シラバス情報

授業科目名
生涯発達学特論
学年
学年指定なし
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
宮澤 純子、清水 清美、川久保 悦子、二宮 彩子、大橋 優紀子
授業形態
講義
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1 誕生から死に至るまで生涯における各発達段階の特徴について説明できる。
2 人の生涯発達に影響する因子について、理論、エビデンスを利用して、説明することができる。
3 人の発達を多面的に捉えながら、ライフステージに応じた発達課題の点から、対象の健康課題について討論できる。
4 生涯発達の過程における健康課題への支援の在り方や臨床の課題について省察できる。
授業の概要
健康科学特論で学習した健康科学の基礎的知識を土台としながら、ライフステージに応じた心身の発達と健康課題について学習を深める。さらに、理論やエビデンスに基づき、生涯発達の過程における健康課題にアプローチする多様な方法について学習する。

授業計画
1回
(9/23 月曜 6限)
授業内容:
 オリエンテーション
 発達とは、人はなぜ発達するか、生涯発達の考え方、なぜ発達を学ぶ必要があるのか
 胎生期の発達、胎児の発達影響を与える要因、エピジェネティクス

担当教員:大橋優紀子

到達目標:
 人はなぜ発達するか、なぜ発達を学ぶ必要があるのか、人の発達・健康と環境の相互作用について理解を深める。
 本科目の進め方と、事前事後学習、プレゼンテーションの担当について理解できる。
事前学習
健康科学総合特論、健康科学特論Ⅳでの学習をふりかえり、人の「発達」「心理」と健康との関係について各自の理解、考えを整理しておく。
胎生期の発達に関する論文(後日指定)を読み、それについて討論できるようにしておく。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

2回
(9/30 月曜 6限)
授業内容:
 発達の基礎的理論と、主要な構成概念について学習する
  生涯発達理論①(フロイト):自我の発達
  生涯発達理論②(エリクソン):発達課題

担当教員:大橋優紀子

到達目標:
 学習内容をふまえて、臨床で出会った対象を振り返り、対象理解が深まる。

事前学習
「自我の発達・フロイトの理論」/「発達課題・エリクソンの理論」について事前学習し、発表準備をする。(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

3回
(10/7 月曜 6限)
授業内容:
 発達の基礎的理論と、主要な構成概念について学習する
  生涯発達理論③(ボウルビィ、他):愛着の発達
  家族の発達理論、システム理論について

担当教員:大橋優紀子

到達目標:
 学習内容をふまえて、臨床で出会った対象を振り返り、対象理解が深まる。
事前学習
「愛着の発達・ボウルビィの理論」/「家族の発達・発達のシステム」について事前学習する。(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

4回
(10/14 月曜 6限)
授業内容:
 ライフステージに応じた発達課題と発達に影響する因子① 胎児期〜思春期の発達
 
担当教員:大橋優紀子

到達目標:
 学習内容をふまえて、臨床で出会った対象を振り返り、対象理解が深まる。
事前学習
胎児期〜幼児期/児童期〜思春期までの発達について、テキストの該当章他から学習し、発表準備をする(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

5回
(10/21 月曜 6限)
授業内容:
 ライフステージに応じた発達課題と発達に影響する因子② 青年期〜超高齢期の発達
 
担当教員:大橋優紀子/二宮彩子

到達目標:
 学習内容をふまえて、臨床で出会った対象を振り返り、対象理解が深まる。
事前学習
青年期〜成人期/高齢期〜超高齢期の発達について、テキストの該当章他から学習し、発表準備をする(4h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

6回
(10/28 月曜 6限)
授業内容:
 発達・心理的側面のアセスメント① アセスメントツールの使い方

担当教員:大橋優紀子/二宮彩子

到達目標:
 アセスメントツールの臨床での利用法と注意点、限界について理解できる。
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

7回目
(11/4 月曜 6限)
授業内容:
 発達・心理的側面のアセスメント② 精神疾患や気分の状態のアセスメント

担当教員:大橋優紀子/宮澤純子

到達目標:
 精神疾患や気分の状態のアセスメントの方法について理解が深まる。
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

8回
(11/25 月曜 6限)
授業内容:
 発達・心理的側面のアセスメント③ 危機的状況のアセスメント

担当教員:大橋優紀子/清水清美

到達目標:
 危機的状況のアセスメントと対応について理解が深まる。

事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

9回
(12/2 月曜 6限)
授業内容:
 発達・心理的側面のアセスメント④ 関係性、家庭環境のアセスメント

担当教員:大橋優紀子/宮澤純子

到達目標:
 関係性、家庭環境のアセスメントの方法について理解が深まる。
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

10回
(12/9 月曜 6限)
授業内容:
 生涯発達支援の技法① 目標と手立ての設定

担当教員:大橋優紀子/川久保悦子

到達目標:
 学習内容をふまえ、臨床例を振り返り、それへの支援について省察できる。
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

11回
(12/16 月曜 6限)
授業内容:
 生涯発達支援の技法② 集団を対象にした支援の例

担当教員:大橋優紀子/清水清美

到達目標:
 学習内容をふまえ、臨床実践への活かし方についてディスカッションができる
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

12回
(12/23 月曜 6限)
授業内容:
 生涯発達支援の技法③ 法律や制度の理解と利用

担当教員:大橋優紀子/川久保悦子

到達目標:
 専門分野に関連する主要な法律と制度、その利用について説明できる。
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習、サマライズし、発表の準備をする(2h)
事後学習
学習内容をふまえ、自身の臨床実践や研究計画をみなおす。(2h)

13回
(1/20 月曜 6限)
授業内容:
 生涯発達支援の技法④ 多職種連携
 総合討論「人の生涯発達と健康、幸福とは」、「生涯発達への支援とは」

担当教員:大橋優紀子/二宮彩子/清水清美/宮澤純子/川久保悦子

到達目標:
 これまでの学習を統合し、人の生涯発達と健康・幸福および、生涯発達の過程における健康課題への支援の在り方と臨床の課題について討論できる。
事前学習
資料(授業時に指定)を読んで学習し、発表の準備をする
「人の生涯発達と健康、幸福とは」、「生涯発達への支援とは」をテーマに各自の考えをまとめておく。(2h)
事後学習
授業内容、他者の意見を踏まえ、今回のテーマについてまとめる。(2h)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価配分および成績評価は、個々の授業におけるディスカッションの内容やプレゼンテーションなどを総合して評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
質問やフィードバックについては,メールおよび面談にて対応する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
エピソードでつかむ生涯発達心理学
岡本祐子、深瀬裕子(編著)
ミネルヴァ書房
9784623065318
参考文献・推薦図書
研究室
K514室
オフィスアワー
大橋:F1 金曜日1, 2限     F2 水曜日3, 4限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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