教員名 : 岩田 泉
|
授業科目名
教育心理学
学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
岩田 泉
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業では「子どもの発達」と「子どもの学習とその指導」について基本的な理解を深めることを目的とする。特に「教育とは本来、個々の子どもに合わせた個別的行為ではないか」と仮定し、そうした視点から「授業」を考えてみる。具体的な達成目標として「子どもの発達を生物的にも心理社会的にも適切に理解し援助できる」「子どもの学習指導についてその個人差に応じて計画し、指導できる」ことをめざす。
授業の概要
科目名:教育心理学(Educational psychology)
授業形態:講義 授業内容:前半は、教師として子どもの発達を支援するには、どのような知識とスキルが必要となるのかに焦点をあて、子どもの発達的理解、発達課題、仲間関係の発達、発達と学校教育の関連について学習を進める。また、後半では、子どもの学習を促すには、学習にどう動機づけ、わかる授業をどうおこなうかに焦点をあて、学習とは、学習と授業の関連、授業の形態と適切な処遇、学習への動機づけ、わかるとは、覚えるとは、学習を促すことと評価の関係などを考えながら学習をすすめる。 ※自作の講義資料を中心に授業を進める。事前に講義資料をunipaに掲載するので、ダウンロードし授業時に参照できるよう準備すること。 ※授業紹介動画 https://drive.google.com/file/d/1-GQWeBEYFNRw1bUdRJdkOvgD5qwW6-_Q/view?usp=sharing 授業計画
1回
1、子ども理解とは
子ども理解の前提となる教師の自己理解について、また教育心理学による子ども理解の視点を学ぶ。 事前学習
シラバスを読み全体の講義内容を把握する。講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業の進め方、評価の基準を確認する。授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
2回
2、発達の理解
発達の定義および発達の諸理論を理解する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
3回
3、発達段階と発達課題
子どもの発達を段階的に理解し、その順序性から教育に応用できる課題を把握する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
4回
4、仲間関係の発達とその問題
思春期・青年期の仲間関係の意味と発達のモデルから、現代の子どもたちの問題点を把握する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
5回
5、児童期・思春期の発達と学校教育
子どもの発達からみて学校教育のシステムを再考してみる。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
6回
6、学習指導の心理
学習とは何か、学ぶことと教えることの関連について理解する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
7回目
7、学習と授業
授業の過程を理解し教授技能を把握する。また、個性を重視する授業とは何か、その特徴を学ぶ。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
8回
8、授業形態と適性処遇
授業の諸形態とその基本的原理を把握する。その上で、個々の特性に授業をあわせることは可能かを考える。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
9回
9、学習への動機づけ(学習意欲とは)
動機づけの概念を理解し、学習意欲を動機づけ理論から再考してみる。また認知面から動機づけられる過程を理解する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
10回
10、学習への動機づけ(やる気とは)
達成動機が高いとはどのような特徴をいうのか、達成動機を高めるにはどのような働きかけが必要かを考察する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
11回
11、学習過程の理解(わかるとは)
わかるとは何か、また、わかることを妨げる要因は何かを理解する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
12回
12、学習過程の理解(おぼえるとは)
記憶とは何か、またよく記憶するにはどのようなメタ認知が有効かを理解する。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
13回
13、学習の評価
教育評価についての最近の動向と評価の授業への活用を考える。 事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
毎回の授業時に、授業で扱ったキーワード、専門用語や基本となる概念を中心に、内容を再認する小テストをおこなう(評価の90%)。また授業時の課題、参加意欲(評価の10%)を総合して評価する。評価の基準は、教育心理学についての基本的な知識、専門用語や概念を身につけること。教職に就くことを前提に、その知識を説明でき、活用できるようになることである。60%(60点)以上に単位を認める。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業時に、前回行った小テストの解答を解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
自作の講義資料
-
-
-
-
参考文献・推薦図書
下山晴彦編「教育心理学Ⅱ」発達と臨床援助の心理学 1998 東京大学出版会
その他の参考文献については、授業時に必要に応じて紹介する。 研究室
A棟4階 409研究室 訪問時には事前にメールi-iwata@jiu.ac.jpまで連絡を
オフィスアワー
水曜2限、木曜昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001
|