教員名 : 深谷 泰山
|
授業科目名
義肢装具学実習
学年
3年
単位数
1単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
深谷 泰山
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本実習は義肢装具学で学んだ基礎理論をさらに発展させ、各種疾患・障害別に指導できる技術を教授する。特に装具の構造やチェックアウト技術を理解するために装具の採寸実習、装具を分解させて継手や支柱などの各パーツの機能を学ぶ。義肢については擬似体験用下腿義足による装着体験、義足歩行観察・分析など実践的な実習を行う。実際の義肢や装具に触れることで、義肢および装具の基本構造、機能、調整方法を理解し、理学療法において義肢・装具を用いた治療を行うための技術を身につける。
授業の概要
科目名(英語名):義肢装具学実習(Practices in Prosthetics and Orthotics)
授業形態:実習 内容:実際の装具を用いって装具装着法や調整法を学ぶ。また装具装着による歩行分析などを行うため、事前に歩行分析に関して十分に理解していることが重要である。義肢における実習では、アライメントの調整などを実際の義肢で行うため、事前学習として各種義肢に対するアライメントに対しての知識の整理を行っておく必要がある。 授業計画
1回
1.オリエンテーションと各疾患に対する装具についての概要
授業20回についてのオリエンテーションと各疾患に対する装具について説明を行う 授業の到達目標:授業全体の流れを理解できる 各疾患に対する装具をイメージできる 事前学習
事後学習
2回
2.各疾患に対する装具に触れる
授業概要:実際に各装具にふれ、各疾患に対する装具の機能を確認する 授業の到達目標:各疾患に対する装具をイメージできる 事前学習
事後学習
3回
3.底屈制動機能付き装具の理解
授業概要:臨床において使用されることが多くなっている底屈制動の機能を持った短下肢装具について学ぶ 授業の到達目標:底屈制動の利点を理解できる 事前学習
事後学習
4回
4.下肢装具のチェックアウト 半月・継手位置 足継手の制御機構
授業概要:装具の構成要素の確認と機能について学ぶ 授業の到達目標:下肢装具のチェックアウトができるようになる 事前学習
事後学習
5回
5.装具装着による下肢装具のチェックアウト
授業概要:実際に装具装着訓練や装具適合チェックアウトを行う 授業の到達目標:下肢装具のチェックアウトができるようになる 事前学習
事後学習
6回
6.膝装具の考え方と調整
授業概要:臨床における膝装具の選択と調整方法を学ぶ 授業の到達目標:整形疾患に対して膝装具を選択できるようになる 事前学習
事後学習
7回目
7.脳卒中における装具療法と概念
授業概要:脳卒中に対する装具療法の基本を学ぶ 授業の到達目標:脳卒中における装具療法の内容を理解できる 事前学習
事後学習
8回
8.脳卒中における装具療法の実際
授業概要:脳卒中に対する装具の選択と調整について学ぶ 授業の到達目標:脳卒中の疾患の程度に応じて装具を選択できるようになる 事前学習
事後学習
9回
9.臨床におけるインソールと靴型装具の考え方
授業概要:インソールの機能を理解し、実際のインソールの各種類に触れる 足型・サイズ測定、アライメント評価 授業の到達目標:バイオメカニクスの観点からインソールの必要性を理解できる 事前学習
事後学習
10回
10.インソールの設計と調整
授業概要:下肢の可動域検査・足圧・足形・サイズ測定、アライメント評価を行う 授業の到達目標:各評価から最適なインソールをイメージできる 事前学習
事後学習
11回
11.インソールによる歩行の変化
授業概要:歩行評価を行い、インソールの調整を再検討する 授業の到達目標:インソールの効果を体感する 事前学習
事後学習
12回
12.各義肢のベンチアライメントの基本
授業概要:各義肢におけるベンチアライメントの基本が理解できる 授業の到達目標:各義肢のベンチアライメントの意味合いを理解できる 事前学習
事後学習
13回
13.義肢のベンチアライメント
授業概要:各義肢に触れ、義足の構成要素を確認 授業の到達目標:ベンチアライメントの調整方法を体験する 事前学習
事後学習
14回
14.義肢のベンチアライメントの実際 授業概要:実際に義足のベンチアライメントを組む作業を行う
授業の到達目標:ベンチアライメントの調整を体験する 事前学習
事後学習
15回
15.断端管理とリハビリテーション
授業概要:各種の断端管理法と断端管理を学ぶ 切断者に対するリハビリテーションを学ぶ 授業の到達目標:断端管理の必要性について理解する 事前学習
事後学習
16回
16.義肢のスタティックアライメントとダイナミックアライメント
授業概要: 臨床におけるスタティックアライメントとダイナミックアライメント 授業の到達目標:異常歩行に対する義肢のスタティックアライメントの調整を理解する 事前学習
事後学習
17回
17.義肢スタティックアライメントとダイナミックアライメントの実際
授業概要:各義肢に対する異常歩行を学ぶ 授業の到達目標:異常歩行に対する義肢のダイナミックアライメントの調整を理解する 事前学習
事後学習
18回
18.義手
授業概要:義手パーツの機能と種類について学ぶ 授業の到達目標:義手の概要について理解できる 事前学習
事後学習
19回
19.義肢のパーツと機能
授業概要:義肢パーツの機能と種類について学ぶ 授業の到達目標:臨床で用いる義肢パーツの種類に触れる 事前学習
事後学習
20回
20.義肢のパーツと機能の実際
授業概要:切断者のレベルに合わせた義肢パーツの選択を考える 授業の到達目標:切断者のレベルに合わせた義肢をイメージできる 事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
○期末試験:100% 合計60%以上を合格とする
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
期末試験の内容は授業中に触れ、適宜解説を入れるようにしている
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
PT・OTビジュアルテキスト 義肢・装具学
高田治実
羊土社
978-4-7581-0799-0
6800円+税
参考文献・推薦図書
『義肢装具のチェックポイント』日本整形外科学会(医学書院/2015年/7600円)
『装具学』日本義肢装具学会(医歯薬出版/2013年/6200円) 研究室
東金キャンパスA棟・A516
オフィスアワー
月曜日2限目、金曜日3限目
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
|