シラバス情報

授業科目名
日本語I
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
柏倉 裕美、高木 美嘉
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
N2レベル対象。この授業は、日本での留学生活で必要な日本文化や社会に関する理解を深めながら、日本語のコミュニケーション力をつけることが目的です。初対面場面、食文化、音楽、旅行などの社会文化をテーマにした会話や読み物の要点を理解し、自分の意思や考えを説明し、その理由を述べることができるレベルを到達目標とします。
授業の概要
授業では、日本語のコミュニケーション力を伸ばすため、社会文化のテーマに関する「読む、書く、話す、聞く」練習を行います。コミュニケーションの練習には、それぞれ「Can−do(日本語を使ってできること)」という達成目標があり、目標に合わせた課題が用意されています。宿題もあり、毎回、4時間程度の予習復習が必要です。Can-doを1つ1つ達成していきながら、身近な話題について主要点を理解し、自分の意思やその理由を述べることができるレベルを目指します。

授業計画
1回
・オリエンテーション
・「1 はじめての人と」の「準備」の課題をする。
・「1 はじめての人と」の「Part2:会話する」のCan-do(知らない人に話しかけて、相手のことについて質問したり、自分のことについてくわしく話したりすることができる。)、語彙・表現を確認して、会話練習をする。
事前学習
「1 はじめての人と」の「準備」の予習をしておく。
事後学習
「1 はじめての人と」の「Part2:会話する」の課題をする。

2回
・「1 はじめての人と」の「Part2:会話する」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「1 はじめての人と」の「Part3:長く話す」のCan-do(自分のプロフィール、希望や抱負などが入ったまとまりのある自己紹介ができる。)、語彙・表現を確認して、話す練習をする。
事前学習
「1 はじめての人と」の「Part1:聞いてわかる」の課題をする。
事後学習
「1 はじめての人と」の「Part3:長く話す」の課題をする。

3回
・「1 はじめての人と」の「Part3:長く話す」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「1 はじめての人と」の「Part4:読んでわかる」のCan-do(ソーシャルネットワークの自己紹介を読んで、どんな人か、だいたい理解できる。)、語彙・表現を確認して、読む練習をする。
・「1 はじめての人と」の「Part5:書く」のCan-do(ソーシャル・ネットワークの自己紹介で、興味を持っていること、希望や抱負などについて、書くことができる。)、語彙・表現を確認して、書く練習をする。
事前学習
「1 はじめての人と」の「Part4:読んでわかる」の予習をする。
事後学習
「1 はじめての人と」の「Part5:書く」の学習をする。

4回
・「2 おすすめの料理」の「準備」の課題をする。
・「2 おすすめの料理」の「Part2:会話する」のCan-do(いっしょに買い物をしながら、料理の材料について、何をどこで買えばいいか、どう使えばいいかなどを話し合うことができる。)、語彙・表現を確認して、会話練習をする。
事前学習
「2 おすすめの料理」の「準備」の予習をしておく。
事後学習
「2 おすすめの料理」の「Part2:会話する」の課題をする。

5回
・「2 おすすめの料理」の「Part2:会話する」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「2 おすすめの料理」の「Part3:長く話す」のCan-do(自分の国の料理の特徴や作り方などを、わかりやすく説明できる。)、語彙・表現を確認して、話す練習をする。
事前学習
「2 おすすめの料理」の「Part1:聞いてわかる」の課題をする。
事後学習
「2 おすすめの料理」の「Part3:長く話す」の課題をする。

6回
・「2 おすすめの料理」の「Part3:長く話す」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「2 おすすめの料理」の「Part4:読んでわかる」のCan-do(料理のレシピを読んで、材料、作り方、注意点などが理解できる。)、語彙・表現を確認して、読む練習をする。
・「2 おすすめの料理」の「Part5:書く」のCan-do(友人に教えるために、料理の作り方のメモを書くことができる。)、語彙・表現を確認して、書く練習をする。
事前学習
「2 おすすめの料理」の「Part4:読んでわかる」の予習をする。
事後学習
「2 おすすめの料理」の「Part5:書く」の学習をする。

7回目
・トピック1と2の復習、振り返りをする。(学習記録シートの記入) 
・トピック1と2の復習テストを受ける。(出題範囲:言語知識・読解・筆記・聴解・口頭) 
事前学習
復習テストの準備をする。
事後学習
トピック1と2の振り返りをする。

