シラバス情報
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教員名 ： 柿木 亮
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授業科目名
ゼミナールB
学年
3年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
柿木 亮
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
現在の運動・トレーニング科学領域の研究は、競技力向上のみならず健康の維持・増進をもたらす方法を解き明かしている。本ゼミナールでは、運動・トレーニングを行うことによって表れる身体の変化をテーマに学習を進めていく。授業の到達目標は、自ら興味の持った運動・トレーニング方法について書籍や文献を積極的に抄読し、科学的な知識を自主的に学習するとともに、運動・トレーニング方法の効果を科学的根拠を示しながら他者に伝えることができるようになることである。また、ゼミ生同士で互いの身体的データを収集することを経験する中で、データの取り扱い、他者を思いやる力、協調性を身につけてもらいたい。
授業の概要
本ゼミナールは、演習・実習形式で行う。したがって、ゼミ生の積極的な参加が不可欠である。自主的な学習を促進するために、運動・トレーニング科学分野の文献を検索する方法を学ぶ。その後、運動・トレーニング科学関連の専門書や文献の輪読を行い、基礎的な知識を身につけていく。基礎的な知識を基に、運動・スポーツ科学に必要な測定手法について学ぶ。その方法を用いてゼミ生同士で互いの身体的データを収集し、結果について統計処理やディスカッションを行うとともに、レポートにまとめていく。その中で、データを収集する楽しさだけでなく、仮説を立てたり、結果を解釈したりする難しさを味わってもらいたい。4年次の卒業論文作成に向けて、興味の持った運動・トレーニング方法について調べ、自身の専門種目の練習や指導にどのように活かしていけるかを論理的、科学的に考えるとともに、問題点や解決すべき点などを発表する。
授業計画
1回
秋学期（F1、F2）オリエンテーション 全13回の授業の進め方および諸注意について
内容：秋学期の進め方や諸注意について説明を受け、理解を深めていく。 到達目標：全13回の授業の進め方および諸注意について理解できる。 事前学習
［2h］シラバスを読み、3年次の秋学期（F1、F2）ゼミナールbの目的や内容を確認する。
事後学習
［2h］授業内容や配布資料を中心にノート等にまとめ、理解を深める。
2回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅱ「筋力・筋持久力」
内容：筋力・筋持久力の測定法について説明を受け、測定を実践することでデータを得る。 到達目標：筋力・筋持久力の測定法を理解し、正しいデータを得ることができる。 事前学習
［2h］筋力・筋持久力の測定方法を調べる。
事後学習
［2h］機器の操作方法について復習し、ノート等にまとめる。得られたデータをエクセルにまとめる。
3回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅱ「筋電図」
内容：筋電図の測定法について説明を受け、測定を実践することでデータを得る。 到達目標：筋電図の測定法を理解し、正しいデータを得ることができる。 事前学習
［2h］筋電図の測定方法を調べる。
事後学習
［2h］機器の操作方法について復習し、ノート等にまとめる。得られたデータをエクセルにまとめる。
4回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅱ グループディスカッション
内容：筋力・筋持久力、筋電図の測定によって得られたデータを基に、その結果が得られた理由をグループで議論する。 到達目標：筋力・筋持久力、筋電図の結果に対して論理的な考察を行うことができる。 事前学習
［2h］筋力・筋持久力、筋電図の結果を図にまとめ、その結果が得られた理由を考える。
事後学習
［2h］グループディスカッションを通して得られた内容・考察をまとめる。
5回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅱ プレゼンテーション、レポート作成
内容：筋力・筋持久力、筋電図の測定によって得られた結果とそれに対する考察を発表し、質疑応答や議論を通して理解を深めていく。また、発表した内容をレポートにまとめる。 到達目標：得られた結果とその考察を、他者に正確に伝えることができる。 事前学習
［2h］結果と考察をPowerPointにまとめ、発表の準備を行う。
事後学習
［2h］質疑応答も含め理解できなかった内容を調べ、レポートの作成を行う。
6回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅲ「無酸素パワー」
内容：無酸素パワーの測定法について説明を受け、測定を実践することでデータを得る。 到達目標：無酸素パワーの測定法を理解し、正しいデータを得ることができる。 事前学習
