シラバス情報

授業科目名
ソーシャルワークの理論と方法III
学年
2年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
小川 智子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
ソーシャルワークの理論と方法における価値、知識、技術を活用できる力を養成するため、以下4点を学習する。
①社会福祉士として多様化・複雑化する課題に対応するため、より実践的かつ効果的なソ
ーシャルワークの様々な理論と方法を理解する。
②支援を必要とする人との援助関係の形成やニーズの掘り起こしを行うための、知識と技
術について理解する。
③社会資源の活用の意義を踏まえ、地域における社会資源の開発やソーシャルアクション
について理解する。
④個別の事例の具体的な解決策及び事例の共通性や一般性を見出すための、事例分析の意
義や方法を理解する。
授業紹介動画:https://youtu.be/91CdOVdPlFw
上記のアドレスをグーグルなどにコピーして確認ください。
授業の概要
講義を中心としながら、講義をふまえてテーマに沿ってグループディスカッションを通して理解を深める。地域共生社会における社会福祉士の相談援助技術について学ぶ。援助関係の形成、ニーズの理解、社会資源の活用、アウトリーチ、ネットワーキング、家族支援、地域支援についてその構成、支援の留意点を学ぶ。さらに、習得したことを踏まえて、事例分析を行い、支援の実際を理解する。

授業計画
1回
オリエンテーション ソーシャルワーカーに求められる役割
到達目標: ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割を理解できる
事前学習
2h:シラバスを読み理解を深める、事前に指定された資料(社会福祉士に求められる役割の概要)を読む
事後学習
2h:第1回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

2回
社会福祉士に求められる4つの役割
到達目標:ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる4つの役割を理解できる
事前学習
2h: 事前に指定された資料(社会福祉士に求められる4つの役割)を読み、指定された用語を福祉用語辞典などで調べる
事後学習
2h:第2回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

3回
地域共生社会における総合的かつ包括的な支援の理解
到達目標:地域共生社会における相談援助活動の専門性を理解する
事前学習
2h:テキストp2〜21を読み、専門用語3つを調べる
事後学習
2h:第3回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

4回
援助関係形成の意義の理解
到達目標:ソーシャルワークの対象と援助関係の定義を理解する
事前学習
2h:テキストp92-105を読み、ソーシャルワーク専門職のグローバル定義、社会福祉士倫理綱領(2020年度改訂)の概要を理解する

事後学習
2h:第4回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

5回
援助関係の形成方法と留意点の理解
到達目標:援助関係の形成方法の実際について面接場面を通して理解する
事前学習
2h: テキストp107-118を読み、援助関係の形成方法と留意点の概要を理解する
事後学習
2h:第5回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

6回
地域支援に関する理解 
到達目標:ソーシャルワークにおける地域支援のプロセスを理解する
事前学習
2h: テキストp45-68を読み、地域支援の概要を理解する

事後学習
2h: テキストp45-68を読み、地域支援の概要を理解する

7回目
ネットワーキングの理解 基礎的理解
到達目標:更生保護の事例を活用し、ネットワーキングの内容を理解する
事前学習
2h: テキストp120-142を読み、ネットワーキングの概要を理解する
事後学習
2h: テキストp120-142を読み、ネットワーキングの概要を理解する

8回
ネットワーキングの理解 実践における活用の理解
到達目標: 更生保護の事例を活用しネットワーキングの実際の展開過程について理解する
事前学習
2h: 第7回の授業を踏まえて、テキストp120-142を読み、ネットワーキングの留意点を理解する

事後学習
2h:第8回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

9回
社会資源の理解 基礎的理解
到達目標:アウトリーチの事例を活用し、社会資源の内容について理解する
事前学習
2h: テキストp152-157を読み、フォーマルな社会資源・インフォーマルな社会資源の概要を理解する
事後学習
2h:第9回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

10回
社会資源の理解 実践的理解
到達目標:アウトリーチの事例を活用し、社会資源の実際について理解する
事前学習
2h: テキストp158-174を読み、社会資源の実践概要を理解する
事後学習
2h:第10回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

11回
コンフリクトの理解 基礎的理解
到達目標:グループワークの展開過程におけるコンフリクトを理解する

事前学習
2h: テキストp264-276を読み、コンフリクトの概要を理解する
事後学習
2h:第11回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載


12回
コンフリクトの理解 実践的理解
到達目標:グループワークの展開過程におけるコンフリクトに対する支援を理解する

事前学習
2h: 第11回に学習した内容を踏まえて、テキストp264-276を読み、コンフリクトの留意点を理解する
事後学習
2h:第12回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

13回
前半のまとめ
到達目標:第1回〜第12回の授業内容に関するまとめを実施し、その内容を振り返りソーシャルワークの理論と方法の留意点を理解する
事前学習
2h:今までの授業資料を見返し、ポイントを整理する
事後学習
2h:第13回目の授業を振り返りポイントをまとめシートに記載

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
事後学習で記載する授業の振り返りシート、ミニテスト2回、期末レポートを実施する。
評価配分は以下の通りとする。
○振り返りシートの提出:36%(12回)
〇ミニテスト2回実施  20%
○期末レポート:44%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
毎回、授業開始時に前回の授業の振り返りを記載したシートに基づきコメントする。ミニテスト、期末テストについては終了後に授業内にてフィードバックを行う。



講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ソーシャルワーク論Ⅱ 理論と方法
小原眞知子・木村容子編
法律文化社
4589042800
参考文献・推薦図書
授業内で適宜紹介する
研究室
A棟4階416
オフィスアワー
オフィスアワー:F1 火2限、 火3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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