シラバス情報

授業科目名
金融論
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
神余 崇子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
金融とはお金を融通することであり、経済主体が相互に資金を調達し使用することによって円滑な経済活動を支える役目を担っている。金融という言葉に苦手意識を持つ人は多いが、世界的な金融危機から、為替や株価の変動といった全体的なことから、電子マネーやキャッシュレス決済といった消費活動から振り込め詐欺まで、我々の日々の生活に深く関係している。本講義はこれら金融に関する理論や専門用語などを理解し、経済事情の変化と未来について考える力を身につけることを目的とする。集中講義で実施する。日程は11月ころ発表されるので注意すること

授業の概要
最近の金融に関するニュースを例に挙げ、その歴史的背景から理論的枠組みを解説する。お金とは何か、またお金が経済に与える影響はどういったものなのか、そして民間や公的な金融機関・当局の働きと金融政策についての知識を習得する。集中講義ならではの時間をかけたグループワークや演習を実施する。
講義を聞くだけでなく、金融理解に必要な関数やエクセル機能を習得する演習や、グループワーク、および発表を通じて金融を学ぶ。株価の変動や世界的なインフレと円安、さらには暗号資産やフィンテック、異業種からの決済業務への参入など金融の未来を考えたい。
ノートPC必要

授業計画
1回
授業ガイダンス 金融とは何か
 到達目標:さまざまな金融に関するニュースを題材に現在の金融に対する知識を確認することができる
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

2回
貨幣と金利
到達目標:お金とは何かについて考え、諸説踏まえて客観的意見を回答できるようになる
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

3回
金融市場1)金利と資金循環
 到達目標:各種金融市場、金利の種類と変動要因、資金循環統計の見方を理解する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する


4回
金融市場2)金融の担い手
 到達目標:金融機関の果たす役割(各種業務)についてと変化しつつある決済業務について、理解する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

5回
金融市場3)IT革命とフィンテック
 到達目標:金融市場の主な規制緩和からITの発展が金融に与えた影響を理解する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

6回
金融市場4)グループワーク(未来の金融)
 到達目標:新しい金融の担い手についてグループで調べ、未来の金融について課題を発表する
 貧困対策・環境対策・金融の民主化・暗号資産・海外送金システムなど
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕グループ課題を提出する

7回目
グループ発表
 到達目標:グループで討議した内容を発表する。
事前学習
〔2h〕グループ発表準備
事後学習
〔2h〕他グループ発表へのフィードバック

8回
金融政策
 到達目標:中央銀行の役割と金融政策について理解する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

9回
金融倫理
 到達目標:過去の金融事件や企業倫理について考える
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する


10回
国際金融
 到達目標:戦後の国際金融秩序の歴史経緯と課題について理解する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

11回
為替レート
 到達目標:外国為替市場、為替の変動要因について理解する 為替ゲームを実施する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

12回
株式市場
 到達目標:株式市場の仕組みと役割について理解する
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

13回
個人の資産運用と金融経済教育
 到達目標:個人の資産運用における日米欧の違いを理解し、日本の課題について考える
事前学習
〔2h〕事前配布資料を読み理解する。
事後学習
〔2h〕JIUポータルの小テストを行い、復習する

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への取り組み、小テスト提出状況とその内容(20%) 
グループ発表(30%) 
まとめレポート(50%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題に対するフィードバックは授業内に全体に対して行う
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
『金融入門』第3版 日本経済新聞社編(日本経済新聞社 2020年 950円)
研究室
東金キャンパス 研究室 F310
オフィスアワー
S1 木2金2
S2 木2金2
F1 木2金2
F2 火・木 昼休み、金2

OH用のJIUメールアドレスは授業ポータル内で提示するので確認すること
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