教員名 : 神余 崇子
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授業科目名
ミクロ経済学
学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
神余 崇子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
ミクロ経済学の基礎理論を修得することを目標とする。市場の機能と貨幣の役割について考察し、価格決定メカニズムにおける消費者と生産者の最適行動を理論的に解説していく。現実の経済現象を理解するためには基礎的経済理論の理解が不可欠であり、それは自身の今後の意志決定にも役立つ手法を身につける事でもある。 ミクロ経済学は、現実の経済現象を数学モデルを用いて分析することに主眼が置かれているため、数学の知識が必要とされてくる。到達目標としては、一般的な公務員試験に出題される試験問題に対し70%は正答できるようにしたい。
一方で、現実の現象を理解するには、理論的背景、とりわけその思想がでてきた歴史的な事件というものも知る必要があり、単純に「問題が解ける」というだけでなく、実際の経済事情についての理論的説明ができるようになることが目標である。 授業の概要
本講座は主に公務員試験を目指す学生のための講座であり、公務員試験の地方上級、市役所、国税専専門官を目指す学生のための問題演習を中心とした内容である。それゆえ経済原論や経済理論をしっかりと学んだ学生を中心に受講していただきたい。よって事前に経済学入門や経済原論、国際経済学等をしっかり学習した学生の受講が求められる。基礎的説明は短く授業は毎回問題演習を中心にすすめていくので、基礎的な数学の素養が必要とされる。
授業計画
1回
第1回 交換論 (市場メカニズム)
到達目標 到達目標 需要曲線・供給曲線に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答ができるようになる 事前学習
(2h)これまでの経済系科目の授業ノートなどで復習をしておく
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する
2回
交換論 (ワルラス的安定マーシャル的安定)
到達目標 ワルラス的安定マーシャル的安定需要曲線に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる 事前学習
(2h)安定条件に関する問題を予習する
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
3回
交換論 (余剰理論)
到達目標 余剰理論に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答ができるようになる 事前学習
(2h)生産者余剰・消費者余剰に関する問題を予習する
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
4回
需要分析(均衡点の導出)
到達目標 需要分析(均衡点の導出)に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答ができるようになる 事前学習
(2h)微分ができるように予習しておく
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
5回
需要分析(所得の変化・価格の変化)
到達目標 需要分析(所得の変化・価格の変化)に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる 事前学習
(2h)ギッフェン財について調べておく
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
6回
需要分析(需要の価格弾力性、異時点間の消費の均衡)
到達目標 需要分析(需要の価格弾力性、異時点間の消費の均衡)に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる 事前学習
(2h)異時点間の消費の均衡について予習する
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
7回目
供給分析(短期分析)
到達目標 供給分析(短期分析)に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる 事前学習
(2h)供給分析に関する問題を解いておく
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
8回
独占について学ぶ
到達目標 独占に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答ができるようになる 事前学習
(2h)独占に関する問題を予習する
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
9回
寡占について学ぶ
到達目標 独占に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる 事前学習
(2h)多占 複占 寡占とは何かについて調べておく
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
10回
余剰分析(国際経済問題含む)
到達目標 余剰分析に関する公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる 事前学習
(2h)余剰分析についてこれまでの経済系科目の復習をしておく
事後学習
(2h)問題演習を行い復習する。 次回授業前復習問題の準備をする
11回
問題演習(基礎1)を行う
到達目標 公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる(60%以上解答できるようになる) 事前学習
(2h)これまでの問題を復習して、より高度な問題をとけるうようにしておく
事後学習
(2h)問題演習を解答し復習する
12回
問題演習(基礎2)
到達目標 公務員試験問題(地方上級レベル)の解答できるようになる(60%以上解答できるようになる) 事前学習
(2h)これまでの問題を復習して、より高度な問題をとけるうようにしておく
事後学習
(2h)問題演習を解答し復習する
13回
総括・質疑応答
問題演習の苦手な部分を重点的に解説する 事前学習
(2h)今までの授業の振り返りノートを用意しておく
事後学習
(2h)学期末試験準備
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
毎回授業前復習問題を行う
その他 中テストや課題も行う 評価配分は以下の通り 授業への積極的参加(発言・質問・回答)および授業前復習問題35% 各項目終了時の中テスト30%(理解度60%以上必須) まとめ確認問題35% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
小テストや感想レポートなどの回答と評価コメントは実施後に配布、もしくはポータルを利用して行う
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
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参考文献・推薦図書
小島 照男, 渡邊 修朗、神余 崇子 『経済原論』(北樹出版/2010年/2530円)
資格試験研究会『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6 ミクロ経済学』(2020年/1980円) 研究室
東金キャンパス 研究室F310
オフィスアワー
S1 木2金2
S2 木2金2 F1 木2金2 F2 火・木 昼休み、金2 OH用のJIUメールアドレスは授業ポータル内で提示するので確認すること 科目ナンバリング
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