シラバス情報

授業科目名
薬学実践グローバル研修
学年
4年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
森 健二、新倉 雄一、合志 雅美、田嶋 公人
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語、英語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 海外の薬学にかかわる幅広い領域(科学、実務など)に興味を持ち、日本の薬学の特徴を俯瞰的にとらえることで、薬学、薬剤師の在り方について考えることができる。また、世界語・英語を活用して自分とは異なる背景・国籍をもった人ともコミュニケーションが図ることができる素養を身につける。

 薬学実践グローバル研修は、海外協定校との国際共同教育研究により本学部生がチュラロンコン大学薬学部(タイ)、もしくは、シラパコーン大学薬学部(タイ)等において短期交換留学生となり、現地の大学や医療施設において薬学・薬剤師の役割を体験し学ぶプログラムである。あなたは本学で薬学を4~5年間学び、「地域住民の健康を支える力」や「療養患者に希望を与える力」を身につけるために研鑽を積んできたと思われる。しかし、世界の薬学・薬剤師は日本と同じく患者中心主義を土台としつつも、もう一歩先を進んでいる。そのため、海外志向があり薬学生として世界の先駆的取組を学べる達成感を掴んで欲しい。

 タイの薬学教育は米国に倣った臨床教育を実践している。英語が母国語となる北米地域への交換留学に比べ語学の障壁は多少下がると考えられるが、それでも当該交換留学生はTOEIC 500 以上の英語力と日本との結びつきが強いタイ等への興味関心を持っていることが望ましい。薬学の世界的潮流を体験することで今後国際社会での自分の役割について見出すことを期待している。

【関連するDP】1
【関連するSGDs】3, 17
授業の概要
【独自科目】
① 選択科目
② 科目名(英語名):Advanced Global Community and Pharmacist Program
③ コアカリキュラム:薬学準備教育ガイドラインB 薬学と社会
④ 授業形態:実習
⑤ 授業の概要:短期海外留学・国際薬学研修などのアドバンスト学習により、異文化交流の重要性、海外と我が国との相同・相違なところ見出し、我が国の医療薬学分野がより良い方向に進めるために求められる課題の発見力、表現力などを身につけ、国際社会で活躍する社会人に必要な国際感覚を養うことを目的とする。

全回共通のコアカリキュラム
・科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800 )
・自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。 (H04100 )
・科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200 )

授業計画
1回
海外交換留学 —概要、志願理由、入国手続きの準備ー (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 世界の薬剤師業務の現状と目指している方向性を理解する。(J01583*)
2. 諸外国の大学での薬学教育の現状と問題点を調査する。(J01585*)
3. 医療過疎地域や人々に対する薬剤師の役割について、世界的視点で考察し、意見を述べることができる。(J01582*)

 海外協定校への交換留学に向けて、1人ひとり何を学びたい留学目的を明確に持つことができる。そして、海外での長期滞在に必要となるビザ申請と留学先に送る英文履歴書の書き方も習得する。また、現地で使用されている言語、文化、および、習慣・マナーなどにも触れ、住み慣れた日本と大きく異なる文化・社会でも謙虚に学び続けられる土台を築き、国際的な視点で薬学と薬剤師の役割を捉えられる力を育む。
事前学習
留学先情報や配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

2回
海外交換留学 —ビザ申請書類の準備と大使館への書類提出ー (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 世界の薬剤師業務の現状と目指している方向性を理解する。(J01583*)
2. 諸外国の大学での薬学教育の現状と問題点を調査する。(J01585*)
3. 医療過疎地域や人々に対する薬剤師の役割について、世界的視点で考察し、意見を述べることができる。(J01582*)

 海外協定校への交換留学に向けて、1人ひとり何を学びたい留学目的を明確に持つことができる。そして、海外での長期滞在に必要となるビザ申請と留学先に送る英文履歴書の書き方も習得する。また、現地で使用されている言語、文化、および、習慣・マナーなどにも触れ、住み慣れた日本と大きく異なる文化・社会でも謙虚に学び続けられる土台を築き、国際的な視点で薬学と薬剤師の役割を捉えられる力を育む。
事前学習
留学先情報や配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

3回
海外交換留学 —英文履歴書の作成と留学先へ送信— (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 世界の薬剤師業務の現状と目指している方向性を理解する。(J01583*)
2. 諸外国の大学での薬学教育の現状と問題点を調査する。(J01585*)
3. 医療過疎地域や人々に対する薬剤師の役割について、世界的視点で考察し、意見を述べることができる。(J01582*)

