教員名 : 禹 隠喜
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授業科目名
韓国の歴史
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
禹 隠喜
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1. 古代から現代に至る韓国の歴史の流れを理解する。
2. 現代韓国社会に影響を与えた重要な歴史的事件の文脈を理解する。 3. 日韓関係の発展と変化を理解する。 4. 韓国の歴史に関するあらゆる情報(本、マスコミの記事、Youtubeの動画など)を批判的に分析する力を育てる。 5. 歴史を学問的に分析し、自分の意見を論理的に説明する力を育てる。 授業の概要
1. 科目名:韓国の歴史(Korean History)
2. 授業形態:対面授業 3. 内容:他国の歴史を学ぶことはその国の現代社会を理解することにおいて必要不可欠な要素である。このような問題意識に基づき、本講義では古代から現代に至る韓国の歴史について基礎的理解を提供する。厳しい日韓関係により、隣国でありながら、日本と韓国ではお互いの歴史を偏見なく学ぶことが非常に難しい状態である。しかし、今後、両国の相互協力を深めるためには、お互いの歴史を政治的立場から離れ、学問的に分析し、理解することが必要である。今の韓国社会を理解するために必要な歴史的知識を学ぶと同時に、歴史に対する自分の意見を論理的に説明する力を育てる。 授業計画
1回
ガイダンス
「歴史を学ぶ」とは何か考察した上、学問的レポートの書き方を正確に理解する。 事前学習
シラバスを確認した上、事前に配布する資料と参考文献を読み理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
2回
古朝鮮の建国神話
古朝鮮の建国神話と興亡盛衰に対して理解する。 事前学習
テキスト23〜36ページをよく読んで、古朝鮮の歴史について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
3回
三国(新羅、高句麗、百済)の建国神話と興亡盛衰(1)
新羅、高句麗、百済の建国神話と興亡盛衰に対して理解する。 事前学習
テキスト35〜68ページをよく読んで三国時代について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
4回
三国(新羅、高句麗、百済)の建国神話と興亡盛衰(2)
新羅による朝鮮半島の統一過程と統一新羅の興亡盛衰に対して理解する。 事前学習
テキスト35〜68ページをよく読んで三国時代について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
5回
統一新羅と後三国時代
新羅による朝鮮半島の統一過程と統一新羅の興亡盛衰に対して理解する。 事前学習
テキスト69〜104ページをよく読んで統一新羅時代について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
6回
高麗王朝の政治と社会
新羅による朝鮮半島の統一過程と統一新羅の興亡盛衰に対して理解する。 事前学習
テキスト105〜156ページをよく読んで高麗王朝の建国過程及び政治制度について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
7回目
高麗王朝の国際関係
政治制度や国際関係、文化など、高麗王朝を様々な面から分析し、総合的に理解する。 事前学習
テキスト105〜156ページをよく読んで高麗王朝の国際関係について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
8回
朝鮮の建国と発展
政治制度や国際関係、文化など、高麗王朝を様々な面から分析し、総合的に理解する。 事前学習
テキスト157〜197ページをよく読んで朝鮮王朝前期の政治と社会について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
9回
朝鮮の国際関係と戦争
朝鮮王朝の建国過程及び前期の政治や社会について総合的に理解する。 事前学習
テキスト197〜222ページをよく読んで朝鮮王朝の国際関係と文禄・慶長の役について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
10回
朝鮮後期の社会変動
朝鮮後期に起きた戦争の流れを学んだ上、戦争が朝鮮社会に与えた影響について理解する。 事前学習
テキスト223〜278ページをよく読んで朝鮮王朝後期の政治と社会変動について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
11回
大韓帝国の誕生と韓国併合
朝鮮末期の国内外の動向を総合的に理解した上、日本による韓国併合の流れを学ぶ。 事前学習
テキスト279〜337ページをよく読んで韓国併合に至るまでの過程について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
12回
日本の植民地政策と独立運動
朝鮮半島で実施された植民地政策の具体的な内容と朝鮮の民衆による独立運動について理解する。 事前学習
テキスト279〜337ページと事前に配布する資料をよく読んで朝鮮に対する日本の植民地政策と朝鮮民族による独立運動の流れについて理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
13回
朝鮮戦争と冷戦
朝鮮戦争が勃発した国際的、政治的背景を総合的に理解する。 事前学習
事前に配布する資料と参考文献をよく読んで朝鮮戦争が勃発した背景について理解を深める。
事後学習
授業内容を復習する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
課題、中間テスト、期末テストを実施する。評価配分は以下の通りとする。
○中間テスト:40% ○期末テスト:40% ○課題及び授業への取り組み:20% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
テストや課題に対するフィードバックは次回の授業で解説コメントと共に提供する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
朝鮮半島史
姜在彦
角川文庫
978-4-04-400641-9
参考文献・推薦図書
『歴史とは何か』 E.H.カー (岩波書店/1962年/946円)
『朝鮮史』武田幸男(山川出版社/2000年/3,850円) 『近代朝鮮と日本』趙 景達 (岩波書店/2012年/968円) 研究室
H510
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第1回の授業で案内する。
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