シラバス情報

授業科目名
映像録音A
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
杉山 篤
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
映像メディアにおける音。普段何気なく聞き流しているかもしれないが、歴史的な発達から、最新技術に至るまで理論的な知識と音の表現について基礎的なことを学んでいく。理論だけではなく、撮影現場ではどのような機材を使い、どのようにして録音しているのか、仕上げ過程も含めて具体的なアプローチも行う。
授業の概要
1 映像録音 Audio Recording for Film and Television
2 講義
3 音の歴史、録音の基礎を踏まえて、実際の録音、仕上げ機材を使用しての技術習得を目指す。
4 出欠確認は毎回授業後の小テストの提出により行う

授業計画
1回
録音の役割、歴史

到達目標:録音の役割、歴史が理解できる
事前学習
[2H]映像の音に関する意味について考え、映像作品を見ておく
事後学習
[2H]映像の音に関する役割、意味について考え映像作品を見る

2回
音の基礎知識(入門編)

到達目標:音の物理的、心理的特性を理解できる
事前学習
[2H]音とは何か、物理的、心理的特性について調べる
事後学習
[2H]音の基礎についての授業内容を復習する

3回
録音機材の種類、使用用途

到達目標:録音機材が理解できる
事前学習
[2H]録音機材の種類などについて調べておく
事後学習
[2H]学習した録音機材の用途や特性について復習する

4回
録音機材の使用方法

到達目標:録音機材の使用方法が理解できる
事前学習
[2H]録音機材の種類などについて調べておく
事後学習
[2H]学習した録音機材の用途や特性、使用方法について復習する

5回
同時録音

到達目標:同時録音の意味が解る
事前学習
[2H]撮影現場でどのように録音されているか、ネットなどで映画のメイキング映像を見ておく
事後学習
[2H]同時録音のメリット、デメリットを考えてみる

6回
アフレコ

到達目標:同時録音とアフレコの違いについて理解できる
事前学習
[2H]アフレコ、アテレコ、吹き替えについて調べておく
事後学習
[2H]同時録音とアフレコの違いを意識し、映像作品を見る

7回目
ポストプロダクション

到達目標:ポストプロダクションの仕組みを理解できる
事前学習
[2H]ポストプロダクションの作業工程をあらかじめ調べておく
事後学習
[2H]映像作品の中においてポストプロダクションの果たす役割について考察する

8回
音楽と効果音

到達目標:音楽、効果音の付けられている意味が理解できる
事前学習
[2H]事後学習でも見ることのできる映像作品を見ておく
事後学習
[2H]音楽と効果音がどのように付けられているか意識しながら、事前学習で見た映像作品をもう一度見る

9回
映画館の音響システム・DCP、民生規格

到達目標:映画館の音響システム、民生規格について仕組みを理解できる
事前学習
[2H]劇場のホームページなどで音の各フォーマットを調べておく
事後学習
[2H]映画館で実際に映画を見る、地上波などを見て体感する

10回
DAWについて
事前学習
[2H]デジタル化が進んだ録音技術についてネットなどで調べておく
事後学習
[2H]DAWのポストプロダクションにおける役割について考察する

11回
OMFの展開

到達目標:OMFの役割を理解する
事前学習
[2H]デジタル化が進んだ録音技術についてネットなどで調べておく
事後学習
[2H]仕上げにおいてどのようなワークフローになるのか、授業の内容を復習しながら考察してみる

12回
Pro Toolsの使い方① 〜 Pro Toolsというソフトウェアについて、簡単な使い方

到達目標:Pro Toolsとは何か概要をつかむ
事前学習
[2H]デジタル化が進んだ録音技術についてネットなどで調べておく
事後学習
[2H]仕上げにおいてどのような作業になるのか、授業の内容を復習しながら考察してみる

13回
Pro Toolsの使い方② 〜 Pro Toolsでできること

到達目標:Pro Toolsの作業がどういうものか理解する
事前学習
[2H]12回の授業内容を復習する
事後学習
[2H]Pro Toolsでやりたいことを考察してみる

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内でレポートまた期末レポートを提出する。
評価配分以下のとおりとする。

期末レポート 80% 授業への取り組み 20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業で解説します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
映画録音技術(日本映画・テレビ録音協会 発行)3500円+税
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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