教員名 : 新倉 雄一
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授業科目名
薬効評価学特別演習
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
小林 江梨子、新倉 雄一
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
創薬スタートアップのケーススタディを通じて,医薬品候補物質の開発から(非)臨床試験における薬効評価,薬事申請までの創薬プロセスを学ぶ.その中で自分の強みを生かせる領域を見つけ出し,創薬人に求めらる知識,スキル,倫理観を身につける.
【主な学習方法】 講義、演習、レポート 授業の概要
(選択必修科目)
1.科目名(英語名):薬効評価学特別演習(Special Practice for Drug Evaluation) 2.授業形態:講義/演習/レポート 3.内容: この授業では、創薬と臨床試験の舞台裏に迫り、最先端の医薬品開発のプロセスを探求します。特に、mRNA技術を応用した創薬に焦点を当て、Modernaの事例を通してその革新的な可能性を探ります。 授業計画
1回
1回 創薬スタートアップの基礎理論とModernaの紹介
担当教員:新倉雄一 到達目標:創薬の基本概念を理解し,Modernaの歴史とビジョンに触れる 【学習方法】 講義、演習 事前学習
Moderna社について調べておく
事後学習
第1章医薬品開発の流れを精読しておく
2回
2回 mRNA技術とその応用
担当教員:新倉雄一 到達目標:mRNA技術の基本原理を理解し,ModernaがどのようにmRNA技術を応用したのかを知る 【学習方法】 講義,演習 事前学習
モダリティーの種類と特徴について調べておく
事後学習
Essential 細胞生物学(南江堂)の「遺伝子発現の調節」を精読しておく
3回
3回 COVID-19ワクチンの開発プロセス
担当教員:新倉雄一 到達目標:緊急性と危機管理について学び,プロトタイプから承認までのプロセスを理解する 【学習方法】 講義,演習 事前学習
COVID-19が世界に及ぼした影響を幅広く調べておく
事後学習
第3章臨床試験を精読しておく
4回
4回 バイオテクノロジーと製造プロセス
担当教員:新倉雄一 到達目標:mRNAワクチンの製造技術を理解し,製造のスケールアップの手法を学ぶ 【学習方法】 講義,演習 事前学習
医薬品製造受託機関について調べておく
事後学習
第2章非臨床試験を精読しておく
5回
5回 マーケティングとビジネス戦略
担当教員:新倉雄一 到達目標:市場調査とターゲット設定について分析し,Modernaのビジネス戦略を理解する 【学習方法】 講義,議論 事前学習
市場調査で用いられるフレームワーク(3C,5 Force分析)について調べておく
事後学習
第7章医療経済からみた医薬品を精読しておく
6回
6回 グローバルな規制環境
担当教員:新倉雄一 到達目標:薬事法規と規制機関を知り,Modernaの規制遵守戦略について学ぶ 【学習方法】 演習,議論 事前学習
日本,欧州,米国における創薬に関連した法規制について調べておく
事後学習
第4章承認審査を精読しておく
7回目
7回 投資と資金調達
担当教員:新倉雄一 到達目標:ベンチャーキャピタルからの資金調達の仕組みを知る 【学習方法】 演習、議論 事前学習
ベンチャーキャピタルについて調べておく
事後学習
銀行からの借入と,投資家やベンチャーキャピタルからの資金調達のメリット,デメリットについて復習しておく
8回
8回 成功事例と課題
担当教員:新倉雄一 到達目標:Modernaの成功要因を分析し,逆境を乗り越えるための戦略を理解する 【学習方法】 演習、レポート 事前学習
モデルナ社が成功を収めた要因を簡潔に説明できるように準備しておく
事後学習
9回
9回 産業界の最新動向
担当教員:新倉雄一 到達目標:mRNA技術以外の新たな技術,モダリティの多様性を知り,競合他社の動向を分析する 【学習方法】 演習、レポート 事前学習
どのようなモダリティがあるのか調べておく
事後学習
10回
10回 インダストリーとアカデミアとの連携
担当教員:新倉雄一 到達目標:研究機関との協力関係の構築を学ぶ 【学習方法】 演習、レポート 事前学習
AMED,NEDOについて調べておく
事後学習
11回
11回 倫理と社会的責任
担当教員:新倉雄一 到達目標:創薬企業の倫理的課題を理解し,Modernaの社会的責任とCSR活動を学ぶ 【学習方法】 演習、レポート 事前学習
創薬企業の倫理的課題を挙げられるように準備しておく
事後学習
第6章製造販売後調査を精読しておく
12回
12回 学生プロジェクト発表準備
担当教員:新倉雄一 到達目標:創薬スタートアップの経営に関わるとしたらどのようなことができるのかを議論する. 【学習方法】 演習 事前学習
創薬スタートアップを立ち上げるとしたらどのような会社なのか考えておく
事後学習
13回
13回 学生プロジェクト発表
担当教員:新倉雄一 到達目標:創薬スタートアップの経営に関わるとしたらどのようなことができるのかを発表する 【学習方法】 演習 事前学習
創薬スタートアップを立ち上げた前提で,自身のビジネスの魅力を伝えられるように準備しておく
事後学習
13回の講義を通じて,研究に対する考え方など,自身の変化や感じた成長をA41枚にまとめて提出する
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
対面式の授業・試験が可能な場合
〇クラスへの参加度20%・議論の質30%・発表50%、 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題に対する指導は,授業中もしくは授業後速やかに実施する.
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
医薬品開発入門 第4版
古澤康秀/監修 大室弘美/他
じほう
4840754594
参考文献・推薦図書
FDAホームページ
医学系学会ホームページ 薬学系学会ホームページ 研究室
東金キャンパス・K棟2階 K210
オフィスアワー
随時(メールでのアポイントメント推奨)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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