シラバス情報

授業科目名
デジタルレコーディングIB
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大浦 克寿
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
AVID S4やEucon、HDのシステムをより深く理解し音楽やMAの高度なミックスやワークフローを身につけ、最新の録音技術を学ぶ。さらに出版された作品のセッションを元に、外国のスタジオがどのように作品を完成させるかを分析する。
授業の概要
エンジニアの技術、マイク技法、マルチトラッキング、ミキシング、録音制作の基本を主とし、エンジニアとしてのスキルを向上させ、映像、web等で必要とされる高度な録音技術を育成する。
さらに、ポストプロダクションで使用されているスタジオ機材を使用して最新の録音技術を学び、高度なミックスやワークフローを身につけMA作品を制作する。

❇︎前提科目 - デジタルレコーディングIA、IIA

Webex ミーティングの録画: 授業補足説明動画(東金)
パスワード: kVMNwCa3
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=d1223693b49aeac88ebf0358f496d8da

授業計画
1回
オリエンテーション、MA、編集スタジオ使用のルール、ポストプロダクションワークフロー

到達目標:サウンドスタジオや機材の貸し出しのルールを理解する
事前学習
2h:MAについてWebで調べる
事後学習
2h:デジタルレコーディングⅠA、2Aの復習

2回
フィールドミキシング、レコーディング その1 ラベリアとガンマイク

到達目標: H4Nの使い方、風坊の組み立て方が行える
事前学習
2h:マイクのタイプ、指向性を復習する
事後学習
2h:現場でマルチトラックレコーディングを行い、H4Nの機能を最大に活用する

3回
フィールドミキシング、レコーディング その2 フィールドミキサー

到達目標:フィールドミキサーを介してレコーダーに接続し録音ができる
事前学習
2h:各シグナルパスのダイナミックレンジを確認し低下がないことを確認する
事後学習
2h:マイク位置、ゲイン設定とSN比を確認し、データを確認する

4回
ィールドミキシング、レコーディング その3 カメラと同機、ワードクロック

到達目標:レコーダーを介してカメラに接続し録音が行える
事前学習
2h:ワードクロックやジッターについて調べる
事後学習
2h:シンクされた音データを元にセッションを作成する

5回
フィールドミキシング、レコーディング その4 仕上

到達目標: 録音した内容のデータ移行が行える
事前学習
2h:必要な効果音も含め録音する
事後学習
2h:すべてミックスし確認する

6回
アフレコ収録 その1 アニメ作品 

到達目標:空間音、効果音、サウンドデザイン、などどのような音が使用されるかを理解する
事前学習
2h:アニメゼミの作品を元にセッションを作成する
事後学習
2h:必要な効果音、環境音やBGMを決める

7回目
アフレコ収録 その2 アニメ作品 ナレーション

到達目標:ナレーションセッションが行える
事前学習
2h:ナレーターのオーディションを事前に行い、台本をリハーサルする
事後学習
2h:タイミングやニュアンスによってマイクの位置を再確認する

8回
アフレコ収録 その3 映像作品 ダイアログ

到達目標:ダビングセッションが行える
事前学習
2h:作品のアフレコセッションを作成する
事後学習
2h:タイミング修正はエラスティックオーディオを使用する

9回
アフレコ収録 その4 映像作品 ダイアログ

到達目標:ダビングのタイミングの微調整、エフェクトを加える
事前学習
2h:映像の背景によって使用するエフェクトを考える
事後学習
2h:自然な環境を表現するミックスを作成する

10回
ミキシング 

到達目標:ステム、サブミックスを作成が行える
事前学習
2h:全てのステムを作成し、MAセッションファイルを作成する
事後学習
2h:全ての音のバランスをラフで調整する

11回
ミキシング 

到達目標:ナッジ機能、レダクションが行える
事前学習
2h:タイミング,ノイズレダクション、EQの設定を復習する
事後学習
2h:ダイアログにノイズやポップが入っていないか確認する

12回
ミキシング

到達目標:タイムストレッチが行える
事前学習
2h:タイミング修正でエラスティックオーディオの使用を復習する
事後学習
2h:リミターの使用、パンオートメーションや設定を復習する

13回
ミキシング

到達目標: MAミックスが行える
事前学習
2h:ステムをグループ化し、VCAマスターでコントロールする設定を行う
事後学習
2h:オートメーションで各シーンのステムバランス

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分は以下の通りとする。

授業への取り組み:30%
技術修得、理解度:30%
授業中に実施する制作課題:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回以降授業内で解説
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要に応じ適宜プリント等を配布する
参考文献・推薦図書
・『ポストプロダクション技術マニュアル』(第8版)JPPA出版物 (学生価格) ¥3,100/税込
https://www.jppanet.or.jp/books

・『サウンドレコーディング技術概論2023年版』・発行日:2023年3月20日発行・価格:¥4,400(税込)
兼六館出版株式会社( 03-3265-4831)

・一般社団法人日本音楽スタジオ協会推奨『音楽録音スタジオにおける音響設計ガイドブック』B5判44頁  価格:¥1,100(税込・送料別)
https://www.japrs.or.jp/contact/?order=1
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