8回
・「3 私の好きな音楽」の「準備」の課題をする。
・「3 私の好きな音楽」の「Part2:会話する」のCan-do(音楽の好みや経験などについて、友人と話すことができる。また、相手の話に簡単にコメントできる。)、語彙・表現を確認して、会話練習をする。
事前学習
「3 私の好きな音楽」の「準備」の予習をしておく。
事後学習
「3 私の好きな音楽」の「Part:会話する」の課題をする。

9回
・「3 私の好きな音楽」の「Part2:会話する」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「3 私の好きな音楽」の「Part3:長く話す」のCan-do(自分の好きな音楽について、好きな理由や魅力が説明できる。)、語彙・表現を確認して、話す練習をする。
事前学習
「3 私の好きな音楽」の「Part1:聞いてわかる」の課題をする。
事後学習
「3 私の好きな音楽」の「Part3:長く話す」の課題をする。

10回
・「3 私の好きな音楽」の「Part3:長く話す」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「3 私の好きな音楽」の「Part4:読んでわかる」のCan-do(コンサートの感想について書かれたブログを読んで、どんなコンサートだったか、どう感じたかが理解できる。)、語彙・表現を確認して、読む練習をする。
・「3 私の好きな音楽」の「Part5:書く」のCan-do(コンサートに友人を誘うメールを書くことができる。そのとき、どんなコンサートかを簡単に説明できる。)、語彙・表現を確認して、書く練習をする。
事前学習
「3 私の好きな音楽」の「Part4:読んでわかる」の予習をする。
事後学習
「3 私の好きな音楽」の「Part5:書く」の学習をする。

11回
・「4 温泉に行こう」の「準備」の課題をする。
・「4 温泉に行こう」の「Part2:会話する」のCan-do(食事や部屋などについて、ホテルや旅館に、理由を言って変更してもらうことができる。)、語彙・表現を確認して、会話練習をする。
事前学習
「4 温泉に行こう」の「準備」の予習をしておく。
事後学習
「4 温泉に行こう」の「Part:会話する」の課題をする。

12回
・「4 温泉に行こう」の「Part2:会話する」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「4 温泉に行こう」の「Part3:長く話す」のCan-do(どこへ行きたいか、そこで何をしたいかなど旅行の希望や計画を、ある程度くわしく話すことができる。)、語彙・表現を確認して、話す練習をする。
事前学習
「4 温泉に行こう」の「Part1:聞いてわかる」の課題をする。
事後学習
「4 温泉に行こう」の「Part3:長く話す」の課題をする。

13回
・「4 温泉に行こう」の「Part3:長く話す」の課題に対するフィードバックをもらう。
・「4 温泉に行こう」の「Part4:読んでわかる」のCan-do(インターネットの旅行サイトに書かれたホテルや旅館の口コミを読んで、良い点や悪い点が理解できる。)、語彙・表現を確認して、読む練習をする。
・「4 温泉に行こう」の「Part5:書く」のCan-do(宿泊予定のホテルや旅館に、メールで質問したり、希望を伝えたりすることができる。)、語彙・表現を確認して、書く練習をする。
事前学習
「4 温泉に行こう」の「Part4:読んでわかる」の予習をする。
事後学習
 「4 温泉に行こう」の「Part5:書く」の学習をする。

14回
・トピック3と4の復習、振り返りをする。(学習記録シートの記入) 
・トピック3と4の復習テストを受ける。(出題範囲:言語知識・読解・筆記・聴解・口頭) 
事前学習
復習テストの準備をする。
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
次の3つの評価を合わせて最終成績評価とする。
1)授業への取り組み(自己評価10%+他者評価10%)… 20%
2)課題・宿題の提出とその内容  … 40%
3)復習テスト(1回20%×2回)… 40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
個々の課題や試験に対する添削や助言は、ポータルを通して、または、授業中に行う。 
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1
独立行政法人国際交流基金
三修社
4384057598
本と電子書籍のどちらを選択してもいいです。https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384057591/
参考文献・推薦図書
授業中に紹介します。
研究室
授業開始後に紹介します。
オフィスアワー
授業開始後に紹介します。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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