シラバス情報

授業科目名
女性学日本文資料講読B
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
遠藤 惠子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
女性学・ジェンダー研究の専門文献、各自の研究テーマに必要な研究文献・一次資料などの精読を通じて読解力を身に付け、各自の課題を探究する力を養成することを目指す。
授業の概要
日本語の文献資料を読み、各人の問題意識のもとに解釈する力をつけることを目的とする。主に近現代日本の女性政策に関する資料を扱う。2024年度は、上村千賀子『占領期女性のエンパワーメントーメアリ・ビーアド、エセル・ヴィード、加藤シヅエ』(藤村書店、2023年)を輪読する。

授業計画
1回
第1回 オリエンテーション
ガイダンス、自己紹介の後、スケジュールや報告担当の調整、文献検索の方法および文献リストのつくり方を確認する。
事前学習
[2h]各自の自己紹介資料(研究テーマ、参考文献など)を準備する。
事後学習
[2h]必要な文献検索と収集を始める。

2回
第2回 文献リスト作り、文献の読み方の方法を学ぶ
文献リストづくり、文献の読み方の方法を理解し、文献リストの修正に着手する。
事前学習
[2h]配布資料を読み、文献リストを試しに作成すること。
事後学習
[2h]研究関心に基づいて、文献検索を行い、文献リストを作成する。

3回
第3回 各自の研究テーマ・文献リストの検討
各自、研究テーマおよび文献リストの報告を行ない、さらなる文献検索や検討を行う。また、精読文献を決める。
事前学習
[2h]各自、研究テーマ、文献リストの詳細な報告資料を作成・提出する。
事後学習
[2h]検討をふまえ、文献の再検索と収集を始める。また、精読文献を読み始める。

4回
第4回 各自の研究テーマ・文献リストの検討(続)
各自、研究テーマおよび文献リストの報告を行ない、さらなる文献検索や検討を行う。また、精読文献を決める。
事前学習
[2h]各自、研究テーマ、文献リストの詳細な報告資料を作成・提出する。
事後学習
[2h]検討をふまえ、文献の再検索と収集を始める。また、精読文献を読み始める。

5回
第5回 共通輪読文献の報告と討論(1)上村千賀子『占領期女性のエンパワーメント』まえがき〜序章(1-64頁)
みなで読んできた、共通輪読文献の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献をよく読んでおくこと。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

6回
第6回 共通輪読文献の報告と討論(2)上村千賀子『占領期女性のエンパワーメント』第1章〜第4章(67-130頁)
みなで読んできた、共通輪読文献の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献をよく読んでおくこと。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

7回目
第7回 共通輪読文献の報告と討論(3)上村千賀子『占領期女性のエンパワーメント』第5章〜第7章(131-204頁)
みなで読んできた、共通輪読文献の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献をよく読んでおくこと。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

8回
第8回 共通輪読文献の報告と討論(4)上村千賀子『占領期女性のエンパワーメント』第8章〜第9章(205-257頁)
みなで読んできた、共通輪読文献の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献をよく読んでおくこと。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

9回
第9回 共通輪読文献の報告と討論(5)上村千賀子『占領期女性のエンパワーメント』第10章 四まで(258-332頁)
みなで読んできた、共通輪読文献の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献をよく読んでおくこと。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめておくこと。

10回
第10回 共通輪読文献の報告と討論(6)上村千賀子『占領期女性のエンパワーメント』第10章 五、第11章、終章、あとがき(332-379頁)
みなで読んできた、共通輪読文献の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献をよく読んでおくこと。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

11回
第11回 各自の研究テーマに関する先行研究の報告と討論(1)
各自の研究テーマに関する、重要な先行研究(おもに論文)の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献を閲覧できる場合は閲覧すること。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

12回
第12回 各自の研究テーマに関する先行研究の報告と討論(2)
各自の研究テーマに関する、重要な先行研究(おもに論文)の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる文献を閲覧できる場合は閲覧すること。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

13回
第13回 各自の研究テーマに関する先行研究の報告と討論(3)
各自の研究テーマに関する、重要な先行研究(おもに論文)の報告と討論を行う。
事前学習
[2h]当日報告がなされる資料を文献できる場合は閲覧すること。また、報告者は事前に報告を作成・提出すること。
事後学習
[2h]当日の報告と討論をふまえ、考察をまとめること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業中の取組み態度20%、報告60%、学期末レポート20%によって成績評価を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
当該授業内で解説します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
占領期女性のエンパワーメントーメアリ・ビーアド、エセル・ウィード、加藤シヅエ
上村千賀子
藤原書店
978-4-86578-383-4
4400円+税
参考文献・推薦図書
授業のなかで適宜指示する。
(1)共通輪読文献に関連が強い文献は以下の3件である。
『女性解放をめぐる占領政策』上村千賀子(勁草書房/2007年)
『メアリー・ビーアドと女性史ー日本女性の真力を発掘した米歴史家』上村千賀子(藤原書店/2019年)
『占領下の女性労働政策—保護と平等をめぐって』豊田真穂(勁草書房/2007年)

(2)近現代日本の女性政策に関する古典的な資料集や文献として以下の4件をさしあたり提示する。
『日本婦人問題資料集成』全10巻(ドメス出版)
『ジェンダーで読む日本政治』進藤久美子(有斐閣/2004年)
『家庭の生成と女性の国民化』小山静子(勁草書房/1999年)
『戦後日本の女性政策』横山文野(勁草書房/2002年)
研究室
東金キャンパスH504
オフィスアワー
水曜5限、木曜5限
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