シラバス情報

授業科目名
メディアプロジェクトA
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
Clyde W. Williams、酒井 仁
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語(英語の対応も可)
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
ボーカル:
ステージング(演奏における演出)に必要な考え方や身体の使い方を習得し、プロ視点のパフォーマンス力を養う。
ステージングルールに則った練習を積み重ねることでステージパフォーマンスの効果と重要性を学び、衣装の選び方などのアピアランスに必要な知識を学ぶことで、さらなる理解を深める。

授業紹介動画(ボーカル)
パスワード: Media2022
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=e7214780a1e9cac53cf435d8c46afc42

楽器:
ステージでの演奏を念頭に楽器奏者のスキルアップをはかり、音楽のスタイルや演奏において、より幅広い視野と知識を身につける。
授業の概要
・この授業は、F2の制作演習「音楽パフォーマンス」、2月の芸能実技発表会や卒業公演に出演する学生を対象にしている。
・ヴォーカルは木曜3,4限(2101)、楽器は木曜4限(4201)+集中で行う。楽器の集中講義は、授業日の5限や別日を想定しており、ガイダンスで受講生と相談して決める。
・ボーカルでの履修者をClyde Williamsが担当する。パフォーマンス指導を主とした内容であるが、各課題曲においては暗譜で歌唱ができることを前提とするため、ボーカルは毎回呼吸や発声のウォームアップは全ての回の授業で行う。
・楽器での履修者は酒井が担当する。楽器の履修者は毎回必ず楽器を持参する。

●ボーカル希望者は「音声表現AⅠ」「音声表現AⅡ」もしくは「音楽表現基礎演習A」「音楽表現実習ⅠA」の単位取得、もしくは受講中であることを、履修の条件とする。
●楽器(ギター・ベース・キーボード)希望者は、「サウンド表現AⅠ」「サウンド表現AⅡ」もしくは「音楽表現基礎演習B」「音楽表現実習ⅠB」の単位取得、もしくは受講中であることを履修の条件とする。
●ドラム希望で履修したい学生は、担当教員に相談して下さい。

授業計画
1回
ボーカル:
ディスカッションと課題曲1の選曲
到達目標:これまでの自身の音楽経験を共有し、選曲における留意点を理解する。

楽器:
各自のスキルアップにつながる基礎練習、課題曲
到達目標:今学期の目標を具体的に考える
事前学習
ボーカル:自分のこれまでの音楽経験を把握しておく。ディスカッションの内容について、自分の意見をまとめておく。

楽器:楽器演奏における自身の課題が何なのかを考える。
事後学習
ボーカル:
説明を受けた楽曲を鑑賞し、授業内容の理解を深める。課題曲1のオリジナル音源とカラオケ音源データを用いて、歌唱練習を行う。

楽器:
基礎練習、課題曲に取り組む

2回
ボーカル:
楽曲へのアプローチとステージング計画
到達目標:歌唱時の注意事項(テンポ、ビート、セクションの把握)を歌唱しながら学ぶ。ステージングルールの種類を理解する。

楽器:
基礎練習・課題曲を通して弾く
到達目標:課題曲をスムーズに通して弾けるようにする
事前学習
ボーカル:
課題曲1を暗譜で歌えるよう準備する。ステージング計画表(歌詞をA3タテサイズに大きくタイプしたもの)を紙で準備する。

楽器:
基礎練習、課題曲のコード譜あるいは譜面作成
事後学習
ボーカル:
学習内容をふまえて指導された点を課題曲1のステージング計画表に反映する。

楽器:
基礎練習、課題曲に取り組む

3回
ボーカル:
実習、手の動きと表情、ステージ上での移動
到達目標:歌唱のみの演奏と、ステージングを加えた演奏の視覚的な違いを実践しながら理解する。

楽器:
基礎練習・課題曲を通して弾く 
到達目標:課題曲を暗譜で通して弾けるようにする
事前学習
ボーカル:
ステージング計画表に加えた内容を練習し、身体を動かしながら暗譜で課題曲1を歌える状態にしておく。

