シラバス情報

授業科目名
マネタイジング
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
星野 卓也
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
エンタテインメント産業が、どんな環境下で誰の手によって生まれ、どんな手段でビジネスモデルを構築していったのか。
10個のメディアに細分化して、そのそれぞれの成立の発端とビジネスモデルの確立を理解、そして今後を検討していく。
エンタテインメント市場は、「経験価値」を最大化して、マネタイズしている。
市場ゼロのところから、人を喜ばせたいという発想から可能性を見出した投資家や支援者、クリエイターが企業の中に入り、ユーザーが定期的にお金を払う状態に至るまでを追う。
エンタテイメント産業全体を俯瞰して、特有のマネタイズに関する知識を習得することを本授業のテーマとする。
授業の概要
【授業概要】
①マネタイジング(Monetization)
②授業形態:講義+グループワーク
③テキストの理解とともに、履修学生が積極的に授業に参加するグループワーク形式で行う。
テキスト内容の確認と参考映像の鑑賞等と同時に、毎回のテーマを(ランダムに編成した)4人グループで話し合い、代表者が発表するスタイルを取る。
前提として、本講義を履修するということは、グループワークに必ず参加し、積極的に発言し、コミュニケーションを取り、まとめ発表することを必須とする。
本講義のテーマ=エンタテインメントの価値交換とというものが、「経験価値」を必ず伴う性質ゆえ、(歴史や理論を理解するとともに)「体感」として自分の言葉で言語化することで、エンタテインメント産業がどのようなものなのかを腹落ちすることを狙いとする。
※ 尚、テキスト『エンタメビジネス全史』中山淳雄(日経BP)は、各自購入し毎授業持参すること。

授業計画
1回
イントロダクション:
本講義のテーマ、学習項目の説明及び授業運営(グループワーク)についての説明
事前学習
[2h]テキストの「序章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「序章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

2回
第1章「興行」
①テキスト解説:
「興行ビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「興行ビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第1章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第1章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

3回
第2章「映画」
①テキスト解説:
「映画ビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「映画ビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第2章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第2章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

4回
第3章「音楽」
①テキスト解説:
「音楽ビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「音楽ビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第3章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第3章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

5回
第4章「出版」
①テキスト解説:
「出版ビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「出版ビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第4章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第4章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

6回
第5章「マンガ」
①テキスト解説:
「マンガビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「マンガビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第5章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第5章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

7回目
第6章「テレビ」
①テキスト解説:
「テレビビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「テレビビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第6章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第6章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

8回
第7章「アニメ」
①テキスト解説:
「アニメビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「アニメビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第7章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第7章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

9回
第8章「ゲーム」
①テキスト解説:
「ゲームビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「ゲームビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第8章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第8章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

10回
「インターネット/黎明期」
①テキスト解説:
「ネット黎明期」のマネタイズを解説する。
②グループワーク:
「ネット黎明期」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]資料「インターネット史/黎明期」を読んでおく。
事後学習
[2h]「インターネット/黎明期」の授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

11回
「インターネット/成熟期」
①テキスト解説:
「ネット成熟期」のマネタイズを解説する。
②グループワーク:
「ネット成熟期」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]資料「インターネット史/成熟期」を読んでおく。
事後学習
[2h]「インターネット/成熟期」の授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

12回
第9章「スポーツ」
①テキスト解説:
「スポーツビジネス」の歴史からマネタイズの変遷までを解説する。
②グループワーク:
「スポーツビジネス」に関しての課題をグループ討議し、まとめて発表する。
事前学習
[2h]テキストの「第9章」を読んでおく。
事後学習
[2h]テキストの「第9章」と授業内容を復習し、課題を言語化してアウトプットする。

13回
①期末テスト
 配布されたテスト用紙に記入して提出する。
②総括
 これまでの学習範囲を振り返って総括する。
事前学習
テキストの全編、およびこれまで配布した資料/課題に目を通しておく。
事後学習
テキストの全編、およびこれまで配布した資料/課題を再確認し、課題を言語化してアウトプットする。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への取り組み・グループワーク参加の姿勢:30%
毎授業後提出のレポート課題:40%
期末テスト(最終回授業内):30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
googleフォームで毎回課題を提出、次回フィードバックと解説を行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
エンタメビジネス全史
中山淳雄
日経BP
978-4-296-00143-9
参考文献・推薦図書
【参考文献】
・『エンタテインメント・ビジネス—その産業構造と経済・金融・マーケティング』ハロルド・ヴォーゲル(慶應義塾大学出版会)。
・『平成ネット史—永遠のベータ版』NHK「平成ネット史」取材班(幻冬舎)。
研究室
4号棟4階4401研究室
オフィスアワー
メッセンジャーで連絡後、随時対応する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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