シラバス情報

授業科目名
老年学
学年
3年
単位数
1単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
安齋 紗保理
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
医療現場では患者の多くが高齢者であり、その理学療法の提供に際しては、主たる疾患のみならず、加齢による心身の特性、様々なリスクを考慮して実施する必要がある。老年学では、基礎疾患に関する授業では学びきれない高齢者の心身機能変化や生理学的変化、老年症候群などの知識の習得を目指す。

1.老年期における身体構造の変化,生理機能の変化,心理・社会的変化について説明できる
2.老年期に生じやすい疾患,障害について説明できる
3.代表的な廃用症候群について説明できる

キーワード:老年症候群 加齢変化 廃用症候群
授業の概要
①科目名:老年学(Gerontology)
②授業形態:講義
③授業内容:加齢に伴う身体・精神・心理機能の変化を学ぶとともに、代表的な老年症候群や、廃用、褥瘡などの高齢期に生じやすい疾病・障害について、病因や分類、病態、評価、診断、治療、高齢者の心理・社会的側面などについて幅広く学習する。


授業計画
1回
老化とはなにか
内容:老化の概念,世界の高齢化の現状,日本の高齢化の現状・社会保障等について学ぶ。
到達目標:老化とはなにかを説明できる,高齢者を取り巻く状況について理解する。



事前学習
(2時間)「高齢者の定義」,「日本の高齢化の状況」について調べておくこと。
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,高齢者を取り巻く状況について理解し,老化とはなにかを説明できるよう復習する。

2回
加齢に伴う身体構造・生理機能の変化
内容:加齢に伴い,身体構造や生理機能がどのように変化するのかを学ぶ。
到達目標:加齢に伴う身体構造・生理機能の変化について説明できる。



事前学習
(2時間)「身体構造」,「生理機能」について調べておくこと。
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,加齢に伴う身体構造・生理機能の変化について説明できるよう復習する。

3回
加齢に伴う心理・社会的側面の変化
内容:加齢に伴い,心理的側面や社会的側面がどのように変化するのかを学ぶ。
到達目標:加齢に伴う心理・社会的側面の変化について説明できる。
事前学習
(2時間)「心理的側面」,「社会的側面」について調べておくこと。
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,加齢に伴う心理・社会的側面の変化について説明できるよう復習する。

4回
高齢期に生じやすい疾患① —廃用症候群—
内容:廃用症候群の種類,病因,治療等の病態について学ぶ。
到達目標:代表的な廃用症候群の病態について説明できる。
事前学習
(2時間)「廃用症候群」と「老年症候群」の違いについて調べておくこと。
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,代表的な廃用症候群の病態について説明できるよう復習する。

5回
高齢期に生じやすい疾患② —老年症候群—
内容:老年症候群の種類,対応策などについて学ぶ。
到達目標:老年症候群について説明できる。
事前学習
(2時間)「廃用症候群」と「老年症候群」の違いについて調べておくこと。
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,老年症候群について説明できるよう復習する。

6回
高齢者に対する理学療法
内容:高齢者を対象とした理学療法の特徴を病期(場所)に分けて学ぶ。
到達目標:高齢者の廃用症候群や老年症候群に対する理学療法について簡単に説明できる。
事前学習
(2時間)リハビリテーションの「急性期」「回復期」「維持期」について調べておくこと。
事後学習
(2時間)授業資料を読みなおし,高齢者に対する理学療法について簡単に説明できるよう復習する。

7回目
老年学から見た高齢社会
内容:老年学分野の研究について学ぶ。
到達目標:高齢社会における問題点とその解決策を考えられるようになる
事前学習
(2時間)これまでの授業資料を読み返しておくこと。
事後学習
(2時間)高齢社会における問題点とその解決策について説明できるよう復習する。

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
小テスト、期末試験を実施する。
ー小テスト40%
ー期末試験60%

60%以上を合格点とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、またはPortalでの案内
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜,資料を配布します。
参考文献・推薦図書
高齢者理学療法学/島田裕之,牧迫飛雄馬,山田 実(編)/医歯薬出版/978-4-263-21743-6
Crosslink理学療法学テキスト 高齢者理学療法学/池添冬芽(編)/メジカルビュー社/978-4-7583-2008-5
研究室
A棟515
オフィスアワー
月曜日2時限、水曜日3時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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