楽器:
暗譜で課題曲を弾けるようにする
事後学習
ボーカル:
学習内容をふまえて自分で考えた内容をステージング計画表に記入し、指導された箇所を練習して習得する。

楽器:
暗譜でしっかり弾けるようになったら、(ギター奏者はストラップを用いるなど)立って弾く練習をする。ステージングしやすい姿勢や楽器の高さを意識する。

4回
ボーカル:
マイク、マイク持ち換え、スタンドの使用と観客とのコミュニケーション
到達目標:マイクの仕様を理解し、機能を生かしながらパフォーマンスも考慮した使い方を学ぶ。

楽器:
理想のステージングをYoutubeを見ながら分析する。課題曲の雰囲気にマッチしているか。
到達目標:課題曲でのステージングのスタイルを固める
事前学習
ボーカル:
これまで課題曲1のステージング計画表に反映した内容(手の動きや表情、身体の使い方)を練習しておく。質問があれば授業時間内で講師に確認できるよう準備する。

楽器:
課題曲での自分のステージングをイメージする(YouTubeで好きなアーティストの弾く姿を細かく見て研究する)
事後学習
ボーカル:
学習内容をふまえて自分で考えた内容をステージング計画表に記入し、提出する。指導された箇所を練習して習得する。

楽器:
基礎練習・課題曲の練習 ステージングの練習

5回
ボーカル:
ステージングの実践(1)全体練習
到達目標:歌唱とステージングを交えた練習を全体で行う。

楽器:
ステージングの実践(1)全体練習
到達目標:ステージングを交えた練習を全体で行う。
事前学習
ボーカル:
ステージング計画表に加えた内容を練習し、身体を動かしながら課題曲1を暗譜で歌える状態にしておく。

楽器:
曲中での動きをプランする。
事後学習
ボーカル:
講師に指導を受けた箇所を練習して習得する。

楽器:
講師に指導を受けた箇所を練習して習得する。

6回
ボーカル:
パフォーマンス実習(1)発表
到達目標:練習内容が観客(クラスメイト)に伝わるよう、視覚的・聴覚的にも創意工夫して発表する。受講者同士で体の感覚や歌い方の違いを把握し、理解する。

楽器:
パフォーマンス実習(1)発表
到達目標:オーディエンスを前提とした演奏とステージング。
事前学習
ボーカル:
学習内容を、身体を動かしながら暗譜で演奏できるように準備する。

楽器:
学習内容を、身体を動かしながら暗譜で演奏できるように準備する。
事後学習
ボーカル:
講師からのフィードバック内容を理解し、指導を受けた箇所を練習して習得する。

楽器:
講師からのフィードバック内容を理解し、指導を受けた箇所を練習して習得する。

7回目
ボーカル:
課題曲2の選出とステージング計画の実施
到達目標:好みや感覚ではない、パフォーマンスを前提とした楽曲を選ぶ。

楽器:
基礎練習の応用、課題曲を決める
到達目標:チャレンジを念頭に選曲する
事前学習
ボーカル:
課題曲2の候補を各自3曲ずつ準備し、これまでの学習内容をふまえたステージング計画をしておく。

楽器:発表の動画を見て、演奏・ステージングにおいて自身の課題が何であるか分析する。
事後学習
ボーカル:
決定した課題曲2の歌唱練習を行い、ステージング計画表を作成する。

楽器:
基礎練習、課題曲の譜面・コード譜作成

8回
ボーカル:
アピアランス研究(1)アピアランスとは
到達目標:メイク、衣装、その他のアピアランスの重要性を学ぶ。

楽器:
基礎練習の応用、課題曲の練習
到達目標:課題曲を通して弾けるようにする
事前学習
ボーカル:
ステージングを含めた課題曲2の練習を行う。その曲にふさわしい衣装やメイクの画像を複数枚選び、選出した理由を考えておく。

楽器:
基礎練習、課題曲の譜面・コード譜作成
事後学習
ボーカル:
曲の特徴と自分の個性が生きるアピアランスのイメージを定める。

楽器:
基礎練習、課題曲の練習

9回
ボーカル:
ステージングの実践(2)全体練習と指導
到達目標:歌唱とステージングを交えた練習を全体で行い、指導を行う。

楽器:
基礎練習の応用、課題曲の練習
到達目標:暗譜してスムーズに通して弾けるようにする。
事前学習
ボーカル:
ステージング計画表に加えた内容を練習し、身体を動かしながら課題曲2を暗譜で歌える状態にしておく。

