シラバス情報

授業科目名
音楽表現実習IB
学年
2年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
酒井 仁
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
☆ギター/ベースの演奏技術を習得することによって、音楽表現能力の向上を目指す。
さらに音楽理論の演習的な内容から様々なジャンルの知識を深め、より深い感性を育成する。
受講者は楽器を持参すること。

個人練習を前提としたクラスであり、授業外で自主練習できる環境が必要不可欠。
左手の爪を短く切っておくこと。右手の爪に関しては自由。

特に優れている学生は、2月の芸能実技発表会に出演する.
授業の概要
☆ギター/ベース:
① 科目名:音楽表現実習IB (楽器(ギター/ベース))
② 授業形態: 演習
③ 内容:ギター、ベース:演奏の技術を学ぶ。また、音感およびリズム感を身につけるトレーニングを行い、音楽的感性を育てるとともに、批評能力を身につける。

※「サウンド表現Ⅰ」又は「音楽表現基礎演習B」を受講済み、もしくは同レベルの知識・技術を持っていること。

※「サウンド表現論I」又は「音楽理論II」を受講済み、もしくは同レベルの知識を持っていること。

※ 受講生の進捗状況を見て、「音楽表現実習(キーボード)(ヴォーカル)」の受講生と合同で実施の可能性もあります。


授業計画
1回
ガイダンス
☆ギター/ベース:授業の概要の説明
到達目標:授業に関するデータ共有や連絡方法の確認 受講だけでなく個人練習をすることの重要性を共有する 

事前学習
☆ギター/ベース:[2h] クラスのFacebookグループに参加し、投稿閲覧、共有ファイル閲覧などといった機能の使い方を確認しておく
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 基礎練習を日課として継続する(1日10〜15分)

2回
☆ギター/ベース:ギター・ベース基礎練習についての説明・実践 質疑応答
授業内容:メジャースケール、ダイアトニックコードの練習
到達目標: スケールとコードを実践に活用すること
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] メジャースケール、コードの復習
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] メトロノームを使った練習を始める

3回
☆ギター/ベース:ペンタトニックスケールを弾いてみる
授業内容:ペンタトニックスケール(メジャーとマイナー)
到達目標: ダイアグラムやTABに頼らずこれらを演奏できること

事前学習
☆ギター/ベース:[2h] ダイアトニックコード、メジャースケールの確認

事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 視覚的にペンタトニックスケールを記憶する

4回
☆ギター/ベース:セッションに挑戦①(場合によってはキーボードクラスと合同)
授業内容:簡単な曲を用いて、メジャースケール・ペンタトニックスケール上の音を使いアドリブをやってみる
到達目標:セッションの楽しさ難しさを体感する アドリブしながら指板上の動きと出音の関連性を体感する
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] ペンタトニックスケールの練習

事後学習
☆ギター/ベース:[2h] トラックを使って自宅で練習 アドリブに慣れる

5回
☆ギター/ベース:リズムワークショップ基本編
基本的なリズムの読譜・記譜方法について
到達目標:簡単な読譜・記譜ができること
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 基礎的なリズムの譜読みを練習する

 
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 学習したリズムを楽器で弾く

6回
☆ギター/ベース:課題曲① 耳コピ・チャート作成
授業内容:課題曲を聴いてコードを書きとる
到達目標:簡単な構成の曲の耳コピの作業ができるようになる
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] ダイアトニックコードの練習・暗記
 
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] ベース音を聞き取る練習

7回目
☆ギター/ベース:課題曲① 分析・演奏
授業内容:課題曲①の構成を理解し演奏する
到達目標: 曲の構成を分析する、チャートの役割を考える
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 前回作成したチャートを完成させておく
 
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] より見やすいようにチャートを改良する

8回
☆ギター/ベース:セッションに挑戦②(場合によってはキーボードクラスと合同)
授業内容:アドリブを交えながら曲を合奏する
到達目標:セッションの流れやルールを知るセッションに慣れる
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 次回セッションでの曲を練習
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] セッションでの曲を復習 アドリブや伴奏における課題を明確にする

9回
☆ギター/ベース:課題曲② 耳コピ・チャート作成
授業内容:課題曲を聴いてコードとメロディーを書きとる
到達目標:スムーズに曲の耳コピができるようになること
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] チャート作成時のポイントを整理する
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] さらに見やすくする方法を考える

