シラバス情報

授業科目名
健康科学特論IV
学年
学年指定なし
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大橋 優紀子
授業形態
講義
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1 人の感覚、認知、学習、感情、人格特性・類型について概説できる。
2 発達心理学の主要な理論について概説できる。
3 人の健康を発達的、心理的側面を含めて探求するための、実践の在り方や研究課題について考察できる。
授業の概要
健康に影響する「個人因子」として欠かせない、人の「心理」と「発達」および、それへの支援に関して、健康科学の実践に必要となる基礎的内容を学ぶ。学習心理学、臨床心理学、発達心理学等の基礎的理論を概観した上で、文献抄読や事例検討を通して、人の健康を、発達的、心理的側面を含めて科学的、専門的に探究する方法について理解を深める。

授業計画
1回
(4/9(火)6限)
授業内容:
 オリエンテーション
 心理学のなりたち、人の心の基本的な仕組みと働き
到達目標:
 オリエンテーションにより、心理学が取り扱うテーマ、健康科学との位置づけ、本科目の取り組み方について理解する。
事前学習
テキスト第1章を読んでおく。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

2回
(4/16(火)6限)
授業内容:
 学習心理学の世界 行動の獲得、社会的学習

到達目標:
 人の学習、行動変化・獲得のダイナミズムについて、各自の臨床経験に結び付けて省察できる。
事前学習
教科書第2章を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

3回
(4/23(火)6限)
授業内容:
 知覚心理学の世界 視覚・聴覚・触覚
 生理心理学の世界 中枢神経系の活動、抹消神経系の活動、感情
 神経心理学の世界 心と脳、失語症、失認症、失行症

到達目標:
 事前学習および授業を通して得た知識について、各自の臨床経験に結び付けて省察できる。
事前学習
教科書第3章/第4章/10章を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)。
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

4回
(4/30(火)6限)
授業内容:
 認知心理学の世界 情報処理、注意、記憶、言語
 社会心理学の世界 自己と他者のかかわり、社会・集団の影響力

到達目標:
 事前学習および授業を通して得た知識について、各自の臨床経験に結び付けて省察できる。
事前学習
教科書第5章/6章を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

5回
(5/7(火)6限)
授業内容:
 パーソナリティ心理学の世界 分類、パーソナリティの形成、発達、影響

到達目標:
 事前学習および授業を通して得た知識について、各自の臨床経験に結び付けて省察できる。
事前学習
教科書第7章を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

6回
(5/14(火)6限)
授業内容:
 臨床心理学の世界 精神分析法、クライエント中心療法、認知行動療法、他

到達目標:
 事前学習および授業を通して得た知識について、各自の臨床経験に結び付けて省察できる。
 
事前学習
教科書第8章を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

7回目
(5/21(火)6限)
授業内容:
 発達心理学の世界 胎生期の発達から老年期の発達まで

到達目標:
 事前学習および授業を通して得た知識について、各自の臨床経験に結び付けて省察できる。
 
事前学習
教科書第9章を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

8回
(6/12(水)6限)
授業内容:
 エビデンスのレベル
 エビデンスの利用と限界

到達目標:
 エビデンスのレベル、エビデンスの利用と限界について説明できる。
事前学習
論文(授業内に指示)を読み、サマライズし、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

9回
(6/19(水)6限)
授業内容:
 パーソナリティ心理学の実践の学術的探究
 論文抄読と討論

到達目標:
 理論を実践にあてはめる方法、さらに学術的に探究する方法について理解できる。
事前学習
論文(授業内に指示)を読み、サマライズし、発表の準備をする。(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

10回
(6/26(水)6限)
授業内容:
 発達心理学の実践の学術的探究
 論文抄読と討論

到達目標:
 理論を実践にあてはめる方法、さらに学術的に探究する方法について理解できる。
 
事前学習
論文(授業内に指示)を読み、サマライズし、発表の準備をする。(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

11回
(7/3(水)6限)
授業内容:
 学習心理学の実践の学術的探究
 文献抄読と討論

到達目標:
 理論を実践にあてはめる方法、さらに学術的に探究する方法について理解できる。
事前学習
論文(授業内に指示)を読み、サマライズし、発表の準備をする。(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

12回
(7/10(水)6限)
授業内容:
 臨床心理学の実践の学術的探究
 論文抄読と討論

到達目標:
 理論を実践にあてはめる方法、さらに学術的に探究する方法について理解できる。
事前学習
論文(授業内に指示)を読み、サマライズし、発表の準備をする。(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

13回
(7/17(水)6限)
授業内容:
 まとめ 総合討論:人の健康を発達的、心理的側面を含めて探求するための、実践の在り方や研究課題について

到達目標:
 人の健康を発達的、心理的側面を含めて探求するための、実践の在り方や研究課題について考察できる。
事前学習
各自がとらえた、人の健康を発達的、心理的側面を含めて探求するための実践の在り方や研究課題について考え、発表の準備をする。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分および成績評価は、個々の授業におけるディスカッションの内容やプレゼンテーションなどを総合して評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
質問やフィードバックについては,メールおよび面談にて対応する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
心理学入門 こころを科学する10のアプローチ
板口典弘、相馬花恵 (編著)(2020)
講談社
978-4-06-154808-4
参考文献・推薦図書
授業内に指示する
研究室
大橋優紀子 K514室
オフィスアワー
S1 月曜2限、3限
S2 火曜1限、4限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