シラバス情報

授業科目名
日本語学概論A
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
萩原 幸司
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
多文化に開かれた日本語教育を省察する。また、日本語教育とは、日本語教師とは何かを考えるところから出発し、教授法及び教材を知り、授業の実践から評価までを考えていく。
授業の概要
この授業では、前半で「日本語教師」という仕事を正面から問う書を共に読み、長く日本語学校で日本語教育を実践してきた著者の考えを受け止めた上で、それに対する自分の見解を確立する。また、同書で論じられている学習観及びそれに基づく授業の実践例を分析した上で、自分が実践する場合はどうするかを見出す。後半では、教授法に対する自己の見解を確立する。また、教授法を応用して新たな授業計画を提案できるようにする。授業はゼミ方式で進め、参加者同士が報告し合い、議論し合って各自の見解を確立していく。

授業計画
1回
授業のガイダンス
日本語教師とはなんだろう、学びの契機としての「対話」と他者へのリスペクト
到達目標:授業の到達目標が理解できる、日本語教師とは何か、学びの契機としての「対話」と他者へのリスペクトとは何かが理解できる
事前学習
[2h]テキスト「1 日本語教師とはなんだろう」、「2 学びの契機としての「対話」と他者へのリスペクト」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

2回
多文化共生とはどういうことか、異文化を受け入れるために
到達目標:多文化共生とはどういうことか、異文化を受け入れるために何が必要かが理解できる
事前学習
[2h]テキスト「3 多文化共生とはどういうことか」、「4 異文化を受け入れるために」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

3回
母語の獲得から学ぶこと、日本語を教えるには何が必要だろう?
到達目標:母語の獲得から学ぶことは何か、日本語を教えるには何が必要かが理解できる
事前学習
[2h]テキスト「5 母語の獲得から学ぶこと」、「6 日本語を教えるには何が必要だろう?」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

4回
Good Language Learnerに育てるために、学ぶ意欲を育むために
到達目標:Good Language Learnerに育てるために何が必要か、学ぶ意欲を育むために何が必要かが理解できる
事前学習
[2h]テキスト「7 Good Language Learnerに育てるために」、「8 学ぶ意欲を育むために」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

5回
効果的な学習方法、コミュニケーション力をつける授業の実践例
到達目標:効果的な学習方法とは何か、コミュニケーション力を付ける授業はどのように実践できるかが理解できる
事前学習
[2h]テキスト「9 効果的な学習方法」、「10 コミュニケーション力をつける授業の実践例」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

6回
ひらかれた日本語のために——「やさしい日本語」という考え方、よい日本語教師になるために
到達目標:「やさしい日本語」とは何か、良い日本語教師になるために何が必要かが理解できる
事前学習
[2h]テキスト「11 ひらかれた日本語のために——「やさしい日本語」という考え方」、「12 よい日本語教師になるために」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

7回目
これまでの復習
到達目標:理解を深める
事前学習
[2h]これまで学んだ内容を復習しておくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

8回
日本語教育とは、日本語教師とは何かを考えよう、日本語の知識と実践への生かし方を考えよう
到達目標:日本語教育とは、日本語教師とは何かが理解できる、日本語の知識と実践への生かし方が理解できる
事前学習
[2h]テキスト「第1章 日本語教育とは、日本語教師とは何かを考えよう」、「第2章 日本語の知識と実践への生かし方を考えよう」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

9回
教授法の変遷と日本語教育の教材を知ろう
到達目標:教授法の変遷と日本語教育の教材が理解できる
事前学習
[2h]テキスト「第3章 教授法の変遷と日本語教育の教材を知ろう」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

10回
初級の教え方を考えよう
到達目標:初級の教え方が理解できる
事前学習
[2h]テキスト「第4章 初級の教え方を考えよう 「導入」から「基本演習」へ」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

11回
初級の教え方を考えよう、初級から中級の教え方を考えよう
到達目標:初級の教え方、初級から中級の教え方が理解できる
事前学習
[2h]テキスト「第5章 初級の教え方を考えよう 「状況練習」から「統合的な練習」へ」、「第6章 初級から中級の教え方を考えよう」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

12回
中級から上級、レベル別の教え方を考えよう、技能別の教え方を考えよう
到達目標:中級から上級、レベル別の教え方、技能別の教え方が理解できる
事前学習
[2h]テキスト「第7章 中級から上級、レベル別の教え方を考えよう」、「第8章 技能別の教え方を考えよう」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

13回
テストの目的と作り方を考えよう、評価の全体像を考えよう
到達目標:テストの目的と作り方、評価の全体像が理解できる
事前学習
[2h]テキスト「第9章 テストの目的と作り方を考えよう」、「第10章 評価の全体像を考えよう」を読んでおくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

14回
自分の研究テーマと研究方法について発表する
事前学習
[2h]自分の研究テーマと研究方法について発表する準備をしておくこと。
事後学習
[2h]テキストと参考資料等を用いて復習し、理解を深めること。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分は以下の通りとする。
○授業への取り組み:50%
○課題と発表:50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題は評価し、解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『「日本語教師」という仕事 多文化と対話する「ことば」を育む』
倉八順子
明石書店
9784750351988
第1回から第7回までで読む。。
『日本語を教えるための教授法入門』
深澤のぞみ・本田弘之(編著), 飯野令子・笹原幸子・松田真希子(著)
くろしお出版
978-4-87424-882-9
第8回から第14回までで読む。
参考文献・推薦図書
教室で提示する。
研究室
東金キャンパス・H棟・H507
オフィスアワー
S1:月曜日4時限・水曜日2時限、S2:火曜日4時限・金曜日3時限
科目ナンバリング
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