10回
☆ギター/ベース:課題曲② 分析・演奏
授業内容:課題曲②の構成を理解し演奏する
到達目標: 曲の構成を分析する、チャートの役割を考える
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 前回作成したチャートを完成させておく
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 様々な楽曲を分析しながら聴く

11回
☆ギター/ベース:課題曲③ 耳コピ・チャート作成
授業内容:課題曲③を聴いてコードとメロディーを書き取る
到達目標: よりスムーズに曲の耳コピができるようになること
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 見やすいチャートにするためのポイントを考える
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] チャートの改善・修正


12回
☆ギター/ベース:課題曲③ 分析・演奏
授業内容:課題曲③の構成を分析し演奏する
到達目標:曲の構成を分析する習慣をつける
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 課題曲を弾けるように練習する
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 様々な楽曲を分析しながら聴く

13回
☆ギター/ベース:発表(場合によってはキーボードクラスと合同)
授業内容:アドリブを交えながら曲を合奏する
到達目標:前回セッションよりも曲やソロの構成を考えて弾く意識を持つ
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 次回の発表に向けて曲を練習する
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 発表での成果を自己分析する

14回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
授業内容:オーディエンスと音楽を共有するために
到達目標:弾き手としての感覚(楽しさ、緊張感)を想像する
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] ギター基礎練習
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] ライブ演奏の価値、意味を考える

15回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
授業内容:編成と曲決め(実現可能性を念頭に)
到達目標: 個々のスタイルやスキルを考慮した内容にする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 各履修者の演目検討
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] チャート作成

16回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
チャートの確認と修正、合同練習
到達目標:ラフでもいいので楽曲を通して弾けるようにする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目のフル演奏の準備
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目の動画作成(自分のパフォーマンスを動画で確認する)

17回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
合同演習とフィードバック
到達目標:観客を想定した状況での演奏をする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h]  演目の練習・暗譜
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 改善点を練習する

18回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
授業内容:編成と曲決め
到達目標: 個々のスタイルやスキルを考慮した内容にする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 各自演目の検討
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] チャート作成

19回
セッション(3)
授業内容:ギター・キーボードの受講生との合同練習
到達目標:春学期の復習(コード進行のパターンを使ったループ演奏や音楽作品のアレンジ)
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目のフル演奏の準備
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目の動画作成

20回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
合同演習とフィードバック
到達目標:観客を想定した状況での演奏をする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h]  演目の練習・暗譜
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 改善点を練習する


21回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
授業内容:編成と曲決め
到達目標: 個々のスタイルやスキルを考慮した内容にする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 各自演目の検討
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] チャート作成

22回
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
チャートの確認と修正、合同練習
到達目標:ラフでもいいので楽曲を通して弾けるようにする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目のフル演奏の準備
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目の動画作成


23回目
☆ギター/ベース:パフォーマンス指導
合同演習とフィードバック
到達目標:観客を想定した状況での演奏をする
事前学習
☆ギター/ベース:[2h]  演目の練習・暗譜
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 改善点を練習する


24回
発表会作品2の合同練習(1)
授業内容:演奏解釈と合わせⅠ
到達目標:演奏解釈の内容を擦り合わせて、発表会作品2の演
奏の合わせを行う
*ヴォーカル、ギター・キーボードの受講生との合同練習(作品内容による)
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目の個人練習

事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 残る細かい問題点を明確にして、具体的な解決案をひとつづつ最後まで検討する


25回
発表会作品2の合同練習(2)
授業内容:演奏解釈と合わせII
到達目標:演奏解釈の内容を擦り合わせて、発表会作品2の演奏の合わせを行う
*ヴォーカル、ギター・キーボードの受講生との合同練習(作品内容による)
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 演目の個人練習

事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 今後の課題を明確にして、具体的な解決案を検討する

26回
発表会作品2の合同練習(3)
授業内容:演奏解釈と合わせⅠII
到達目標:演奏解釈の内容を擦り合わせて、発表会作品2の演奏の合わせを行う
*ヴォーカル、ギター・キーボードの受講生との合同練習(作品内容による)
事前学習
☆ギター/ベース:[2h] 自身の演奏を自己批評する
事後学習
☆ギター/ベース:[2h] 音楽表現における自己研鑽を継続する


試験及び成績評価
試験の実施はありません。
評価配分は以下の通りとする。
授業への参加・取り組み 40% 課題 60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題提出後、Facebookメッセンジャーで個別に、または次の授業内で全体的なフィードバックをします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
必要に応じて授業内で紹介する。
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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