シラバス情報

授業科目名
比較文化研究指導III
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
倉林 眞砂斗
授業形態
授業で主に使用する言語
 日本語 
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 博士後期課程に相応しい「比較文化」の視点や考え方、基本的な先行研究の収集・読み込み・整理、課題の抽出、研究テーマの仮設定、資料探索、立論構成等、創意工夫に満ちた研究活動を持続的に展開する上で必要な研究能力を修得する。
 最終的な研究テーマに関しては、当該課程に相応しい判断力と価値観に基づき、関連分野や周辺領域にも大きく視野を広げながら、学生一人ひとりの関心や、これまでの取組状況に応じて設定する。

授業の概要
 日本文化の成り立ちや歴史を踏まえて、大きく東アジア世界を基盤とする「比較文化」の視点や考え方を修得しつつ、関連分野や周辺領域に関する適切な情報も収集し、学位 (博士) 請求論文を仕上げるために必要な指導を行う。当該課程で課せられている、クォリファイ試験、プロスペクタス試験に向けた準備、及び対策指導も併せて行う。
 その第3段階として、本授業では、クォリファイ試験を経て裾広げた問題意識をテコに、プロスぺクタス試験に向けて、論文の全体構成や各章の内容を少しずつ固めていく。

授業計画
1回
 論文の全体構成、目次案についての討議・指導
・研究テーマや、資料の分析結果を踏まえた全体構成であるか否か、また目次案の適切性について検討する。
事前学習
 比較文化研究指導Ⅱの指摘事項等を踏まえ、論文の全体構成に係る概要を取りまとめ、発表用の資料を作成する (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめてみる (90分)。
※指摘事項の取りまとめについては、次回授業時に内容の確認を行う。以下同。

2回
 全体構成、目次案の見直し・補足・修正
・論文の全体構成や目次案の改善点を抽出、整理する。
事前学習
 前回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

3回
 現時点の全体構成、目次案について発表
・2回目を踏まえ、現時点での全体構成や目次案について、概要を発表する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、発表用の資料を作成してみる (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料を修正しておく (90分)。


4回
 現時点での全体構成や目次案の修正
・3回目を踏まえ、改善課題等のチェックリストを作成する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

5回
 全体構成や目次案の改善状況について発表
・4回目のチェックリストと併せて、改善状況について発表する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、発表用の資料を作成してみる (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料を修正しておく (90分)。

6回
 全体構成や目次案の再修正
・プロスぺクタス試験に向けた準備として、全体構成や目次案を仮設定する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

7回目
 「論文作成分解メモシート」の解説
・論文の全体構成や目次案の仮設定を前提として、所定の「論文作成分解メモシート」作成の目的、作成上の留意点について解説する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

8回
 仮作成した「論文作成分解メモシート」の確認
・仮作成した「論文作成分解メモシート」について、作成上の要点を押さえたものであるか否かを確認、必要に応じて修正する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、「論文作成分解メモシート」1点を仮作成してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

9回
 第1章の「論文作成分解メモシート」の作成
・第1章の節ごとに「論文作成分解メモシート」を作成、それぞれ(1)目的、(2)キーワード、(3)文脈、(4)根拠、(5)新しくわかったこと、課題、(6)関連づける箇所、という6項目の記載内容を確認、必要に応じて修正する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

10回
 全章の「論文作成分解メモシート」の作成
・研究や考察の進捗に応じて、全ての章の「論文作成分解メモシート」を作成、未記入項目を確認しておく。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、「論文作成分解メモシート」の作成を進めてみる (160分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (80分)。

11回
 全ての「論文作成分解メモシート」の発表
・各章を構成する節ごとに作成した「論文作成分解メモシート」を発表、章レベルの進捗状況を確認、爾後の課題についてまとめる。
事前学習
 全体構成に即して、全ての「論文作成分解メモシート」の発表に向けて準備する (160分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表した「論文作成分解メモシート」も修正しておく (80分)。

12回
 作成済み「論文作成分解メモシート」の「目的」の確認
・「論文作成分解メモシート」の最新版をもとに、各節の(1)目的の記入状況、及びその適切性を確認、必要に応じて加筆・修正するとともに、留意事項として別記しておく。

 
事前学習
 作成した全ての「論文作成分解メモシート」を見直し、適宜、修正してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

13回
 総括
・「論文作成分解メモシート」の有用性を改めて確認、これらをもとに、全体構成及び目次案の適切性を検証、必要に応じて修正する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 比較文化研究指導Ⅳに向けて、これまでの指摘事項等を取りまとめておく (120分)。

14回
事前学習
 
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習
 

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
 
事後学習

試験及び成績評価
 下記の配分にて成績評価を行う。
○期末課題:60% 
○授業中に課す課題:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
 上記、授業中に課す課題については、次回以降の授業時に解説する、あるいは解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
各自の研究テーマに即して適宜指示し、関連資料やプリントを提供する。
参考文献・推薦図書
 研究テーマに即して適宜指示する。
研究室
○東金キャンパス:本部棟6階
オフィスアワー
○木曜日:1時限/昼休み、金曜日:1時限/昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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