シラバス情報

授業科目名
資格取得プロジェクトB
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
高桑 真恵
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン(オンデマンド)
授業の到達目標及びテーマ
色彩学の理論を,デジタルツールを活用し理解を深める.
コンピューターグラフィックスではデジタルツールを使用し約1677万色の色彩の再現が可能であるがために, 数多くの色彩情報の中からの選択を必要に応じてできるようになることが困難となっている. そのため応用として生かして行くためには,自然界にあるものの観察と傾向の理解とデジタルで表現された色彩との比較,及び理論上の理解が必要である. さらに実用ベースにおいての色彩の選択と配色が容易にするために,実際にデジタルツールを使用しながらの配色を行ない(任意), 陥りがちな傾向の分析とアナログとデジタルの色彩表現の差異の認識をするための色彩理論を学ぶ.
授業の概要
①科目名:Chromatics
②授業形態:座学・オンデマンド
③授業内容
色彩理論を学ぶ。
コンピューターグラフィックスや映像を学ぶための基礎として,色彩理論の理解は不可欠である.我々が色として知覚するまでの人間の知覚システム及び,色彩心理,色彩調和,色彩効果を理解する. 応用として画像や映像にもたらす色彩効果を再認識し,デジタルツールを使用した際の映像・画像制作における影響を,色彩学の理論を通して理解する.
④科目概要の説明ビデオ:https://drive.google.com/drive/folders/1Ub7cjoVeKoPNaR8M0pAPkJ8reBYw2ewW?usp=sharing
※授業ではノートパソコンを使用します. なお、以下のソフトウエアを使用します(任意)。
・アドビ社 Adobe CC( Photoshop)ない人は各自フリーソフトを探し、操作方法を習得しておくこと。
※デジタル課題は任意で、評価には影響しません。

授業計画
1回
科目概要の説明。デジタル実習(任意)。
事前学習
教科書の購入と教科書全体を読む。ソフトウエアのインストール(任意)をし、使える準備を行う。
事後学習
実習課題の提出(任意)。

2回
色のはたらき(1) 色と心地よさ(2)色とイメージ(3)色とアピール(4)色と区分(5)色と象徴 (6)デジタル演習(任意)
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
課題の提出

3回
視細胞
(1)色の知覚 (2)目の構造と機能 (3)小テスト
事前学習
配布資料を用いて概要を整理する 
事後学習
テストの提出

4回
デジタル概論。ピクセル数と解像度・画像サイズの関係、色深度、Bit数とカラー再現の関係・RGBとCMYKなどのカラーモード・その変換について理解する。デジタル実習(任意)
事前学習
配布資料を用いて概要を整理する 
事後学習
課題の提出

5回
書籍やWebを使っての事前調査
事前学習
照明と色の見え方
(1)加法混色 (2)減法混色 (3)デジタル演習(任意)
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

6回
色の分類
(1) 有彩色と無彩色(2)色の三属性(3)表色系(4)色立体(5)小テスト
事前学習
配布資料を確認する
事後学習
小テストの提出

7回目
色の基本的な印象
(1)暖色と寒色(2)進出色と後退色(3)色の硬軟感(4)色の連想
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

8回
色彩の調和 デザインとしての配色手法
(1)配色構成の美的形式(2)配色の基本要素の組み合わせパターンの学習
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

9回
色名体系 
(1)固有色名 (2)系統色名 (3)慣用色名
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

10回
PCCS配色調和
(1)色相を基準とする配色調和(2)明度を基準とする配色(3)彩度差による配色(4)トーンを基準にする配色
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

11回
色の知覚効果 概論(1)色の三属性(2)トーンの考え方(3)混色(4)配色と調和(5)対比とコントラスト(6)連続と分断(7)ドミナントとアクセント(8)色なれと移調(9)特殊な色の扱い
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

12回
(1)色相対比(2)色相対比(3)補色対比 (4)彩度対比 (5)光の強弱色彩心理と感情効果、色の連想、PCCS配色調和とデザインとしての配色手法
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

13回
色彩心理と感情効果、色の連想、PCCS配色調和とデザインとしての配色手法
事前学習
配布テキストの確認
事後学習
配布資料を用いて概要を整理する 

14回
学期末テストの実施(Google form)
事前学習
テスト準備
事後学習
テスト問題の提出

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
○ 授業への参加・取り組み・発表50%
○ 試験50%

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内での解説、または解説コメントをFacebookの授業グループで行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
A・F・T 色彩検定公式テキスト3級編
A・F・T公式テキスト編集委員会
A・F・T公式テキスト編集委員会
4909928030
2420
参考文献・推薦図書
研究室
3402教室
オフィスアワー
月曜日5限・金曜日5限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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