教員名 : 増子 勝義
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授業科目名
社会福祉原論
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
増子 勝義
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本講義の目的は、援助職に就くための社会福祉の思考・態度・価値形成であり、もう一つは、近年の「福祉社会」動向の把握とともに21世紀の福祉のあり方の深く、多角的な分析・理解である。
とはいえ、両者はいわば思考と実践であるから、密接に結びついている。したがって、本講義では、まず専門としての援助職の人間観、死生観、社会観、福祉観を福祉文化の視点からとらえ、理解していくとともに日本という独特の保健医療福祉システムのなかでこの「援助マインド」をどう生かして専門に結び付けていくのかまでを視野にいれて学ぶことを目的とする。 授業の概要
21世紀の福祉社会を生き抜くためばかりでなく、援助職にあるものにとって不可欠な人間観、死生観、社会観、福祉観が身につくように福祉社会のありようを深くとらえる視点から、福祉社会の思想、視点と枠組みおよびその発展について学んでいく。
テーマを絞り込み、各回で完結し、しかも基本用語が身につくような集約的な内容となるため、教科書の指定部分および課題の[事前・事後]学習を徹底されたい。 授業計画
1回
・本授業は、すべて対面で実施します。
コミュニケーションと共感(1)はじめに「挨拶」の意味、コミュニケーション原論、コミュニケーションの5段階 到達目標:コミュニケーションの始まりは対面だったことを念頭にコミュニケーションの5段階を理解する。 事前学習
[2h]はじめに教科書を手にし、どんな内容の授業になるかをみておく。それから、Chapter4を読み、知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h]Chapter4を再度精読し、理解を深める。
2回
コミュニケーションと共感(2)コミュニケーションの7つの要素、3つの能力
到達目標:対面的コミュニケーションの本質を理解する。 事前学習
[2h]教科書Chapter4およびPP103-104を精読する。
事後学習
[2h] コミュニケーションの7つの要素、5つの段階、3つの能力(コミュニケーションの七五三)を記憶する。
3回
社会福祉の学び方または研究方法、福祉とは? 福祉と文化、社会福祉
[到達目標]研究法一般と社会福祉に特化される研究法を区別したい。社会福祉とは、ゲスト(対象者)の自立を図るものであるということを理解する。 事前学習
[2h]教科書Chapter1を読み、 福祉と社会福祉との意味の違いを予習するとともに、対人援助職はどういうものかを事前に調べておく。
事後学習
[2h]教科書Chapter1を再度精読し、もっとも広い意味の社会福祉の概念を理解する。
4回
援助者の価値形成(1)援助者の価値観、傾聴力を視野にいれたあり方スピリチュアルケア
到達目標:ゲストとともにどうあるのかは援助者の価値観によって違ってくるため、価値観の自己覚知を目指す。 事前学習
[2h]教科書PP23-31を読み、知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h]教科書PP23-31を再度精読し、理解を深める。
5回
ノーマライゼーションとソーシャル・インクルージョン(1)障がい児・者との出会い
到達目標:ダウン症候群とノーマライゼーションの原理を理解する。 事前学習
[2h]教科書Chapter5を読み、知らない用語を事前に調べておく
事後学習
[2h]教科書Chapter5を再度精読し、ノーマライゼーションの7つの原理を記憶する。
6回
ノーマライゼーションとソーシャル・インクルージョン(2)
発達障がい児支援グループ、ホットジェネレーション 到達目標:発達障害児支援グループの事例からソーシャルインクルージョンを理解する。 事前学習
[2h]教科書PP58-62を読み、知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書PP58-62を再度精読し、ソーシャルインクルージョンについて理解を深める。
7回目
高齢社会と介護文化(1) 高齢社会の実像、ケアの本質
到達目標:高齢社会の実像、高齢者ケアの本質、意義を理解する。 事前学習
[2h]教科書PP63-67を読み、。知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書PP63-67を再度精読し、「なぜ老人をケアするのか?」ついて自分なりの解を得る。
8回
高齢社会と介護文化(2) デンマークの高齢者福祉
到達目標:デンマークの高齢者福祉の歴史と現状について理解する。 事前学習
[2h] 教科書PP67-70を読み、知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書PP67-70を再度精読し、北欧の社会民主主義による福祉国家づくりの一端に触れる。
9回
高齢社会と介護文化(2) スウェーデンのの高齢者福祉(一部DVD)
到達目標:スウェーデンの高齢者福祉の歴史と国際社会への影響を知る。 事前学習
[2h]教科書PP70-79を読み、。知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書PP70-79を再度精読し、スウェーデンの高齢者福祉について理解を深める。
10回
クオリティオブライフと福祉文化の概念ー医療と福祉のQOL
到達目標:分野ごとのQOLの意味内容を詳しく理解する。 事前学習
[2h]教科書Chapter4を読み、。知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書Chapter4を再度精読し、理解を深める。
11回
ターミナルケアと緩和ケア
到達目標:ターミナルケアと緩和ケアのなかのメンタルケアを理解する。 事前学習
[2h]教科書Chapter9PP78-82およびPP108-113を読み、知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書Chapter9を再度精読し、理解を深める。
12回
家族と看取りの文化 グリーフワークとグリーフケア
到達目標:グリーフケアについて詳しく理解する 事前学習
[2h]教科書Chapter9を読み、知らない用語を事前に調べておく
事後学習
[2h] 教科書Chapter9を再度精読し、理解を深める。
13回
ソーシャルワークの比較文化論−援助の本質、援助者の価値形成、行動様式 福祉・医療従事者の態度など
到達目標:ソーシャルワークを理解する。援助職としての態度形成まで到達したい。 事前学習
[2h]教科書Chapter8および教科書PP32-35,102-107,「おわりに」を読み、知らない用語を事前に調べておく。
事後学習
[2h] 教科書Chapter8を再度精読し、ソーシャルワークについて理解を深めるとともに、教科書PP32-35,102-107,「おわりに」を再度精読し、内容理解を深める。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
評価配分は以下の通りとします。
〇期末試験あるいは期末レポート:60% 〇毎回の授業課題:40% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題やレポートについてのフィードバックは、適宜授業時またはJIU ポータル にて行います。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『福祉文化の協奏』
増子勝義
北樹出版
978-4-7793-0529-0
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参考文献・推薦図書
『福祉文化の研究』増子勝義(北樹出版/2000/1900円+税)
『福祉文化の創造』増子勝義(北樹出版/2006/1400円+税) 研究室
東金キャンパス・A棟・A511
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