精神障害リハビリテーション論

授業科目名

精神障害リハビリテーション論

学年

2年

単位数

2単位

実務経験の有無

〇（実務経験有）

開講クォーター

セメスタ指定なし

担当教員

富田　真奈美

授業形態

授業で主に使用する言語

日本語

授業方法区分

開講キャンパス

東金キャンパス

授業の到達目標及びテーマ

本科目は、精神障害者の障害特性を理解し、全人間的復権の視点から精神科リハビリテーションの意義や目的を学ぶことがテーマとなります。
さらに、学んだ知識を活かし、専門職としての役割や専門性を追求する姿勢を身につけることが到達目標となります。
精神保健福祉士資格取得のために必要な国家試験科目でもありますが、重要キーワードを単に暗記するばかりではなく、しっかりと理解し、その解釈を深めることが重要です。
事前学習、授業内容、事後学習を通して学んだことを基に、自らが目指す専門職像を追及してください。
以上を踏まて、自分でも検索し調べてみる等、主体的に理解を深めるよう心がけてください。
※ノートを準備し、しっかり整理していきましょう。

授業の概要

精神科リハビリテーションの基礎知識を学び、個人の機能に加えて、その周囲（家族や地域環境等）の機能への関わりと重要性について学ぶ。
精神障害者へのリハビリテーション方法、プロセス、専門的技法を学び、精神保健福祉士としての専門性や役割を理解する。
医療・地域を基盤としたリハビリテーション体制における多職種連携や資源開発・開拓等の重要性を学び考える。

授業計画

1回

「授業ガイダンス」
授業の概要をパワーポイントを用いて説明します。
【到達目標：科目の全体像を理解する。】

事前学習

「精神のリハビリテーションとは何を指すのか」自分のイメージをノートに記載して授業に臨んでください。（10分）

事後学習

概要説明から、本科目の意義や目的が理解できたかを確認してください。（10分）
質問がある場合には、ノートに記載し、次回授業で発言してください。

2回

「専門職概要」
科目に関連した専門職の概要を学んでください。
【到達目標：専門職としての心構えやその役割を認識する。】

事前学習

自分が目指す専門職像を考えてみてください。（10分）

事後学習

授業で学んだことを基に、あらためて自分が目指す専門職像をイメージしてください。（10分）
質問がある場合には、ノートに記載し、次回授業で発言してください。

3回

「精神障害者リハビリテーションにおける精神保健福祉士の役割
【到達目標：精神保健福祉士の役割を理解するとともに、多職種連携の重要性を学ぶ。】

事前学習

テキストP9〜P17を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

授業で学んだことを基に、自分の解釈を確認してください。（10分）
質問がある場合には、ノートに記載し、次回授業で発言してください。

4回

「精神障害リハビリテーションの理念・定義」
重要キーワードの整理と理解
【到達目標：テーマとなる各項目を理解する。】

事前学習

テキストP20〜P31を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

授業で学んだことを整理してください。（10分）
質問がある場合には、ノートに記載し、次回授業で発言してください。

5回

「精神障害者リハビリテーションの歴史」
【到達目標：リハビリテーションの歴史と基本原則を学ぶ。】

事前学習

テキストP36〜P47を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

重要キーワードの整理をしてください。（10分）
質問がある場合には、ノートに記載し、次回授業で発言してください。

6回

「リハビリテーションの意義」
実際の事例も紹介します。
【到達目標：事例を通してテーマについて考察する。】

事前学習

テキストP48〜P52を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

授業で学んだことを基に、自分ならではの役割や関わりを考察してください。（10分）
考察したことはノートに記載してください。

7回目

「精神障害者への理解」
パワーポイントで学tだことから、さらに理解を深めてください。
【到達目標：正しい知識とその解釈を深める。】

事前学習

自分が捉える精神障害者像について、ノートにまとめてきてください。（10分）

事後学習

学んだことを基に、事前に自分が捉えた精神障害者像との相違をノートに記載してください。（10分）

8回

「精神障害リハビリテーションの対象」
【到達目標：精神障害の特性を理解する。】

事前学習

テキストP54〜P63を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

学んだことを基に、ノートに整理し記載してください。（10分）

9回

「チームアプローチ」
【チームアプローチの重要性と専門職の役割を学ぶ。】

事前学習

テキストP64〜P75を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

授業で学んだことを、ノートに整理してください。（10分）

10回

「精神障害リハビリテーションのプロセス」
【到達目標：プロセスの捉え方を学ぶ。】

事前学習

テキストP76〜P87を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

学んだことをノートに整理してください。（10分）

11回

「医学的・職業的リハビリテーションプログラム」
【到達目標：各特徴を学び理解する。】

事前学習

テキストP90〜P138を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

学んだことをノートに整理してください。（10分）

12回

「社会的・教育的リハビリテーションプログラム」
【到達目標：各特徴を学び理解する。】

事前学習

テキストP9139〜P172を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

学んだことを整理してください。（10分）

13回

「家族支援プログラムとその実際」
概要とその特徴を学び、実際の事例を検討する。
【到達目標：特徴を学び、事例検討を通して自らの考えを追及する。】

事前学習

テキストP174〜P218を事前に読んできてください。（10分）

事後学習

学んだことや他者の意見を整理し、それらを踏まえてさらに考察してください。（10分）

14回

「試験レポート作成」
時間内で試験レポートを作成していただきます。
※試験レポート課題については、事前に前回までの授業内で提示し、具体的に説明をしていきます。

事前学習

初回授業からのノートを整理し、持参してください。

事後学習

15回

事前学習

事後学習

16回

事前学習

事後学習

17回

事前学習

事後学習

18回

事前学習

事後学習

19回

事前学習

事後学習

20回

事前学習

事後学習

21回

事前学習

事後学習

22回

事前学習

事後学習

23回目

事前学習

事後学習

24回

事前学習

事後学習

25回

事前学習

事後学習

26回

事前学習

事後学習

試験及び成績評価

レポート・期末試験レポートを実施する。評価配分は以下の通り。
〇期末試験レポート：50％
〇授業中に実施するレポート：30％
〇授業への取り組み・発表：20%

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック

レポート提出後、解説コメントを掲載いたします。

講義で使用するテキスト（書名・著者・出版社・ISBN・備考）

最新　精神保健福祉士養成講座　精神障害リハビリテーション論

日本ソーシャルワーク教育学校連盟

中央法規

978-4−8058−8254−2

参考文献・推薦図書

「精神障害リハビリテーション」　野中　猛　中央法規出版　978-4-8058-2348-4
「精神障害者の相互支援システムの展開」　寺谷　隆子　中央法規出版　978-4-8058-3078-9
「SSTウォーミングアップ活動集」　前田　ケイ　金剛出版　978-4-7724-0632-1
「社会生活力」　奥野　英子・野中　猛中央法規　978-4-8058-4878-4

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