シラバス情報

授業科目名
基礎理学療法学演習
学年
2年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大杉 紘徳
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
・運動療法の目的を理解する。
・運動療法を行う上でのリスク管理を理解する。
・種々の機能障害や能力低下について理解する。
・各種治療方法の目的を理解し手技を実行できる。
授業の概要
授業形態:演習
内容:
種々の疾患に共通する機能障害(関節可動域制限、筋力低下、筋緊張異常、持久力低下、感覚異常、姿勢異常、バランス・平衡機能低下)や能力低下(起居・移動能力やセルフケア能力)に対する基本的な運動療法について学び、実践する能力を養う。
英語科目名:Practices in Fundamentals of Physical Therapy

授業計画
1回
1.講義全体の紹介,筋(軟部組織)の伸張・筋緊張異常改善を目的とした関節可動域拡大のための運動療法
内容:ストレッチの理論的根拠と講義し、その手技について演習する
到達目標:各種ストレッチについての実践できる
事前学習
テキストP202〜212までを熟読し、筋(軟部組織)の伸長を中心とした関節可動域運動の基礎について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
テキストP202~212の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

2回
2.ストレッチの適応と実践
内容:各筋に対する具体的なストレッチ方法についてグループ討議を行い、ワークシートにまとめる
到達目標:各対象筋に対するストレッチを提案できる
事前学習
テキストP202〜212までを熟読し、筋(軟部組織)の伸長を中心とした関節可動域運動の基礎について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
ワークシートをまとめて提出し、ワークシート記載内容の報告準備をする(0.5時間)

3回
3.ストレッチの実践と報告
内容:グループで考案したストレッチについて発表し、各筋に対するストレッチ方法の理論と実際について学ぶ
到達目標:聴衆にわかりやすい発表方法を知る。ストレッチの基本を応用できる。
事前学習
ワークシート記載内容の発表準備を整える(0.5時間)。
事後学習
発表に対するフィードバック内容を整理してまとめる(0.5時間)。

4回
4.関節の動きを意識した関節可動域拡大のための運動療法
内容:関節包内運動を講義するとともに、モビライゼーション技術の一部を演習する
到達目標:モビライゼーション技術について理解し、その一部を実践できる
事前学習
テキストP212~218までを熟読し、関節包内と関節可動域運動の基礎について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
テキストP212~218の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

5回
5.持久力低下に対する運動療法
内容:持久力低下に対する運動療法の理論的根拠を講義し、その手技の一部を演習する
到達目標:持久力トレーニングを処方できる
事前学習
テキストP253~268までを熟読し、持久力の評価とトレーニング理論について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
テキストP253~268の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

6回
6.筋力トレーニングの理論と方法
内容:各筋に対する筋力トレーニングの方法についてグループ討議を行い、ワークシートにまとめる
到達目標:各筋に対する筋力トレーニングを提案できる。
事前学習
テキストP221~252までを熟読し、筋力トレーニングについて学ぶ(0.5時間)。
事後学習
ワークシートをまとめて提出し、ワークシート記載内容の報告準備をする(0.5時間)

7回目
7.筋力トレーニングの実際と報告
内容:グループで考案した筋力トレーニングについて発表し、各筋に対する筋力トレーニング方法の理論と実際について学ぶ
到達目標:聴衆にわかりやすい発表方法ができる。筋力トレーニングの基本を応用できる。
事前学習
ワークシート記載内容の発表準備を整える(0.5時間)。
事後学習
発表に対するフィードバック内容を整理してまとめる(0.5時間)。

8回
8.姿勢調節障害に対する運動療法
内容:姿勢調節障害を理解し、治療体操を演習する
到達目標:姿勢調節障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
テキストP337~354までを熟読し、姿勢とアライメントについて学ぶ(0.5時間)。
事後学習
テキストP337~354の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

9回
9.基本動作の獲得・改善:
内容:起き上がり・起き上がり・立ち上がり等の基本動作練習について演習する
到達目標:基本動作練習を実践できる
事前学習
テキスト2P158〜176を熟読して実施方法について学習する(0.5時間)。
事後学習
授業で学んだ動作指導法について理解を深める(0.5時間)。

10回
10.歩行障害に対する運動療法
内容:歩行障害を理解し、その運動療法について演習する
到達目標:歩行障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
テキストP355~369までを熟読し、歩行動作と歩行障害について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
テキストP355~369の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

11回
11.機能障害と能力障害の関係
内容:機能障害によって生じる能力障害(特に歩行障害)についてグループ討議を行い、ワークシートにまとめる
到達目標:機能障害と能力障害の関係について考えることができる
事前学習
テキストP355~369までを熟読し、歩行動作と歩行障害について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
ワークシートをまとめて提出する(0.5時間)

12回
12.能力障害に対する運動療法
内容:能力障害(特に歩行障害)を改善するための運動療法をグループ討議で検討する
到達目標:能力障害を改善するための運動療法を提案できる
事前学習
これまでの学習内容を復習して、機能障害に対する運動療法について理解する(0.5時間)。
事後学習
ワークシートをまとめて提出する(0.5時間)

13回
13.筋緊張異常・協調性運動障害・バランス障害に対する運動療法
内容:筋緊張異常・協調性障害・バランス障害の概要を講義し、その治療体操を演習する
到達目標:筋緊張異常・協調性障害・バランス障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
事前にテキスト1P269〜336を熟読する(0.5時間)。
事後学習
授業で学んだ運動療法について理解を深める(0.5時間)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
ワークシートの記載内容・報告内容および期末に行う試験で評価する。また、成績配分は下記の通りとする.
◯ワークシート60%(20%×3)
○実技試験40%
運動療法に関して、授業で取り上げた基礎的な内容が理解、実施できていることを合格基準とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
ワークシートは発表時に即時フィードバックする。期末試験後は、全受講者を対象とし希望者に対して、時間外での解説を実施する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
運動療法学 障害別アプローチの理論と実際 第二版
市橋則明
文光堂
978-4-8306-4503-7
なし
PT・OTのための臨床技能とOSCE・機能障害・能力低下への介入編
才藤 栄一
金原出版
978-4-307-75051-6
なし
参考文献・推薦図書
授業にて指示
研究室
東金キャンパス・A棟・A-517研究室
オフィスアワー
火曜日3時限、水曜日2時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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