教員名 : 佐滝 剛弘
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授業科目名
地域観光
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
佐滝 剛弘
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語で行う
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本講義では、テーマごとに地域と観光のつながりを深めるとともに、日本と世界の話題の「地域」に焦点を当て、地域の特性と最新の観光事情を理解することが目標である。観光は、地域と深く密接に結びついている。いうまでもなく、観光地は、その地域に行かなければその特徴を味わえないゆえに、地域は貴重な観光資源となる。一方、地域にとっても、製造業や金融業が停滞している現況では、観光が地域振興の起爆剤としての期待を担わされている。講義では、テーマごとに地域と観光のつながりを深めるとともに、現在進行している地域の様々な問題についても理解を深めていく。
本教員は、前職の放送局での実務の中で、とりわけ地域放送局勤務時に、観光による地域おこしの実例を多く取材してきた。地方が少子高齢化で疲弊する中、全国に紹介したい成功例も数多い。こうした知見を十分活かし、メディア制作の経験者ならではの視点も十分取り入れて講義を構成する。 授業紹介動画 URL;https://youtu.be/tHrz85pop7c 授業の概要
科目名;地域観光 Region and Tourism
授業形態;講義 授業内容; 日本や世界における「地域」の概念や特徴をテーマごとに掘り下げる。また、現在進行している地域の様々な問題についてもタイムリーに取り上げ、卒業後の進路選択にも役立つよう、職業意識と結びつくような授業を展開する。 〇「履修者への連絡及び教員への連絡方法」 ・履修者全体への連絡はポータル で行う。 ・教員から学生の皆さんへ個別の連絡、学生の皆さんからの教員への連絡が必要な場合は、JIU メールを利用する。 メールアドレスは授業内で伝える。 〇「学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法」 ・授業内容について、学生の皆さんとの議論、学生同士の議論は、 ポータルの機能を用いて行う。 〇「出席確認方法」 ・授業終了時にミニレポートを配布された用紙に書いて提出することで確認する。 〇「設問解答・添削指導・質疑応答等による十分な指導」 ・レポートは ポータルで提出すること。提出されたレポートは 後日、原則として評価とコメントを付して返却する。 授業計画
1回
授業の進め方 講義の概要、授業の進め方、成績評価などについての説明
到達目標;講義の概要を掴み、履修を継続するかどうかの判断をする 事前学習
<2時間>シラバスを十分読み込み、授業のイメージを掴むとともに、疑問点を明らかにする
事後学習
<2時間>授業の概要を掴んだうえで、自分が興味を持つ分野はいつ取り上げられる予定か確認する
2回
日米を代表する島嶼部のリゾートであるハワイと沖縄から考える「地域観光」
到達目標;「地域観光」の代表例を学ぶことにより、地域観光の概念を理解する。 事前学習
<2時間>ハワイと沖縄という二つの観光地について自分の中のイメージを整理する
事後学習
<2時間>授業を受けて、ハワイと沖縄の共通点と大きく異なる点を整理する。
3回
ローカル飲食チェーン店の人気の高まりと観光資源化
到達目標;なぜ、いまローカル飲食チェーン店の注目が集まっているか、その背景を理解する。 事前学習
<2時間>身近な地域限定の飲食チェーン店の分布を調べる。
事後学習
<2時間>授業で紹介されたローカル飲食チェーン店が抱える課題について自分の意見をまとめる
4回
「ドキュメント72時間」から見える日本の地域観光
到達目標;B級テーマパークとサイクリングの聖地を扱ったドキュメンタリーの解説を聞きながら、地域の観光資源の多様性を理解する。 事前学習
定められた期間にオンエアされたりアップされた観光の動画を視聴しておく
事後学習
<2時間>番組内で取り上げられた動画の場所の詳細をWEBで確認し、さらに理解を深める。
5回
根強い人気のある離島が観光に果たす役割
到達目標;島国日本には、個性的で多様な島々が重要な観光資源となっていることを理解する。 事前学習
<2時間>観光出ってみたい島を見つけ、その島の観光資源を詳しく調べる。
事後学習
<2時間>日本にあるアクセス手段が悪い島を探し、そこがどのように観光振興を行っているかを確認する。
6回
「ふるさと納税」から見つめる地域と観光
到達目標;「地域振興」などの視点から注目されているふるさと納税の観光に果たす役割を考える 事前学習
<2時間>「ふるさと納税」の制度の概要をつかんでおく
事後学習
<2時間>自分がふるさと納税をするとしたらどこを選ぶかシミュレーションしてい観る
7回目
地方銀行が観光に果たす役割
到達目標;地方銀行は、地域の中小事業者や観光業者にとっては命綱。また、地銀が観光振興に乗り出すケースも多い。地銀が地域の観光に果たす役割を確認する。 事前学習
<2時間>代表的な地方銀行を3つ挙げ、営業エリアを確認する
事後学習
<2時間>千葉県の地方銀行と信用金庫の実情を確認する。
8回
郵便局の果たす役割と地域観光
到達目標;観光資源としての郵便局の役割を理解する。 事前学習
<2時間>身近にある郵便局の場所とそこでどんなサービスが受けられるかを確認する。
事後学習
<2時間>インターネットで東金市とその近隣の郵便局の風景印の図案を調べ、何が描かれているのか把握する。
9回
オーバーツーリズム概論
到達目標;観光に関する社会的事象として注目を集めるオーバーツーリズムの概要をつかむ 事前学習
<2時間>「オーバーツーリズム」という言葉の定義を確認する。
事後学習
<2時間>日本、特に東京や鎌倉のオーバーツーリズムについて、その課題と解決策を考える。
10回
地域の一つとしての「TOKYO」の魅力と課題
到達目標;東京ならではの観光資源を深掘りし、その課題を考える。 事前学習
<2時間>東京に日本の地方や世界各国の食文化が集まる事例を探す
事後学習
<2時間>東京の観光資源の中ですでに訪問したところ、行ってみたいところを整理する。
11回
「おてつたび」に人が集まる理由
到達目標;旅先でアルバイトをするという新しい「観光と労働の組み合わせ」のありかたが魅力的な理由を確認する。 事前学習
<2時間>「おてつたび」という新しい旅のスタイルについてインターネットでおおまかに調べておく。
事後学習
<2時間>自分が参加するとしたら、どんなおてつたびが向いていると思うか実際に調べる。
12回
ニッポンを二分してみて見えてくるもの
到達目標;東日本と西日本の文化の違いやその分け目、あるいは分水嶺など、日本を分けるという視点を身につける。 事前学習
<2時間>東日本と西日本とで異なる点を列挙してみる
事後学習
<2時間>東海道沿線で、東日本と西日本の境目がどこにあるのか、実例をいくつか挙げてレポートを書く
13回
首都と主要都市が担う観光について
到達目標;主要国の首都の知識は地理の基本だが、それを観光の視点から見た場合、どんな位相が見えてくるかを実例とともに知覚する。 事前学習
<2時間>主要な国の首都について、目を通しておき、勘違いしていたところは知識をアップデートしておく。
事後学習
<2時間>国の中心都市と首都が異なる国を最低5つ挙げ、そうなった理由を書きだす。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業内での課題および授業への参加態度;20%程度
課外に課す課題;80%程度 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内で総括的に解説する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
使わない
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使わない
参考文献・推薦図書
授業内で適宜指示する
研究室
A318
オフィスアワー
授業の初回に伝える。(学生同士来訪が重なったり、教員が一時的に部屋を空けることもありうるため、事前の連絡が望ましい。)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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