教員名 : 大橋 優紀子
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授業科目名
実践カウンセリング特論
学年
学年指定なし
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大橋 優紀子
授業形態
講義
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
到達目標
1 カウンセリングの原理、技法、方法を知り、臨床の簡単な場面において、活用することができる。 2 問題解決をはかるための各ステージについて説明できる。 3 カウンセリングの長所および、援助の妨げになる要因について述べることができる。 4 援助者の役割、求められる態度について説明できる。 テーマ カウンセリング、傾聴と共感、問題解決、援助者の態度、ケア倫理 授業の概要
保健・医療・福祉分野の対人援助においては、初回の問診(インテーク)ひとつをとっても、カウンセリングの技法が必要とされることが多い。本科目では、保健・医療・福祉職が、臨床現場で心理的支援を行う上で必要になる、カウンセリングの基礎的な知識、態度、技術、および心理支援の倫理的側面について学習する。講義形式と、映像教材やロールプレイによる実践的演習を組み合わせて行い、カウンセリングの技法を現場の支援で使うことができる力を養う。
授業計画
1回
4/6(土)4限
授業内容: オリエンテーション カウンセリングとは カウンセリング関係とは 到達目標: 援助者ー被援助者関係、プロフェショナルとしてのカウンセラー像について理解を深める。 事前学習
カウンセリングとは。自己効力感、カウンセラーの信頼性、クライエントとカウンセラーの関係・協力・契約等について事前学習する。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
2回
4/13(土)4限
授業内容: 身体的なかかわりかた(attending) 到達目標: 身体的なかかわり行動について理解を深める。 事前学習
身振り、表情、声の調子など非言語的メッセージについて事前学習する。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
3回
4/20(土)4限
授業内容: 傾聴の演習 到達目標: 傾聴の技法について理解を深める。 事前学習
経験・行動・感情の傾聴について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
4回
4/27(土)4限
授業内容: 基本的共感の演習 到達目標: 基本的共感の技法について理解を深める。 事前学習
基本的共感について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
5回
5/11(土)4限
授業内容: 問題状況の理解:プローブの技法の演習 到達目標: プローブの技法を用いて、問題状況をさらに理解する。 事前学習
プローブの技法について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
6回
5/18(土)4限
授業内容: 問題状況の明確化の演習 到達目標: 傾聴、基本的共感、プローブの技法をともに用いて、問題状況を明確化する。 事前学習
カウンセリングにおける問題状況について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
7回目
5/25(土)4限
授業内容: 問題状況の明確化の演習 到達目標: 傾聴、基本的共感、プローブの技法をともに用いて、問題状況を明確化する。 事前学習
前回の授業の振り返りを行う。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
8回
6/8(土)1限
授業内容: 抵抗やその他のカウンセリング過程の諸問題への対処 到達目標: 抵抗をもっているクライエントを援助するために役立つストレテジーについて理解を深める。 事前学習
カウンセリング過程の諸問題について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
9回
6/15(土)1限
授業内容: カウンセラーの自己開示 到達目標: 問題解決にむけてクライエントが前進するのに役立つであろう自己開示について理解を深める。 事前学習
カウンセラーの自己開示について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
10回
6/22(土)1限
授業内容: 目標の選択 到達目標: クライエント自身が目標づくりをすることを手伝うための技法について理解を深める。 事前学習
目標の選択・設定について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
11回
6/29(土)1限
授業内容: 実行のストラテジーを考えるための援助 到達目標: クライエント自身が実行のストラテジーを考えるための援助について理解を深める。 事前学習
実行のためのストラテジーづくりについて事前学習する。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
12回
7/6(土)1限
授業内容: ストラテジーを選択し、実行計画を作成するための援助 到達目標: クライエント自身が実行可能な実行計画を作成することを手伝うための技法について理解を深める。 事前学習
実行計画の作成について事前学習する。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
13回
7/13(土)1限
授業内容: 実行計画を遂行するための援助 ケアの倫理 到達目標: 促進的に働く力を強める援助、抑止的に働く力を打ち消したり弱めたりするについて理解を深める。 支援者の態度とケア倫理、対象の第2層の願望について、話し合うことができる。 事前学習
計画の遂行に促進的に働く力、抑止的に働く力について事前学習する。(3h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
①事前事後課題への取り組み。(40%)
②各回の授業における取り組み。演習でのディスカッションの内容やプレゼンテーションなど。(40%) ③最終レポート(20%) 以上を総合して評価する。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
質問やフィードバックについては,メールおよび面談にて対応する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
周産期メンタルヘルススタッフのための心理介入教本
北村俊則
北村メンタルヘルス研究所
978-4-906721-03-0
参考文献・推薦図書
Egan, G. (成澤實, 飯田栄, 訳)(1998) . カウンセリング・テキスト. 創元社.
ジェラード・イーガン (1992). 熟練カウンセラーをめざすカウンセリングワークブック. 創元社. 大橋優紀子(代表), 北村俊則(監修). (2020-2022)【連載】心理的援助の理論やエビデンスを臨床助産ケアに活かそう!全14回. 臨床助産ケア, 12(4)〜14(5). 研究室
K514室
オフィスアワー
月曜日2限、3限(S1)
火曜日1限、4限(S2) 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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