教員名 : 森藤 武
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授業科目名
リハビリテーション科学
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
森藤 武
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
リハビリテーションの概要について理解できる。
リハビリテーションの対象となる代表的な障害・疾患の基本的な評価、治療について理解できる。 リハビリテーションの対象となる代表的な障害・疾患において、理学療法を実施する際に必要な医学的情報を整理できる。 リハビリテーションの対象となる代表的な障害・疾患において、心身機能や身体構造、活動、社会参加、背景因子などを整理できる。 授業の概要
英語科目名: Rehabilitation Sciences
授業形態:講義 内容: リハビリテーションの理念・概念を理解するとともに、リハビリテーションに係る障害の評価と治療を学ぶ。種々のリハビリテーション対象疾患の医学的情報について理解するとともに、必要な情報の整理、心身機能や身体構造、活動、社会参加、背景因子などに整理する術を学ぶ。さらにリスク管理やリハビリテーションチームとしてのアプローチなど各種専門家の役割についても言及する。 授業計画
1回
リハビリテーション医学・医療の概念、障がい、チーム医療、高齢者の身体的特徴
到達目標:リハビリテーションの語源・歴史・定義、障がい者復権、ノーマライゼーション、自立生活運動、ADL(日常生活動作)とIADL (手段的日常生活動作)、障がいの概要・種類・定義、国際障害分類(ICIDH)と国際生活機能分類(ICF)、リハビリテーションチーム、高齢者の身体的特徴や機能低下について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP22—37、P343—345を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、リハビリテーション医学・医療の概念、障害の階層構造、リハビリテーションに関与する専門家の役割、高齢者の身体機能などについて理解を深める。 2回
リハビリテーション分野における基本的な運動療法について
到達目標:筋力とは何か、筋の収縮の様式・筋力トレーニングの原則、基本的な筋力増強練習の概要について説明できる。また、関節可動域制限の種類・原因や基本的は関節可動域練習の概要について説明できる。さらに、基本的な有酸素運動、協調性運動の概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP42—52を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、筋力増強運動、関節可動域練習、有酸素運動、協調性練習などの運動療法の基礎について理解を深める。 3回
リスク管理と廃用症候群について
到達目標:急性期から回復期のリハビリテーション治療における主なリスク、リハビリテーション治療の中止基準、加齢による器官・組織への影響、廃用症候群により引き起こされる身体への影響について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP93—100を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、リハビリテーション治療における主なリスクとその管理、運動療法の中止基準、廃用症候群の病態や身体への影響について理解を深める。 4回
リハビリテーション分野における運動障害について
到達目標:運動麻痺が生じる原因とその病態の特性・筋力低下・関節可動域制限・運動失調とその種類について説明できる。また、運動麻痺の代表的な評価方法について説明できる。さらに、理想的な立位姿勢と代表的な姿勢障害について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP130—138を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、運動麻痺、筋力低下、関節可動域制限、運動失調、姿勢・歩行障害の原因、症状、評価について理解を深める。 5回
高次脳機能障害・言語機能障害・意識障害について
到達目標:各々の高次脳機能障害、失語症、構音障害について説明できる。また、意識と意識をもたらす部位、意識障害をきたす疾患と病態、評価法について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP149—158、166—170、180—182を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、高次脳機能障害および言語機能障害の症状、関連する脳部位、評価や治療内容について理解を深める。 6回
脳血管障害のリハビリテーションについて
到達目標:脳血管障害の分類、特徴、治療の概要について説明できる。また、脳血管障害後の片麻痺患者のリハビリテーションの概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP184—198を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、脳血管障害の分類、特徴、医学的情報の評価、治療、リハビリテーションについて理解を深める。 7回目
神経・筋疾患のリハビリテーションについて
到達目標:パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、ギランバレー症候群の病態・治療・リハビリテーションの概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP232—243を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、代表的な神経・筋疾患の病態、医学的情報の評価、治療、リハビリテーションについて理解を深める。 8回
骨関節疾患のリハビリテーションについて
到達目標:高齢者の4大骨折、変形性膝関節症、変形性股関節症、腰部椎間板ヘルニアの病態・治療・リハビリテーションの概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP244—261を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、学習した骨関節疾患の病態、医学的情報の評価、治療、リハビリテーションについて理解を深める。 9回
内部障害のリハビリテーションについて
到達目標:呼吸器・循環器の基礎的知識を深める。また、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、呼吸器疾患(閉塞性肺疾患・拘束性肺疾患)、糖尿病の病態、特徴、リハビリテーションの概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP262—287、P381—P385を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、循環器・呼吸器、糖尿病の疾患の病態、医学的情報の評価、治療、リハビリテーションについて理解を深める。 10回
スポーツ疾患のリハビリテーションについて
到達目標:アスリートのリハビリテーションへのPTの関わりについて理解する。代表的なスポーツ障害のリハビリテーション病態、特徴、リハビリテーションの概要について理解する。さらに、スポーツ外傷の応急処置について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
テキストのP310—317を通読し、理解が難しい用語を調べておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、代表的なスポーツ疾患の病態、医学的情報の評価、治療、リハビリテーション、アスリートリハビリテーションへのPTの関わりについて理解を深める。 11回
脳血管障害のリハビリテーションにおける情報収集、評価の理解および障害構造の整理について
到達目標:脳血管障害のリハビリテーションにおける情報収集、評価、ICFの捉え方について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
第5、6回の講義内容について復習し、脳血管障害のリハビリテーションにおいて必要な情報および障害構造を整理しておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、講義で得た知見を踏まえて、脳血管障害のリハビリテーションにおいて必要な情報および障害構造について整理する。また、重度麻痺患者の場合、どのような障害構造になるかを想起する。 12回
大腿骨頸部骨折のリハビリテーションにおける情報収集、評価の理解および障害構造の整理について
到達目標:大腿骨頸部骨折のリハビリテーションにおける情報収集、評価、ICFの捉え方について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
大腿骨頸部骨折のリハビリテーションの概要について復習し、大腿骨頸部骨折のリハビリテーションにおいて必要な情報および障害構造を整理しておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、講義で得た知見を踏まえて、骨関節疾患のリハビリテーションにおいて必要な情報および障害構造について整理する。また、変形性膝関節症などの場合、どのような障害構造になるかを想起する。 13回
前十字靭帯損傷のリハビリテーションにおける情報収集、評価および障害構造の整理について
到達目標:前十字靭帯損傷のリハビリテーションにおける情報収集、評価、ICFの捉え方について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕
前十字靭帯損傷のリハビリテーションについて復習し、骨関節疾患のリハビリテーションにおいて必要な情報および障害構造を整理しておく。 事後学習
〔事後学習:2h〕
配布資料を参照し、講義で得た知見を踏まえて、骨関節疾患のリハビリテーションにおいて必要な情報および障害構造について整理できるようにしておく。 14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
小テスト、期末試験を実施する。また、評価配分は下記の通りおこなう。
小テスト:30% 期末試験:70% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
小テストに対するフィードバックについて:授業の始めに解説する。
期末試験に対するフィードバックについて:個々の質問に対して随時回答する。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
PT・OTビジュアルテキスト 専門基礎 リハビリテーション医学 第1版
安保雅博
羊土社
978-4-7581-0231-5
なし
参考文献・推薦図書
授業にて指示
研究室
東金キャンパス A棟 A518研究室
オフィスアワー
S1:月曜日3限、金曜日2限
S2:月曜日1限、火曜日3限 F1:月曜日3限、火曜日2限 F2:月曜日1限、火曜日2限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
なし
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