シラバス情報

授業科目名
医療コミュニケーション論
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
syllabus29、石川 公久
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
医療コミュニケーションでは、医療者として必要なコミュニケーション能力の獲得を目標とします。
授業の概要
 コミュニケーションという言葉は大変ポピュラーですが、本当の意味をどこまで知っていますか。コミュニケーションという言葉が意味するものなのかを探ります。コミュニケーションは様々な方法で成されます。療法士は特にさわる、ふれることでのコミュニケーションもとることになります。
 先ずは言語的コミュニケーションについて学習を進めます。その際に使われる言語というものは人間特有のものです。言語は人間がものやことを抽象化して捉えカテゴライズすることで、概念化する能力があることで使えるツールです。
また、言語使用能力は人間の持つ脳に由来する部分が大きく、この脳を知ることでコミュニケーションについての視点を深めます。
 基礎的なことを理解した上で、言葉でのコミュニケーションでも医療者に必要な合理的思考方法をもととしたコミュニケーション方法を学習します。また、前述した療法士に必要なふれるやさわるなどの物理的コミュニケーション、特に視覚に頼らないコミュニケーションを体験も交えて学習します。
 更には、人は社会性の動物と言われますが、社会的にどのようにコミュニケーション能力を学習、会得していくかを学ぶことでコミュニケーション能力の発達を知り、小児領域でコミュニケーション能力を活かせることを最終目標に掲げます。

授業計画
1回
内容:コミュニケーションとは

到達目標:コミュニケーションについて理解することができる。
事前学習
(2時間)コミュニケーションとはについて考える
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

2回
内容:コミュニケーションのない世界を想像する

到達目標:コミュニケーションのない世界を想像することができる
事前学習
(2時間)コミュニケーションのない世界を考える
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

3回
内容:コミュニケーションの分類

到達目標:コミュニケーションの分類を理解できる
事前学習
(2時間)コミュニケーションの分類について予習する
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

4回
内容:コミュニケーションで使う「ことば」を考える(記号論)

到達目標:コミュニケーションで使うことばを理解することができる。
事前学習
(2時間)コミュニケーションで使用することばについて考える
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

5回
内容:ことば以外のコミュニケーション方法について考える

到達目標:ことば以外のコミュニケーション方法を理解する事ができる
事前学習
(2時間)ことば以外のコミュニケーション方法について考える
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

6回
内容:伝えるコミュニケーションと読み取るコミュニケーションについて

到達目標:伝えるコミュニケーションと読み取るコミュニケーションを理解することができる
事前学習
(2時間)伝えるコミュニケーションと読み取るコミュニケーションについて考える
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

7回目
内容:発信者と受信者の関係から考えるコミュニケーションについて

到達目標:発信者と受信者の関係から考えるコミュニケーションを理解できる
事前学習
(2時間)発信者と受信者の関係から考えるコミュニケーションについて調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

8回
内容:ロジカルシンキング

到達目標:ロジカルシンキングを理解することができる
事前学習
(2時間)ロジカルシンキングについて調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

9回
内容:思想や環境(時代)で異なるコミュニケーションについて

到達目標:思想や環境(時代)で異なるコミュニケーションを理解できる
事前学習
(2時間)思想や時代で異なるコミュニケーションについて調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

10回
内容:コミュニケーションする脳にについて考える

到達目標:コミュニケーションする脳について理解することができる
事前学習
(2時間)コミュニケーションする脳について調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

11回
内容:脳とAIの学習の違いを知る

到達目標:脳とAIの学習の違いを理解することができる
事前学習
(2時間)脳とAIの学習の違いを調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

12回
内容:いろいろなコミュニケーション(ふれる、さわるから体験)

到達目標:いろいろなコミュニケーションを理解し、実践することができる
事前学習
(2時間)いろいろなコミュニケーションについて調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

13回
内容:コミュニケーションの発達

到達目標:コミュニケーションの発達を理解することができる
事前学習
(2時間)コミュニケーションの発達について調べる
事後学習
(2時間)授業の復習を行う

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業後の最終レポート提出をもって、主にその内容で成績評価する。
評価配分は以下の通り、。
授業への取り組みや発表を10%、授業中に実施するレポートを20%、
最終レポートを70%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
最終レポートについてはJIUポータルでレポート提出後にコメントを掲載します。
授業内のレポートについては、授業内でコメントを行います。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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