シラバス情報

授業科目名
声優演技A
学年
2年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
伊藤 アルフレッド、平野 貴裕
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
音声表現に必要な基礎技術を中心に、各種テキストを使用しながら声の表現に対する理解を深めていく。
1つの作品を演じきる達成感と共に、作品を創る上で不可欠な連帯意識の強化を目標とする。
※【声優演技B(声優)】(F1・F2開講)と併せて履修することを推奨する。

授業紹介動画:https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=ee4b3a94b0624c9ff24d7d0ad2726f67
パスワード: Media2024
授業の概要
発声や滑舌などの基礎技術に加え、声優を目指す上で必要なテクニックを学びながら、現場で求められる表現力や声優としてのあり方について理解を深めていく。
最終課題として音声作品の発表を実施し、「声の演技」の特殊性と奥深さを知り、ひとつの作品を創りあげる上で不可欠な連帯意識を養う。
場合によって授業の進行が前後する事もある。

授業計画
1回
オリエンテーション ガイダンス
  担当教員:平野 貴裕
 講義の進行について解説し、また声優を目指す学生に対して現時点での目標を共有する
 到達目標:客観的に自身の個性を判断し目標を設定する
事前学習
[2h]声による表現について研究しておくこと
事後学習
[2h]人前で話す行為の想像と実際の違いについて検証すること

2回
テキスト実習(1) 台本を読む
  担当教員:平野 貴裕
 テキストを用いて声による表現を実演する
 到達目標:音声表現特有の難しさを理解し実践に活かす技術を会得する
事前学習
[2h]様々な音声作品に触れておくこと
事後学習
[2h]作品ごとの違いや作り手によって変わる表現の幅について考察すること

3回
表現基礎 発声・滑舌
  担当教員:伊藤 アルフ
 基礎技術について解説し実演する
 到達目標:明瞭かつ表現豊かな朗読を実施する為に必要な要素を理解し会得する
事前学習
[2h]様々な読み方に取り組み可能性を模索しておくこと
事後学習
[2h]自身の滑舌の弱点を知り繰り返し練習すること

4回
テキスト実習(2) キャラクター
  担当教員:平野 貴裕
 登場人物を表現する際のバリエーションについて解説する
 到達目標:作品と役割に合わせたキャラクターのつくり方を理解し実践する力を会得する
事前学習
[2h]架空のキャラクターに命を吹き込むとはどういうことか考察しておくこと
事後学習
[2h]声色を変えるだけでなく存在させる表現方法を模索すること

5回
外郎売(1) 表現としての外郎売
  担当教員:伊藤 アルフ
 『外郎売』を用いた発声と演技について
 到達目標:音声作品の台本として自身の演技を構築する
事前学習
[2h]しっかり口を開けて腹式呼吸を意識しながら練習しておくこと
事後学習
[2h]単純な読みではなく表現としての朗読を意識して繰り返し練習すること

6回
テキスト実習(3) ナレーション
  担当教員:平野 貴裕
 ナレーションとセリフの違いなどを解説する
 到達目標:ナレーション特有の難しさを理解し技術を会得する
事前学習
[2h]プロによる音源に触れそれぞれの違いを研究しておくこと
事後学習
[2h]話し言葉との違いに注意し繰り返し練習すること

7回目
外郎売(2) 流れを意識した朗読
  担当教員:伊藤 アルフ
 アクセントなどに注意しながら全体の流れを意識して朗読する
 到達目標:視聴者を惹きつける表現について理解する
事前学習
[2h]どんな演出的指示にも明瞭な朗読が維持できるよう繰り返し練習しておくこと
事後学習
[2h]自身の朗読を録りより良い流れを作れるよう模索し練習すること

8回
テキスト実習(4) 美しい読み方
  担当教員:平野 貴裕
 視聴者に違和感を抱かせない読み方について解説する
 到達目標:鼻濁音や無声音を意識しながら明瞭にナレーション原稿を読み上げる力を会得する
事前学習
[2h]聞き心地の良いナレーションの構成要素について考察しておくこと
事後学習
[2h]ジャンルによって求められる表現の違いを研究すること

9回
外郎売(3) 作品と個性について
  担当教員:伊藤 アルフ
 自身の声の特性に合わせて表現する
 到達目標:客観的に自身の特性を捉え応用する難しさを知る
事前学習
[2h]自身の声について客観的に検証しておくこと
事後学習
[2h]どんな声色でも明瞭に読めるよう繰り返し練習すること

10回
テキスト実習(5) アニメーション
  担当教員:平野 貴裕
 アニメーション作品のテキストを用いて表現の違いを理解する
 到達目標:台本からイメージを読み取り柔軟に実践する力を会得する
事前学習
[2h]様々なアニメーション作品に触れ研究しておくこと
事後学習
[2h]好きな作品のセリフなどを文字に書き起こし実践すること

11回
外郎売(4) 全体の流れをつくる
  担当教員:伊藤 アルフ
 聞き手の心情を如何に誘導するか、全体の流れから考える
 到達目標:自身のプランから自己演出する方法を理解する
事前学習
[2h]自身が出したい声と出すべき声の違いについて模索し実践しておくこと
事後学習
[2h]人前に立つ緊張感をイメージして繰り返し練習すること

12回
課題の実演
  担当教員:平野 貴裕
 これまで学んだ技術を駆使して課題の実演に挑戦する
 到達目標:様々なジャンルの原稿に対して柔軟に対応し自身の能力を発揮する難しさを知る
事前学習
[2h]様々なジャンルの音声作品に触れておくこと
事後学習
[2h]現場での収録の際にも自身の力を発揮する準備手段を模索すること

13回
外郎売(5) 授業内発表
  担当教員:伊藤 アルフ
 『外郎売』を実演する
 到達目標:緊張する状況のなかでも自身の能力を発揮する方法論を掴む
事前学習
[2h]自身の身体的特性を活かした表現について模索し実践しておくこと
事後学習
[2h]どんなジャンルや声質でも明瞭に読めるよう繰り返し練習すること

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業に対する取り組みの姿勢 40%
授業内での発表及び課題の実施 60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題実施後又は次回授業内で解説・コメントする
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業内で適宜配布する
参考文献・推薦図書
授業時に適宜紹介する
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
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