シラバス情報

授業科目名
観光政策
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
寺原 譲治
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
国の観光政策は、どのような成り立ちをしているのか、国と地方と民間、行政と司法、業界規制などの視点から、観光関連の基本的な政策と法律を学ぶ。
テーマ:観光関連の政策や法律にはどのようなものがあるかを理解する。
到達目標:①観光関連の政策や法律が目指している姿を理解する。②観光関連の業法が、業界をどのように規制・誘導しているか理解する。
観光学部DP5【倫理観・連携・協働】と大きくかかわり、DP1【知識・理解】とDP2【教養・異文化理解】にも関連する。
授業の概要
①科目名(英語名):観光関連政策(Tourism Policies)
②授業形態:講義
③内容:観光に関連する政策全体を学習する。特に憲法や、行政とのかかわり、様々な規制について、その根拠を理解し、必要に応じて法律にアクセスできるようにする。
授業は前後二つに大きく分けられる。前半は観光関連産業の法律や規制であり、後半は観光関連政策である。
授業の計画:授業内容は下記のように想定しているが、受講生の理解度等にあわせて内容を変更する場合がある。

授業計画
1回
授業の視点、各回の講義内容、成績評価等 [高校の復習]日本の法律と行政
到達目標: 授業の概要、テーマを理解する。
事前学習
[2h]政策や法律について知りたいことを考える。観光関連のニュースに注目する。
事後学習
[2h]授業を通して何を身につけたいか明確な目標を設定する。

2回
政策と法律の意義と体系を理解する。法律の調べ方、読み方を学ぶ。
到達目標:政策と法律の意義と体系を理解する。政策と法律の調べ方、読み方を理解する。
▲中間課題の提示
事前学習
[2h]政策や法律はどうして必要かを考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

3回
観光産業に係る法律1:旅行業
旅行業法と関連する法律について学ぶ。
到達目標:旅行業法と関連する法律と規制を理解する。
事前学習
[2h]旅行業の仕事とは何かを考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

4回
観光産業に係る法律2:飲食業
飲食業に関連する法律を学ぶ。
到達目標:飲食業に関連する法律と規制について理解する。
事前学習
[2h]アルバイト先や利用したことのある飲食店でのルールなどを想起しておく。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

5回
観光産業に係る法律3:宿泊業(ホテル・旅館、ペンション等)
宿泊業にかかわる法律について学ぶ。
到達目標:宿泊業にかかわる法律を理解する。
事前学習
[2h]宿泊施設の実例を調べ、どのような施設があるのか、列挙する。ホテル、旅館、ペンション、民宿、民泊の違いは何か考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

6回
観光産業に係る法律4:運送業法(陸運、空運、海運)
運送業に関する法律を学ぶ。特に陸上輸送のうち、自動車による旅客輸送(バス、タクシーなど)を理解する。
到達目標:運送業に関する法律を理解する。
事前学習
[2h]バスや鉄道は、法律で何が規制されているか考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

7回目
観光産業に係る法律5:通訳案内士法、景品表示法、温泉法 法律関連資格
観光産業に係るその他の法律等(上記)について学ぶ。法律関連資格とその業務範囲について学ぶ。
到達目標:通訳案内士法、景品表示法、温泉法を知る。法律関連資格の取得や士業の活用の仕方について学ぶ。法律上問題がある場合の解決アプローチを理解する。
事前学習
[2h]景品表示法や温泉法をめぐるニュースを調べる。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

8回
観光政策と法律1:観光基本法と観光立国推進基本法
両法の構成と内容を学ぶ。
到達目標:両法の構成と内容を理解する。
事前学習
[2h]観光基本法についてこれまでに習った内容を復習しておく。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

9回
観光政策と法律2:国土計画とリゾート法
国土計画と総合保養地域整備法(リゾート法)を学ぶ。
到達目標:戦後の国土開発の歴史と観光開発の関係を理解する。
事前学習
[2h]地域や国を開発するためにはどのような仕組みが必要か考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

10回
観光政策と法律3:IRとGoto
統合リゾートとGoto(観光需要喚起策としての旅行代金補助)について学ぶ。
到達目標:統合型リゾートやGotoの経緯や効果について理解する。
事前学習
[2h]日々のニュースに触れ、観光関連のニュースを探して、その背景を考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

11回
観光政策と法律4:観光圏とDMO
観光圏と観光地域づくり法人(DMO)について学ぶ。
到達目標:観光圏とDMOの政策の役割について理解する。
▲中間課題の提出
事前学習
[2h]日々のニュースに触れ、観光関連のニュースを探して、その背景を考える。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

12回
観光政策と法律5:観光地化支援
観光地化支援のための政策(地域振興、道の駅、自然環境保護)について学ぶ。
到達目標:国の観光政策と地方のかかわりについて理解する。
事前学習
[2h]道の駅を訪問して、どのような機能があるか理解する。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

13回
授業のまとめ
観光行政に関する法律と観光産業に関連する法律の有機的なつながりを理解する。
到達目標:観光関連政策と法制を総合的に理解する。
事前学習
[2h]これまでの授業で学んだ内容についての理解を深める。
事後学習
[2h]配付資料を読んで、授業で学んだ内容についての理解を深める。

14回
【期末試験の実施】
事前学習
期末試験対策を行う。
事後学習
期末試験で解答できなかった部分を検証する。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
(1)中間課題 授業開始時に提示 後半に提出。(上記授業内容で▲で表示)50%
(2)期末試験 最終回に実施 50%
教室内試験で、資料及びネットアクセス可。情報共有不可。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
中間課題の良い解答例を授業中に紹介する。
問い合わせにより、中間課題、期末試験の点数の内訳を説明する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
特になし。
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参考文献・推薦図書
特になし。
研究室
東金A312
オフィスアワー
S1期間中 火曜日3限木曜日3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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