シラバス情報

授業科目名
薬物治療学A
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
新倉 雄一、溝口 優
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
薬物治療学Aでは、免疫・炎症・アレルギー疾患、精神疾患、中枢神経系疾患、カルシウム代謝疾患、生殖器系疾患、甲状腺疾患、眼疾患、耳鼻咽喉疾患、皮膚疾患に対する薬物治療を学び、様々な患者特性に合わせた薬物投与計画の立案や副作用モニタリングの実施において必要な知識を修得する。本科目の担当教員は病院における薬剤師としての実務経験を有し、実際の症例に対する臨床的考察を交えながら講義を行うことで、学生の臨床的な思考力を養う。
【関連するDP】1(PC2022-2023)、1(PC2015-2021)
【関連するSDGs】3
授業の概要
①履修分類:必修
②科目名(英語名):薬物治療学A(Pharmacotherapeutics A)
③コアカリキュラム:D1(3)、E1(3)、E2(1)(2)(3)(5)(6)、薬学準備教育ガイドライン(3)
④授業形態:講義
⑤授業の概要:各疾患の疫学、病態、症状、検査法、治療法について解説する。

授業計画
1回
第1回 免疫・アレルギー疾患(1)代表的なアレルギー疾患
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
以下のアレルギー疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる:アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、消化管アレルギー、気管支喘息(重複)。(E05700)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

2回
第2回 免疫・アレルギー疾患(2)アレルギー疾患の検査と治療
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
以下のアレルギー疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる:アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、消化管アレルギー、気管支喘息(重複)。(E05700)
アナフィラキシーショックについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E05900)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

3回
第3回 統合失調症
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
統合失調症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E04000)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

4回
第4回 パーキンソン病
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
Parkinson(パーキンソン)病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E04500)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

5回
第5回  不安症・躁うつ病
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
不安神経症(パニック障害と全般性不安障害)、心身症、不眠症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 (E04200)
うつ病、躁うつ病(双極性障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E04100)
中枢神経系疾患の社会生活への影響および薬物治療の重要性について討議する。(E04900)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

6回
第6回 てんかん
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
てんかんについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 (E04300)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

7回目
第7回 認知症
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
認知症(Alzheimer(アルツハイマー)型認知症、脳血管性認知症等) について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態 (病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E04600)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

8回
第8回 頭痛、めまい
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
片頭痛について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)について説明できる。(E04700)
めまい(動揺病、Meniere(メニエール)病等)について、治療薬の薬理 (薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬 物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E11600)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

9回
第9回 副腎皮質疾患、甲状腺疾患
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる。(C31300)
Basedow(バセドウ)病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択 等)を説明できる。(E10700)
甲状腺炎(慢性(橋本病)、亜急性)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療 (医薬品の選択等)を説明できる。(E10800)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

10回
第10回 骨粗鬆症、尿崩症
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
骨粗鬆症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E06500)
変形性関節症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E06600)
カルシウム代謝の異常を伴う疾患(副甲状腺機能亢進(低下)症、骨軟化症(くる病を含む)、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E06700)
尿崩症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E10900)
日本人の食事摂取基準について説明できる。(D02700)
栄養素の過不足による主な疾病を列挙し、説明できる。(D02800)
疾病治療における栄養の重要性を説明できる。(D02900)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

11回
第11回 生殖器系疾患
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
以下の生殖器系疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等) を説明できる:前立腺肥大症、子宮内膜症、子宮筋腫。(E08500)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。

12回
第12回 眼疾患
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
緑内障について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E11200)
白内障について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E11300)
加齢性黄斑変性について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作 用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を 説明できる。(E11400)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

13回
第13回 皮膚疾患
[担当教員]溝口 優(講義)、新倉 雄一(講義補助)
[授業内容および到達目標]
アトピー性皮膚炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を 説明できる。(E11800)
皮膚真菌症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、 および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E11900)
以下の疾患について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる:尋常性乾癬、水疱症、光線過敏症、ベーチェット病。(E06000)
褥瘡について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E12000)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。(H03800)
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(H04100)
科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。(H04200)
[学習方法]講義・演習
事前学習
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。(2時間)
事後学習
学習した内容をノート等にまとめて整理すること。(2時間)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験によって評価する(筆記試験 100%)。
期末試験の評価で合格基準を超えなかった学生には、再試験(筆記試験 100%)を行う。
やむを得ない事情によって期末試験を受験できなかった学生には、追試験(筆記試験 100%)を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題に対してのフィードバックは、次回の講義やユニバーサルパスポートの掲示板で行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
薬物治療学
吉尾 隆 編
南山堂
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参考文献・推薦図書
『薬がみえるvol.1』医療情報科学研究所 編(メディックメディア/3,600円+税)
『薬がみえるvol.2』医療情報科学研究所 編(メディックメディア/3,600円+税)
研究室
教員名:溝口 優
研究室:臨床薬学研究室 M棟1階 M102

教員名:新倉 雄一
研究室:機能生理化学研究室 K棟2階 K210
オフィスアワー
教員名:溝口 優
オフィスアワー:研究室前に掲示
連絡先:mizoguchi@jiu.ac.jp

教員名:新倉 雄一
オフィスアワー:研究室前に掲示
連絡先:yniikura@jiu.ac.jp
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001