楽器:
基礎練習、課題曲の練習
事後学習
ボーカル:
講師に指導を受けた箇所を練習して習得する。

楽器:
基礎練習、課題曲の練習

10回
ボーカル:
パフォーマンス実習(2)発表とフィードバック
到達目標:練習内容が観客(クラスメイト)に伝わるよう、視覚的・聴覚的にも創意工夫して発表する。クラス内での相互フィードバックの方法を学び、パフォーマンスにおける客観的な視点の重要性を理解する。

楽器:
ステージングの実践(2)全体練習
到達目標:ステージングを交えた練習を全体で行う。
事前学習
ボーカル:
学習内容を、身体を動かしながら暗譜で演奏できるように準備する。

楽器:
基礎練習、課題曲の練習、前回発表と同様、ステージングのイメージを固める
事後学習
ボーカル:
講師とクラスメイトからのフィードバック内容を理解し、指導を受けた箇所を練習して習得する。

楽器:
動画を見て、ステージングを確認し、細部を改善する。

11回
ボーカル:
アピアランス研究(2)普段着と衣装の違い
到達目標:視覚効果とステージング効果を高める衣装を選ぶ視点を養う。

楽器:
パフォーマンス実習(1)発表 前半
到達目標:オーディエンスを前提とした演奏とステージング。
事前学習
ボーカル:
課題曲2のイメージに合う衣装(アクセサリー、靴を含む)やメイクアイテムを準備し、授業に持参する。

楽器:
基礎練習、課題曲の練習
事後学習
ボーカル:
衣装を身につけた状態でパフォーマンスの練習を行い、演奏に支障がないか確認する。

楽器:
発表動画を見て、演奏面、ステージングの側面から自己批評する。

12回
ボーカル:
ドレスリハーサル、入退場について
到達目標:衣装を身につけた状態での動き方や入退場の態度を学ぶ。

楽器:
パフォーマンス実習(1)発表 後半
到達目標:オーディエンスを前提とした演奏とステージング。
事前学習
ボーカル:
これまで学習した内容全てをステージング計画表にまとめ、暗譜で発表できる状態にしておく。

楽器:
基礎練習
事後学習
ボーカル:
講師からのフィードバック内容を理解し、本番に向けて練習する。

楽器:
発表動画を見て、演奏面、ステージングの側面から自己批評する。

13回
ボーカル:
パフォーマンス実習(3)客観的視点の重要性
到達目標:練習内容が観客(クラスメイト)に伝わるよう、視覚的・聴覚的にも創意工夫して発表する。パフォーマンスにおける客観的な視点の重要性を理解する。

楽器:
ふりかえり 
到達目標:授業を通しての気づきや学びを再確認し、自身の音楽活動における方向性を念頭に今後の課題を具体的かつ明確にする。
事前学習
ボーカル:
衣装をつけた状態で練習して、動きを確認しておく。

楽器:
基礎練習
事後学習
ボーカル:
講師からのフィードバック内容を理解し、この授業で習得したことをレポート作成する。

楽器:
レポート作成

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内での評価を主とする。また、成績評価は下記のとおり行う。
授業への参加意欲65% 
課題提出(期限を守ったもの)35%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
ボーカル:
パフォーマンスを授業内で発表した場合は対面で、ビデオ課題の提出の際にはPortal他でフィードバックを行う。

楽器:
Facebookメッセンジャーにて行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
授業内で指示
研究室
オフィスアワー
【履修者への連絡及び教員への連絡方法について】
ボーカル:
・履修者全体への連絡はJIU Portalで行う。
・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。
・教員への連絡について、全員で共有したい内容の場合はJIU Portalを利用し、個人的な内容を含む場合はJIU メールを利用すること。(メールアドレスは授業時に伝達する)

楽器:
この授業のFacebookグループ(楽器奏者用)およびFacebookメッセンジャーにて行う。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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