シラバス情報

授業科目名
薬学概論
学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
堀江 俊治、中村 智香
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
薬学概論は今後生涯に渡って学習を続けることとなるヒューマニズム教育の第一歩である。すなわちこのヒューマニズム教育により、生命にかかわる職業人となることを自覚し、それにふさわしい行動・態度を取ることができるようにならなければならない。さらに、人との共感的態度を身につけ、信頼関係を醸成し、生涯に渡ってそれらを向上させる習慣を身につけることを到達目標としている。
さらに、理学療法士として将来臨床の場で出会う薬物治療を理解し、理学療法と薬物治療との連携をはかり治療効果を上げるため、薬物治療に関する基礎知識が理解できることを目指す。
授業の概要
「薬学とは何か?」に関して歴史的出来事をとおして考え、医療、社会における薬学の役割、薬剤師の使命を知り、今後の薬剤師のあるべき姿を思い描くことで、医療薬学の理解を深める。また、常に社会に目を向け、生涯にわたって医療をとおして社会に貢献できるようになるために必要な心構えを身につける。

授業計画
1回
くすりの役割&くすりが効く仕掛け
担当教員:堀江俊治
到達目標:
・健康生活におけるくすりの役割に自分の意見を述べることができる。
・くすりが効く生体内の仕掛けについて鍵と鍵穴理論を使って説明できる。
・アゴニスト(作用薬、作動薬、刺激薬)とアンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)について説明できる。(モルヒネ、抗ヒスタミン薬、H2ブロッカー)
【学習方法】 講義、演習
事前学習
[2h] くすりに関する情報に興味を持ち、新聞、本、インターネットなどを介して事前に情報を得ておくこと。
事後学習
[2h] 授業中に配布したプリントを読み返して習得すること。

2回
自律神経系作用薬&くすりの用量作用性
担当教員:堀江俊治
到達目標:
・自律神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的なくすりの薬理作用とそのメカニズムが理解できる。
【学習方法】 講義、演習
事前学習
[2h] くすりに関する情報に興味を持ち、新聞、本、インターネットなどを介して事前に情報を得ておくこと。
事後学習
[2h] 授業中に配布したプリントを読み返して習得すること。

3回
中枢神経系作用薬(催眠薬、統合失調症治療薬、抗うつ薬など)
担当教員:堀江俊治
到達目標:
・中枢神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的なくすりの薬理作用とそのメカニズムが理解できる。
【学習方法】 講義、演習
事前学習
[2h] くすりに関する情報に興味を持ち、新聞、本、インターネットなどを介して事前に情報を得ておくこと。
事後学習
[2h] 授業中に配布したプリントを読み返して習得すること。

4回
鎮痛薬・抗炎症薬
担当教員:堀江俊治
到達目標:
・鎮痛薬・局所麻酔薬・抗炎症薬の代表的なくすりの薬理作用とそのメカニズムが理解できる。(アスピリン、ステロイド)
・投与されるくすりの量と薬理作用の関連性を示すグラフから用量作用の法則を考える。
・これまでの授業を経て、「くすりの役割」と「自分」との関連性を考える。
【学習方法】 講義、演習
事前学習
[2h] くすりに関する情報に興味を持ち、新聞、本、インターネットなどを介して事前に情報を得ておくこと。
事後学習
[2h] 授業中に配布したプリントを読み返して習得すること。

5回
薬、医療と香り
担当教員:中村智香
到達目標:
薬には良い香りで服薬を助ける矯臭剤が添加されているものがある。
また特有のにおいを検知することで病気の早期発見、早期治療につなげる研究が進んでいる。
香りやにおいの観点から、薬、医療を考える。
香りやにおいの医療分野での活用について具体例を挙げて説明できる。
事前学習
[2h] 医療分野で活用されている香りやにおいについて調べてみる。
事後学習
[2h] この授業で配布した資料を読み、理解を深める。

6回
医療従事者自身のストレスケアと香り
担当教員:中村智香
到達目標:
ストレスとはどのようなものかを説明できる。
ストレスが心身に与える影響を解剖生理学的に説明できる。
医療従事者自身のストレスケア、セルフケアの重要性を理解し、香りをストレスケアに役立てる方法を学び、実践できる。
事前学習
[2h] ストレスが心身に与える影響について調べてみる。
事後学習
[2h] この授業で配布した資料を読み、理解を深める。

7回目
香り体験、香りやにおいの可能性を考える
担当教員:中村智香
到達目標:
植物が合成する芳香成分(精油)の香りを体験する。
植物や動物、環境における香りの役割を理解する。
理学療法学や薬学、福祉分野等に活用できる香りの可能性について自身の考えを述べることができる。
事前学習
[2h] 精油とはなにか調べてみる。
事後学習
[2h] この授業で配布した資料を読み、理解を深める。

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験は実施しない。評価配分は以下の通りとする。

授業参加度:20%
授業後の課題:80%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
重要項目の確認、課題の解説等は、次回の授業やJIUポータルを用いて説明する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業で資料を配布する
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参考文献・推薦図書
『植物はなぜ薬を作るのか』 斉藤和季 (文春新書/2017年発行/定価880円+税)
『ニオイの不思議−ヒトへ与える影響−』 赤壁義彦 (フレグランスジャーナル社/2016年発行/定価1,600円+税)
研究室
堀江
研究室:東金キャンパス・K棟・K508

中村
東金キャンパス・F棟・F202
オフィスアワー
堀江
金曜日2,3,5限

中村
S1, S2 水曜日(2限、昼休み)、金曜日(昼休み)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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