 海外協定校への交換留学に向けて、1人ひとり何を学びたい留学目的を明確に持つことができる。そして、海外での長期滞在に必要となるビザ申請と留学先に送る英文履歴書の書き方も習得する。また、現地で使用されている言語、文化、および、習慣・マナーなどにも触れ、住み慣れた日本と大きく異なる文化・社会でも謙虚に学び続けられる土台を築き、国際的な視点で薬学と薬剤師の役割を捉えられる力を育む。
事前学習
留学先情報や配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

4回
留学先の文化・生活様式の調査と現地語での挨拶・お礼の言い方など (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 世界の薬剤師業務の現状と目指している方向性を理解する。(J01583*)
2. 諸外国の大学での薬学教育の現状と問題点を調査する。(J01585*)
3. 医療過疎地域や人々に対する薬剤師の役割について、世界的視点で考察し、意見を述べることができる。(J01582*)

 海外協定校への交換留学に向けて、1人ひとり何を学びたい留学目的を明確に持つことができる。そして、海外での長期滞在に必要となるビザ申請と留学先に送る英文履歴書の書き方も習得する。また、現地で使用されている言語、文化、および、習慣・マナーなどにも触れ、住み慣れた日本と大きく異なる文化・社会でも謙虚に学び続けられる土台を築き、国際的な視点で薬学と薬剤師の役割を捉えられる力を育む。
事前学習
留学先情報や配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

5回
留学先の薬学や薬剤師の役割について調査 (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 世界の薬剤師業務の現状と目指している方向性を理解する。(J01583*)
2. 諸外国の大学での薬学教育の現状と問題点を調査する。(J01585*)
3. 医療過疎地域や人々に対する薬剤師の役割について、世界的視点で考察し、意見を述べることができる。(J01582*)

 海外協定校への交換留学に向けて、1人ひとり何を学びたい留学目的を明確に持つことができる。そして、海外での長期滞在に必要となるビザ申請と留学先に送る英文履歴書の書き方も習得する。また、現地で使用されている言語、文化、および、習慣・マナーなどにも触れ、住み慣れた日本と大きく異なる文化・社会でも謙虚に学び続けられる土台を築き、国際的な視点で薬学と薬剤師の役割を捉えられる力を育む。
事前学習
留学先情報や配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

6回
留学先の異文化交流を体験し、そして、薬学事情の違いを調べる (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(技能)(H04400)
2. 英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)(H04500)
3. 英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)(H04600)
4. 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で英語で発表できる。(技能)(H16001*)
5. 効果的な英語プレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)(H16101*)
6. 英語の質問に対して的確な応答ができる。(技能)(H16201*)

交換留学先にて、薬学・薬剤師の役割について体験し、国際的な視点で活躍するために必要となる素養を身につける。
事前学習
留学先情報や配付されたプリントについて調査して読んでおくこと
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

7回目
現地の医療薬系大学を訪れ、現地大学教授および学生と交流する (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(技能)(H04400)
2. 英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)(H04500)
3. 英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)(H04600)
4. 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で英語で発表できる。(技能)(H16001*)
5. 効果的な英語プレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)(H16101*)
6. 英語の質問に対して的確な応答ができる。(技能)(H16201*)

交換留学先にて、薬学・薬剤師の役割について体験し、国際的な視点で活躍するために必要となる素養を身につける。
事前学習
配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

8回
英語クラス、現地薬剤師による講義 (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(技能)(H04400)
2. 英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)(H04500)
3. 英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)(H04600)
4. 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で英語で発表できる。(技能)(H16001*)
5. 効果的な英語プレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)(H16101*)
6. 英語の質問に対して的確な応答ができる。(技能)(H16201*)

交換留学先にて、薬学・薬剤師の役割について体験し、国際的な視点で活躍するために必要となる素養を身につける。
事前学習
配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

9回
医療施設、研究所、もしくは製薬・食品メーカへの訪問 (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(技能)(H04400)
2. 英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)(H04500)
3. 英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)(H04600)
4. 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で英語で発表できる。(技能)(H16001*)
5. 効果的な英語プレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)(H16101*)
6. 英語の質問に対して的確な応答ができる。(技能)(H16201*)

交換留学先にて、薬学・薬剤師の役割について体験し、国際的な視点で活躍するために必要となる素養を身につける。
事前学習
配付されたプリントについて調査して読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

