教員名 : 神明 朱美
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授業科目名
感染看護
学年
3年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
鈴木 明子、神明 朱美
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1.病原微生物によって惹起される感染症のメカニズムを説明できる。
2.病院・施設における感染制御の基本として、個人レベルでの科学的根拠に基づく対策を修得し、集団レベルでの感染防止システムの構築および組織的方略について説明できる。 3.感染症対策の法的側面について学び、新興感染症が現れたとき、医療職の一員として、未知の感染症に備えるためにも感染制御について理解できる。 授業の概要
①感染看護:Infection Control Nursing
②講義/演習:対面授業 ③内容 本授業は、主に講義形式で、感染対策の基本、病院施設における医療関連感染対策、地域における感染対策、さらには国際的な感染対策について、基礎から実践での応用まで広く網羅する。 また、演習で感染対策の実践も経験することで、根拠をもとにした感染対策について深く理解することを可能にする。受講者は、授業を通して論理的思考を鍛えつつ、看護職者に求められる感染制御の役割と責務を学ぶ。 また、国際的に活躍する看護職者を目指している学生も多いことから、第一線で活躍する感染対策の専門家による特別講義を計画している。これは大変貴重な機会であり、将来必ず役に立つと考える。 なお、受講にあたり、感染源となる微生物に関する知識は重要であるため、微生物学に関して繰り返し学ぶ機会を設ける。 授業計画
1回
オリエンテーション、感染症総論と感染対策の基本(神明)
到達目標:感染の成立と発症までの過程と感染対策について説明できる。 Keywords: 感染症、潜伏期、内因感染外因感染、菌交代症、日和見感染症 標準予防策、感染経路別予防策 事前学習
keywordsについて調べ内容をまとめる。
事後学習
小テストの復習をする。
2回
尿路感染症、消毒と滅菌(神明)
到達目標:尿路感染症について説明できる。 消毒と滅菌について説明できる。 Keywords: 尿道炎、膀胱炎、消毒薬、滅菌法、微生物抗菌スペクトル、 事前学習
keywordsについて調べ内容をまとめる。
事後学習
小テストの復習をする。
3回
性感染症と母子感染、高齢者の感染症、敗血症、真菌感染症、寄生虫(神明)
到達目標:特徴と起因微生物、治療と感染対策について説明できる。 Keywords: 性器クラミジア感染症、梅毒、HPV、インフルエンザ、ノロウイルス、疥癬 事前学習
keywordsについて調べ内容をまとめる。
事後学習
小テストの復習をする。
4回
特別講義「病院・施設で使える看護学生のための感染対策」(神明)
ゲストティーチャー:千葉大学医学部附属病院 感染制御部 感染管理認定看護師 漆原 節様 Keywords: 院内対策、ICN・ICT、サーベイランス、COVID-19、 到達目標:病院・施設の感染対策について説明できる。 事前学習
keywordsについて調べ内容をまとめる。
事後学習
小テストの復習をする。
5回
人獣共通感染症、新興・再興感染症、感染対策総論(神明)
到達目標:人獣共通感染症、新興・再興感染症と感染症法について説明できる。 Keywords: デング熱、黄熱、日本脳炎、SARS、MERS、COVID-19 感染症法(1〜5類感染症) 事前学習
keywordsについて調べ内容をまとめる。
事後学習
小テストの復習をする。
6回
【演習】手術時手洗いの細菌学的評価 (神明、鈴木)
N95マスクの装着方法 手指の高頻度皮膚接触表面の汚染度調査 到達目標:手術時手洗いについて実践できる。 N95マスクの装着方法と確認の仕方を説明できる。 高頻度皮膚接触表面の汚染度状況について理解できる。 Keywords: 手術時手洗い、固定培地での培養、N95マスク、ユーザーシールテスト、フィットテスト、ATP、ADP、AMPを測定 事前学習
keywordsについて調べ内容をまとめる。
事後学習
結果をレポートにまとめる。
7回目
・ 演習の結果観察
・ 試験 事前学習
事後学習
8回
事前学習
事後学習
9回
事前学習
事後学習
10回
事前学習
事後学習
11回
事前学習
事後学習
12回
事前学習
事後学習
13回
事前学習
事後学習
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
期末に試験を実施し、単位認定は正答率60%以上(持ち込み不可)を合格とする。また、成績評価の割合は定期試験80%、提出物10%、小テスト10%
追再試験では正答率60%以上(持ち込み不可)を合格とする。 また、成績評価の割合は定期試験80%、提出物10%、小テスト10% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、またはポータルに掲載します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
看護テキストNICE 微生物・感染症学
中野賢史
南江堂
978-4524237982
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参考文献・推薦図書
『日常業務とICTラウンドに活かせる 千葉大学病院 病院感染予防対策パーフェクトマニュアル改訂第2版』猪狩英俊(診断と治療社/2020/2800円+税)
『2020年度 消毒と滅菌のガイドライン』大久保憲, 尾家重治, 金光敬二(へるす出版/2020/4300円+税) 授業中に適宜指示する。 研究室
神明朱美: (shimmei@jiu.ac.jp) H410
鈴木明子:(asuzuki@jiu.ac.jp) H206 オフィスアワー
神明朱美:水曜4限、金曜3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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