教員名 : 名本 光男
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授業科目名
地理学B
学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
名本 光男
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン(オンデマンド)
授業の到達目標及びテーマ
人文地理学は人文現象に焦点を当てた地理学である。人間社会は自然環境と複雑な関係を築きながら発展してきたが,グローバリゼーションや気候変動等の大きな課題に直面する現代社会において,人文地理学の重要性は高まっている。人文地理学の視点から現代の諸課題を読み解く力を身につけることを目標とする。
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=e6f50e467a62c29e6307dde34c332765 パスワード: Ydn4QkQ3 授業の概要
① 科目名:地理学b(英語名:Human Geography)
② 講義 ③ 内容:人文地理学の理論と方法,人間生活,経済活動,現代的諸課題の分野について学ぶ。人文地理学の理論と方法では,地理学の科学としての展開や主要概念,研究の手法等について学ぶ。人間生活では,人間による環境認知や居住空間の構成等を,経済活動では,大分類された産業ごとにその地域的特色や空間構造を学ぶ。現代的諸課題については,現在及び将来の人類にとって解決すべき課題である,移民や民族,不平等,環境破壊,自然災害等の問題への人文地理学からの取組を学ぶ。 授業計画
1回
授業ガイダンス
到達目標:授業の概要(テーマと内容,進め方,評価の仕方等)について理解する。 事前学習
[2h] シラバスを読んで,本授業のテーマ及び内容に関する自身の関心についてまとめる。
事後学習
[2h] 本授業を履修する意味を考えまとめる。
2回
人文地理学の理論
到達目標:地理学の歴史,概念,視点を学ぶ。 事前学習
[2h] 地理または地理学に対してもっているイメージを整理する。
事後学習
[2h] 授業で指示されたテーマについて地理的視点から説明するレポートを作成する。
3回
地理学研究の基礎資料(1)
到達目標:地図と地理情報システム(GIS)の仕組みと利用方法を学ぶ。 事前学習
[2h] 身近にある地図について,作成の意図や使い方について考える。
事後学習
[2h] 授業で指示されたウェブGISを体験してそれに関するレポートを作成する。
4回
地理学研究の基礎資料(2)
到達目標:地形図,写真,統計資料等の利用方法を学ぶ。 事前学習
[2h] 東金市を紹介することについて,テーマと必要な資料を考える。
事後学習
[2h] 授業で配付された地形図に関するレポートを作成する。
5回
地域の認知と生活行動
到達目標:人間による地域や環境の認知と生活における行動について学ぶ。 事前学習
[2h] 自分の居住する場所のイメージを地図に描く。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
6回
集落の発達と都市
到達目標:人間の居住空間である集落と都市について学ぶ。 事前学習
[2h] 都市,村落,農村,都心,郊外という用語について考えをまとめる。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
7回目
農業
到達目標:第一次産業としての農業について学ぶ。 事前学習
[2h] 身近にある農業や農地について説明できるように考える。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
8回
工業
到達目標:第二次産業としての工業について学ぶ。 事前学習
[2h] 身の回りの工業製品を一つ取り上げて,その生産地を確認する。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
9回
商業と物流業
到達目標:第三次産業としての商業や物流業について学ぶ。 事前学習
[2h] 最近1週間以内に自分が購入した日用品と買回り品の購入場所についてまとめる。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
10回
地域的格差と社会的不平等
到達目標:地域的経済格差,社会的不平等のとらえ方について学ぶ。 事前学習
[2h] 新型コロナウイルスの感染状況が国や地域によって異なることについて考える。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
11回
環境問題
到達目標:人間活動が環境に影響を与える仕組み,環境破壊や気候変動等について学ぶ。 事前学習
[2h] 国連の持続可能な開発目標(SDGs)について調べる。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
12回
自然災害と社会の復興
到達目標:自然災害の種類,災害リスク,対応,社会の復興等について学ぶ。 事前学習
[2h] 自分が経験した自然災害とその後の状況等についてまとめる。
事後学習
[2h] 授業内容のまとめとさらに学びたいことに関するレポートを作成する。
13回
授業のまとめと振り返り
到達目標:本授業全体の内容を振り返る。授業内容に関する確認試験を受ける。 事前学習
[2h] 授業内容を復習する。
事後学習
[2h] 確認試験問題を復習する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
期末における小論論述課題(3000字程度)の評価 60%
授業に関するレスポンスや小論課題(800字-1200字程度) 40% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
日本語、内容の面から講評を行なう。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
講義資料はPDFファイルで配布する。
参考文献・推薦図書
上野和彦・椿真智子・中村康子編『地理学概論〔第2版〕』朝倉書店(2021年)
研究室
H414(JIUメール namotoに続くアドレス)
オフィスアワー
授業内で別途指⽰する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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