可能)
『新版 社会科教育事典』日本社会科教育学会編/ぎょうせい/2012年6月(阿部、分担執筆)
『公民教育事典』日本公民学会編/第一学習社/2009年6月(阿部 執筆分担)
研究室
F208研究室(東金)
1号棟3階教員質(紀尾井町)
オフィスアワー
東金キャンパス F棟F208
S1・S2・F1・F2:月曜日・水曜日昼休みと火曜日3限(火曜日は紀尾井町キャンパス1号棟3階教員室)
上記時間以外に相談のある場合は、メールをしてください。abes@jiu.ac.jp
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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