シラバス情報

授業科目名
経営戦略策定実習I(経営戦略策定I)
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
土屋 正憲
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
企業の持続的な成長・発展を支援するため,企業を取り巻く外部環境、内部資源について総合的に分析し,分析の結果として策定された経営戦略課題を解決するための方向と具体策を策定することにより、中小企業の指導・支援・アドバイスが出来るコンサルティングスキルを修得する。
1.経営戦略を策定し、ビジネスモデルを再構築するための的確な分析 (外部環境分析、内部資源分析)が出来るスキルを修得していること。
2.外部環境分析,内部資源分析の結果から.論理的プロセスを通して経営戦略・機能別戦略を策定し、戦略課題(経営課題)を抽出できるスキルを修得していること。
授業の概要
当科目は以下の3単元で構成する。
第1単元「経営基本調査・環境分析」(1日)
第2単元「経営戦略策定」(5日)
第3単元「報告書作成・報告会(発表、講師講評、振り返り)」(4日)
<授業の進め方>
第1単元:経営者、管理者へのヒアリング方法等を学ぶ。外部及び内部環境把握と財務分析・内部資源の把握の方法を学ぶ。
第2単元:経営基本調査、外部環境、内部環境の情報をもとに分析方法、仮説の設定方法を学ぶ。経営戦略の作成、経営課題を解決するための提案作成を行い、それらの手法を学ぶ。
第3単元:新たな展開と推進力を与える工夫を学ぶ。時間配分、発表方法を学ぶ。

授業計画
1回
オリエンテーション、班編成、受診企業の状況 及び外部環境の把握、関連資料の収集・分析
診断準備打合せ、診断重点の仮説設定
事前学習
事前に配布する実習先企業予備調査票を熟読し、外部環境を確認し資料収集しておくこと
事後学習
実習先企業の財務状況分析、外部環境等に基づき仮説を整理しておく

2回
診断計画及び実態調査設計の検討・策定、
ヒアリング内容・項目の検討・抽出
事前学習
診断計画、実態調査の内容をディスカッションできるよう整理しておく
事後学習
経営者等ヒアリング、実態調査実施の必要項目を整理しておく
グループメンバーの実態調査分担を協議する

3回
診断計画の提示、経営者等ヒアリング、
実態調査の実施
事前学習
経営者等ヒアリング、実態調査の実施に必要な事前準備をする
事後学習
ヒアリング結果を整理し仮説の検証を行う、グループの情報共有を図る

4回
経営者等ヒアリング、実態調査の実施、
実態調査結果の分析
事前学習
ヒアリング結果と仮説のギャップを整理し、追加ヒアリング、実態調査を立案する
事後学習
実態調査および追加ヒアリング項目を整理し、グループの情報共有を図る

5回
実態調査・ヒアリングの実施、実態調査結果の分析、問題・課題の把握・構造化、経営戦略の策定、機能別戦略の策定、戦略課題の抽出及び構造化
事前学習
実態調査・ヒアリング項目から、問題の整理・構造化のディスカッションができるよう整理しておく
事後学習
問題の整理・構造化をもとに不足事項を明確化し、診断の方向性をグループ協議する

6回
問題・課題の把握・構造化、経営戦略の策定、機能別戦略の策定、戦略課題の抽出及び構造化
事前学習
問題・課題の整理とともに、戦略の方向性を研究する
事後学習
戦略課題の構造化と追加調査事項の整理をする

7回目
戦略課題の解決策、戦略実行計画の策定、総合調整
戦略目的の検討・設定、経営者との意見交換
事前学習
ギャップを仮説化し実現性の検討をして、追加調査の要否をグループ協議する
経営者との意見交換へ向けて、課題解決策と実行計画を整理する
事後学習
戦略目標と課題を整理し戦略案をグループ協議する
経営者意見を踏まえ、戦略目標・課題解決策と実行計画等の整理とグループ内整合性を協議する

8回
戦略課題の解決策、戦略実行計画の策定、総合調整
事前学習
経営課題の改善策が及ぼす経営計画への影響・効果を調査する
事後学習
戦略実行計画の数値妥当性の検証をする
報告書原案を検討する

9回
中長期経営計画の策定、実習報告書の作成とまとめ
事前学習
診断報告書の構成を協議し、戦略課題と経営計画の整合性を踏まえた中期経営を調整する
報告書全体構成の検討と提案の骨子を整理する
事後学習
報告書執筆分担と提案へ向けた総合調整を協議する
報告書内容の編集と報告会役割を協議する
プレゼンテーションの練習をおこなう

10回
診断実習報告会準備、報告会の実施、
診断実習の振り返り
事前学習
報告書プレゼンテーションの準備・リハーサルを行う
事後学習
経営者の意見を踏まえて診断の振り返りを行い、次回診断実習への課題を整理、確認する

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
講義内のディスカッションへの参加、発言など(50%)、個人課題、報告書、プレゼンテーション(50%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
なし
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
M.E.ポーター『競争優位の戦略』ダイヤモンド社、1985年
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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