教員名 : 佐野 智子
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授業科目名
福祉社会演習A
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
佐野 智子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
福祉の領域に関し,論理的かつ批判的思考力により,福祉の対象となる人間の心理について探求することを目的としている。具体的な到達目標は,
〇量的データの扱い方についての具体的な手法を学ぶ 〇先行研究の文献調査を行い,研究の位置づけを行う 〇研究仮説の立て方を学び,実践する 〇実際に調査を行い,そのデータを分析・考察する 〇最終的に「修士論文」にまとめる 授業の概要
個人の問題意識に基づいた文献研究の進め方について学習する。文献研究を進めるのと平行して,量的データの扱い方について学習する。その上で,文献研究の成果や研究計画について授業内で発表し討論する。その上で,研究計画に基づいて調査を実施し,データを分析する。分析結果を基に,客観的・論理的な記述により,修士論文を執筆し,研究結果をまとめていく。
※修士論文指導は個別性が高いので,授業時間以外でも自主的に研究を進めたうえで,教員の指導を仰ぐことが望ましい。teamやメール,オフィスアワーを積極的に活用すること。 授業計画
1回
受講生の関心領域と研究計画(1):関心領域
到達目標:関心領域について,先行研究を調べ,報告することができる 事前学習
[1h] 授業で扱うテーマについて、文献を読むとともに、報告ができるよう準備する
事後学習
[1h] 自己の研究のテーマに関して整理をし、まとめる
2回
受講生の関心領域と研究計画(2):研究の動向
到達目標:研究領域に関する研究動向を概観できる 事前学習
[1h] 研究テーマについて,文献を読み,報告ができるよう準備する
事後学習
[1h] 研究領域に関して,さらに文献を読み理解を深める
3回
受講生の関心領域と研究計画(3):研究計画
到達目標:大まかな研究計画を発表することができる。 事前学習
[1h] 先行研究はどのような研究方法や指標を用いているかを調べ,まとめる。
事後学習
[1h] 研究計画を練り,仮説を考える
4回
文献レビュー(1):仮説
到達目標:〇先行研究をレビューし,資料を作成し,発表することができる 〇自身の研究仮説について検討できる 事前学習
[1h] 研究に必要な文献を読むとともに,報告ができるよう準備する
事後学習
[1h] 他の学生が紹介した文献を自身で読み,理解する
5回
文献レビュー(2):研究方法,尺度
到達目標:〇先行研究をレビューし,資料を作成し,発表することができる 〇仮説を検証するための適切な方法を考えることができる 事前学習
[1h] 研究に必要な文献を読むとともに,報告ができるよう準備する
事後学習
[1h] 必要な文献を読み,研究方法に関する理解を深める
6回
文献レビュー(3):分析方法
到達目標:〇先行研究をレビューし,資料を作成し,発表することができる 〇多様な分析方法を理解し,適切な分析方法を考えることができる 事前学習
[1h] 研究に必要な文献を読むとともに,報告ができるよう準備する
事後学習
[1h] 分析方法についてさらに文献を読み,理解を深める
7回目
データの入力の仕方と心理統計,結果の図表化について
到達目標:〇データの入力の仕方を修得する 〇基本的な心理統計について理解する 〇適切な図表を作成できる 事前学習
[1h] 統計的手法について資料を読み,理解する
事後学習
[1h] 自身の研究に必要な統計処理について理解する
8回
研究計画作成 -研究計画の検討
到達目標:研究テーマの設定を踏まえ、論文構成の検討を行う 事前学習
[1h] 先行研究を調べ,研究の枠組みをまとめる
事後学習
[1h] 自己の研究のテーマに関して,研究計画を整理する
9回
研究計画作成 -研究計画の作成
到達目標:研究テーマの設定を踏まえ,論文構成を検討し,研究計画を作成する 事前学習
[1h] 自己の研究計画をまとめる
事後学習
[1h] 目的,方法,分析に整合性があるかを確認する
10回
研究計画作成 -研究計画の修正
到達目標:研究計画の検討を行う。論理的整合性の確認 事前学習
[1h] 修正した研究計画を準備する
事後学習
[1h] 指導で指摘された点について,もう一度研究計画を練り直す
11回
研究計画作成 -研究計画の確定
到達目標:さらに研究計画の検討を行い,確定する 事前学習
[1h] 修正版の研究計画を準備する
事後学習
[1h] 仮説を確認する
12回
調査の実施 -調査紙の作成
到達目標:研究目的に合致した調査紙を作成することができる 事前学習
[1h] 先行研究で使用された調査紙をまとめる
事後学習
[1h] 仮説検証にふさわしい方法であるかを検討する
13回
調査の実施 -調査紙の検討と修正版の作成
到達目標:研究目的に合致した調査紙を検討し,作成することができる 事前学習
[1h] 仮説検証にふさわしい方法であるかを検討する
事後学習
[1h] 仮説検証にふさわしい方法であるかを検討し,修正版の質問紙を作成する
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
評価配分は以下の通りである.
○提出物(30%), ○課題に対する取り組み状況(70%) 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説,または解説コメントを配布
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布
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参考文献・推薦図書
『心理学研究法入門—調査・実験から実践まで』南風原 朝和,下山 晴彦,市川 伸一(東京大学出版会,2001,2940円)
『レポート・論文のまとめ方』新田誠吾(すばる舎,2019,1,540円) 研究室
東金キャンパス・A棟・A420
オフィスアワー
S1: 水曜 3時限,木曜 4時限
S2: 木曜 2時限,金曜 4時限 F1: 月曜 3時限,木曜 3時限 F2: 月曜 3時限,木曜 3時限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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