［2h］無酸素パワーの測定方法を調べる。
事後学習
［2h］機器の操作方法について復習し、ノート等にまとめる。得られたデータをエクセルにまとめる。
7回目
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅲ「疾走速度」
内容：疾走速度の測定法について説明を受け、測定を実践することでデータを得る。 到達目標：疾走速度の測定法を理解し、正しいデータを得ることができる。 事前学習
［2h］疾走速度の測定方法を調べる。
事後学習
［2h］機器の操作方法について復習し、ノート等にまとめる。得られたデータをエクセルにまとめる。
8回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅲ グループディスカッション
内容：無酸素パワー、疾走速度の測定によって得られたデータを基に、その結果が得られた理由をグループで議論する。 到達目標：無酸素パワー、疾走速度の結果に対して論理的な考察を行うことができる。 事前学習
［2h］無酸素パワー、疾走速度の結果を図にまとめ、その結果が得られた理由を考える。
事後学習
［2h］グループディスカッションを通して得られた内容・考察をまとめる。
9回
運動・トレーニング科学に関する測定法と実践Ⅲ プレゼンテーション、レポート作成
内容：無酸素パワー、疾走速度の測定によって得られた結果とそれに対する考察を発表し、質疑応答や議論を通して理解を深めていく。また、発表した内容をレポートにまとめる。 到達目標：得られた結果とその考察を、他者に正確に伝えることができる。 事前学習
［2h］結果と考察をPowerPointにまとめ、発表の準備を行う。
事後学習
［2h］質疑応答も含め理解できなかった内容を調べ、レポートの作成を行う。
10回
興味を持った運動・トレーニング方法Ⅰ プレゼンテーション
内容：興味のもった運動・トレーニング方法について調べた内容を発表する。また、質疑応答や議論を通して課題を明らかにする。 到達目標：自分の興味の持った運動・トレーニング方法について深く調べ、発表することができる。 事前学習
［2h］自分の興味の持った運動・トレーニング方法について文献を探して読み、内容をまとめて発表できるように準備する。
事後学習
［2h］質疑応答も含め理解できなかった内容や課題についてさらに調べる。
11回
興味を持った運動・トレーニング方法Ⅱ プレゼンテーション
内容：興味のもった運動・トレーニング方法についてさらに調べた内容を発表する。また、質疑応答や議論を通して課題を明らかにする。 到達目標：自分の興味の持った運動・トレーニング方法についてさらに深く調べ、発表することができる。 事前学習
［2h］自分の興味の持った運動・トレーニング方法についてさらに文献を探して読み、内容をまとめて発表できるように準備する。
事後学習
［2h］自分の興味の持った運動・トレーニング方法についてさらに文献を探して読み、内容をまとめて発表できるように準備する。
12回
興味を持った運動・トレーニング方法Ⅳ レポート作成
内容：これまで興味のもった運動・トレーニング方法についてさらに調べた内容をレポートにまとめる。 到達目標：自分の興味の持った運動・トレーニング方法を論理立ててレポートにまとめることができる。 事前学習
［2h］自分の興味の持った運動・トレーニング方法についてのこれまでの発表をまとめておく。
事後学習
［2h］レポートを読み直し、修正する。
13回
秋学期（F1、F2）まとめ、レポート提出
内容：秋学期に行った内容をふり返りを行う。また、レポートの提出を行う。 到達目標：秋学期13回で学んだことを他者に説明できる。 事前学習
［2h］レポートを完成させる。
事後学習
［2h］授業内容や配布資料を中心にノート等にまとめ、理解を深める。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
期末試験は実施しないが、レポート課題や発表などによって成績評価を行う。評価配分は以下の通りとする。
○レポート課題および発表：60％ ○授業への取り組み：40％ 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト（書名・著者・出版社・ISBN・備考）
授業時に適宜プリントを配布する。
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参考文献・推薦図書
『パワーズ運動生理学 体力と競技力向上のための理論と応用』監訳：内藤久士（他）編（メディカル・サイエンス・インターナショナル/2020年/10,000円）
研究室
東金キャンパス・F棟・F205
オフィスアワー
春学期（S1・S2）：水曜日2時限・木曜日4時限
秋学期（F1・F2）：月曜日3時限・水曜日4時限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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