シラバス情報

授業科目名
スポーツ社会学
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大塚 正美
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 人は、あらゆる時代にスポーツを行ってきた。現在、我々が慣れ親しんでいる多くのスポーツの原型は、19世紀末イギリスを中心にヨーロッパから世界中に伝えられたものであるが、社会環境の変化にともない、スポーツが社会に果たす役割や意味は変化してきている。
本授業では、スポーツとは何か、あるいはスポーツの歴史を理解した上で、現代社会におけるスポーツの考え方や問題点を明らかにし、各々の問題点について自らの意見を論理的に説明できることを目標とする。

授業紹介動画URL:https://jiu.webex.com/webappng/sites/jiu/recording/554af395863d103ab739005056813f7d/playback
パスワード:PpTuKxA4
授業の概要
 授業形態は主に講義形式となるが、適宜、課題に対するグループワークや発表機会を設ける。また、毎回の授業で確認テストを実施し、その授業回の重要な事項や各人の理解度を把握する。  
現代スポーツの話題として、スポーツマンシップ、ドーピング、スポーツ指導のあり方、障がい者とスポーツなどを取り上げる予定である。
(授業回数:13回)

授業計画
1回
スポーツとは1
 スポーツの概念とその発展の歴史
到達目標:スポーツの概念や近代スポーツの特徴について説明できる。
事前学習
[2h] 「Sport」の概念、「近代スポーツ」の特徴について調べておくこと。 
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、スポーツの概念について理解を深めること。

2回
スポーツとは2
 現代スポーツの意義・価値、スポーツ権、社会環境の変化とスポーツを取り巻く環境
到達目標:現代スポーツの特徴・価値やスポーツ権、スポーツ基本法について説明できる。
事前学習
[2h] スポーツの国際化、政治化、経済化について調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、現代スポーツの考え方やスポーツを取り巻く環境について理解を深めること。

3回
文化としてのスポーツ1
 文化としてのスポーツとその指導、スポーツの文化性
到達目標:文化としてスポーツの捉え方について説明できる。
事前学習
[2h] スポーツ文化について調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、スポーツ文化について理解を深めること。

4回
文化としてのスポーツ2
 フェアプレーとスポーツマンシップ、アンチ・ドーピング活動と薬物問題
到達目標:フェアプレーやスポーツマンシップの重要性について説明できる。
事前学習
[2h] スポーツマンシップの内容について調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、スポーツマンシップについて理解を深めること。

5回
現代におけるスポーツ指導1
 現代スポーツにおいて求められるスポーツ指導者・コーチとは
到達目標:現代に求められるスポーツ指導者・コーチの資質・能力について説明できる。
事前学習
[2h] 自身が理想とするスポーツ指導者・コーチとは何かをまとめておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、求められるスポーツ指導者について理解を深めること。

6回
現代におけるスポーツ指導2
 スポーツ指導者の心構え・視点
到達目標:Players First という考え方について説明できる。
事前学習
[2h] 「Players First」「コーチング」について調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、スポーツ指導者の心構えについて理解を深めること。

7回目
現代におけるスポーツ指導3
 日本における競技スポーツを取り巻く環境と競技者育成プログラムの理念
 世界の舞台をめざすアスリートの発掘・育成の重要性と指導者の役割
到達目標:指導者育成プログラムの考え方について説明できる。
事前学習
[2h] JOCの一貫指導システムについて調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、競技者育成プログラムについて理解を深めること。

8回
現代におけるスポーツ指導4
 スポーツと人権、スポーツのインテグリティ(真摯、誠実、暴力、ハラスメント等)、スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
到達目標:スポーツにおけるインテグリティについて説明できる。
事前学習
[2h] 体罰および懲戒権について調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、スポーツと人権について理解を深めること。

9回
現代におけるスポーツ指導5
 課題に対するグループワークおよび発表
到達目標:課題についてグループで意見をまとめることができる。
事前学習
[2h] 「現代におけるスポーツ指導」をまとめること。
事後学習
[2h] 他グループの発表を参考に、自身の発表内容を振り返ること。

10回
科学的エビデンスに基づく「スポーツの価値」の普及の在り方
到達目標:スポーツの歴史的背景を踏まえてスポーツの現状を把握し、「スポーツの価値」を検討するための科学的エビデンスを多方面から収集し、スポーツの今日的意義と科学的エビデンスの果たす役割を理解する。
事前学習
[2h] 科学的知見によるスポーツの変革について調べておくこと。
事後学習
[2h] 今後のスポーツの拡がりと課題について理解を深めること。

11回
現場・環境に応じたコーチング
到達目標:コーチングスキルの基本的は、「質問」いかに相手の思考を活発させるかを考える。「傾聴」し共感的に聞く「承認」肯定的に認めることを確認する。
事前学習
[2h] スポーツのインテグリティについて調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、スポーツのインテグリティについて理解を深めること。

12回
現代スポーツ事情1
 障がい者スポーツに関する諸施策
到達目標:わが国の障がい者福祉施策(障がい者手帳を含む)および障がい者スポーツに関する施策(スポーツ基本法やスポーツ基本計画)について説明できる。
事前学習
[2h] 障がい者福祉施策および障がい者スポーツについて調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、障がい者スポーツに関する施策について理解を深めること。

13回
現代スポーツ事情2
 障がい者スポーツ推進の取り組み
到達目標:地域の障がい者スポーツ振興について理解するとともに、障がい者スポーツ指導者制度の概要について説明できる。
事前学習
[2h] 障がい者スポーツに関して、地域で行われている教室や大会等について調べておくこと。
事後学習
[2h] 配布資料等を読み、障がい者スポーツ指導者制度について理解を深めること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
試験:50%
小テスト(毎週の確認テスト)および課題:40%
授業中の取り組み・発言:10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
解説コメントを配布、または授業内に解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜プリントを配布する。
参考文献・推薦図書
『リファレンスブック』(公財)日本スポーツ協会((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,400円)
『公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目1』(公財)日本スポーツ協会((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,000円)
『公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目2』(公財)日本スポーツ協会((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,000円)
『障がいのある人のスポーツ指導教本(初級・中級) — 2020年改訂カリキュラム対応 —』
『障害者スポーツ指導教本(初級・中級)』(公財)日本パラスポーツ協会編((公財)日本パラスポーツ協会/2020年/2,500円)
研究室
東金キャンパス F棟3階 F315
オフィスアワー
火曜日と木曜日の3限
科目ナンバリング
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