10回
海外での日系人の歴史文化を学ぶ (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(技能)(H04400)
2. 英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)(H04500)
3. 英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)(H04600)
4. 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で英語で発表できる。(技能)(H16001*)
5. 効果的な英語プレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)(H16101*)
6. 英語の質問に対して的確な応答ができる。(技能)(H16201*)

交換留学先にて、薬学・薬剤師の役割について体験し、国際的な視点で活躍するために必要となる素養を身につける。
事前学習
留学先で得られた情報や配付されたプリントについて調査、読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

11回
海外交換留学を振り返る「国際的な視点で薬学・薬剤師の役割を考える」 (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 諸外国における薬局の機能と業務について、日本と比較しながら説明できる。(J01300)
2. 諸外国における薬剤師の活動分野について、日本と比較しながら説明できる。(J01500)
3. 医薬品の供給と保健衛生に対する薬剤師やそれらに関わる人の役割について、世界的視点で考え、自分の将来像を描くことができる。(J01581*)
4. 諸外国の薬科大学で一般的に行われている医療薬学教育の方法を経験する。(J01586*)

海外交換留学を振り返る。その際、医薬品の供給と保健衛生における薬剤師やそれらに関わる人の役割について、国際的視点で考え、自分の将来像を描く。そして、留学経験を在校生にも広く伝えることで、世界的な視野で活躍できる薬剤師を目指すことで新たな役割が見出せることを期待する。
事前学習
留学先で得られた情報や配付されたプリントについて読む (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

12回
海外交換留学に関する発表準備と在学生に向けた発表 (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 諸外国における薬局の機能と業務について、日本と比較しながら説明できる。(J01300)
2. 諸外国における薬剤師の活動分野について、日本と比較しながら説明できる。(J01500)
3. 医薬品の供給と保健衛生に対する薬剤師やそれらに関わる人の役割について、世界的視点で考え、自分の将来像を描くことができる。(J01581*)
4. 諸外国の薬科大学で一般的に行われている医療薬学教育の方法を経験する。(J01586*)

海外交換留学を振り返る。その際、医薬品の供給と保健衛生における薬剤師やそれらに関わる人の役割について、国際的視点で考え、自分の将来像を描く。そして、留学経験を在学生にも広く伝えることで、世界的な視野で活躍できる薬剤師を目指すことで新たな役割が見出せることを期待する。
事前学習
留学先で得られた情報や配付されたプリントについて調査、読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

13回
海外交換留学を終えて、自分が成長できたことを (担当:森、田嶋、新倉)
【到達目標】
1. 諸外国における薬局の機能と業務について、日本と比較しながら説明できる。(J01300)
2. 諸外国における薬剤師の活動分野について、日本と比較しながら説明できる。(J01500)
3. 医薬品の供給と保健衛生に対する薬剤師やそれらに関わる人の役割について、世界的視点で考え、自分の将来像を描くことができる。(J01581*)
4. 諸外国の薬科大学で一般的に行われている医療薬学教育の方法を経験する。(J01586*)

海外交換留学を振り返る。その際、医薬品の供給と保健衛生における薬剤師やそれらに関わる人の役割について、国際的視点で考え、自分の将来像を描く。そして、留学経験を在校生にも広く伝えることで、世界的な視野で活躍できる薬剤師を目指すことで新たな役割が見出せることを期待する。
事前学習
留学先で得られた情報や配付されたプリントについて調査、読んでおくこと (2h)。
事後学習
調査・学んだことを振り返りまとめる (2h)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
1. 留学前エッセイと留学前準備 (英文履歴書・ビザ申請手続きなど)(30%)
2. 海外留学先での取り組み(40%)
3. 留学後の振り返りエッセイとプレゼンテーションなど(30%)

上記 1-3 を踏まえ評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポート提出後、対面もしくはLMSなどでフィードバックをする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜資料を配布する。
参考文献・推薦図書
適宜資料を配布する。
研究室
田嶋 公人
(薬理学研究室、K棟 5階 K507)
森 健二
(製剤物性解析学、K棟 3 階 K308)
新倉 雄一
(機能生理化学研究室、K棟 2 階 K210)
オフィスアワー
田嶋 公人
(S1)水 3, 4限、(S2)木 4, 5 限
(F1)火 2, 3限、(F2)火 3 , 4 限
 連絡先:ktashimaアットjiu.ac.jp
森 健二 (木曜日 3・4限)
 連絡先:kmoriアットjiu.ac.jp
新倉 雄一(月・水曜日 4限)
 連絡先:yniikuraアットjiu.ac.jp

*アットは@に置き換えてください。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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