教員名 : 懸川 友人
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授業科目名
情報メディア演習
学年
1年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
渋谷 明日香、懸川 友人
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
医療薬学の分野では、カルテ、薬歴などの必要な患者情報のデジタル化が浸透している。ICT (Information and Communication Technology)技術の活用は単なる作業の効率化だけでなく、患者さんや他職種とのコミュニケーションをはじめとする、医療分野の様々な場面の質的向上を促進するものであり、健康に関わる問題に対して、合理的な判断に基づく解決策を提案し、それを実践にするために、基本的な用語・作業は英語で理解できることが求められる。本演習のプログラムを実践し、今後の学修において、情報の収集、整理・加工、課題レポート作成、プレゼンテーションなどに必要な作業にICTを活用してスムーズに行えるようにする。
【関連するDP】1,7(PC2024)、1(PC2022-2023)、1(PC2015-2021) 【関連するSDGs】3,9 授業の概要
① 必修
② 科目名(英語名):情報メディア演習(Information Media Workshop) ③ 2024改訂コアカリキュラム B-1、B-5 2022改訂コアカリキュラム A(5)、薬学準備教育ガイドライン(3),(8),(9) 2015改訂コアカリキュラム A(5)、薬学準備教育ガイドライン(3),(8),(9) ④ 授業形態:演習 ⑤ 授業の概要:本演習では、薬学部授業・薬剤師業務の特性および求められる倫理性を理解したうえで、コンピュータの基本的な仕組み、レポートの書き方、インターネットによる情報収集の方法などを題材として、ワープロ・表計算・画像利用・描画などの各種ソフトの演習を通じて、取り扱い方を習得する。課題の内容と作業の指示がJIU Portalを通じて公開され、各自は公開される資料データを入手する。課題および試験のプロダクトの提出は、JIU PortalもしくはJIUメールを利用する。提出物に対しては形成的評価を受ける。 授業計画
1回
第1回 ガイダンス・コンピュータ・インターネット利用について(懸川・渋谷)
到達目標:コンピュータを利用する上で身に付けておかなければならない基本的な仕組みと各種記憶装置についての基本的知識の修得,操作ができるようになるとともにと電子メールの設定情報の必要性を説明できるようになる。 [学習方法]演習 事前学習
コンピュータや電子メールに関連する基本的な用語を調べる。
(2時間) 事後学習
実際にメールソフトを使用する。
(2時間) 2回
第2回 インターネットと情報倫理(懸川・渋谷)
到達目標:スマートフォン、タブレット端末などのモバイル機器やPCによりインターネットを利用する上で身に付けておかなければならない情報倫理について学び、必要な情報を取得する際に端末と情報の保護、個人情報の保護のための対策を実践できるようになる。(H03800, H13400, H13900〜H14100, H14600, H15100〜H15300) [学習方法]演習 事前学習
インターネットを利用する上で必要な情報倫理について調べる。
(2時間) 事後学習
個人情報の保護のための対策を実行する。
著作権、肖像権、引用と転載の権利を考慮したファイルを作成する。 (2時間) 3回
第3回
・電子データを取り扱うための基礎、ソフトウェアの種類と機能(懸川・渋谷) 到達目標:コンピュータを利用する上で身に付けておかなければならないタッチタイプ演習とOSとPCの基本操作について学び、ファイル操作、アプリケーションソフトの機能と特徴について学び、必要な情報を取り、そのファイルを保存できるようになる。ChemBioDrawの基本的な機能について述べることができる。 [学習方法]演習 ・情報と安全の管理(懸川・渋谷) 到達目標:無線LANを使用するための注意点、およびならびにコンピューターウイルスの侵入経路に応じて、適切な予防策を施し、各種サイトの状況に応じて、著作権、肖像権、引用と転載の権利を考慮して必要な情報を収集でき、その情報を適切に加工・利用できるようになる。 事前学習
コンピュータを利用する際に使用する基本的なソフトについて調べる。
無線LANの仕組みとセキュリティに関して調べる。 (2時間) 事後学習
データファイルを作成し保存する。
(2時間) 4回
第4回 GPSアカデミックテスト
実際にパソコンを用いて、株式会社ベネッセi-Carrer提供のGPSアカデミックを受検する。 社会で活躍するために大切な「問題解決力」「思考力」を測る。 [学習方法]演習 事前学習
社会での活躍に必要な思考力を養う。
(最低でも2時間、どんな力を養うべきか、自分で考えること。) 事後学習
現時点での大学生活で力をいれるべきポイントを把握し、これを活かして学習に取り組む。
最終的に、社会で活躍するために大切な「問題解決力」「思考力」を養う。 (最低でも2時間、社会での活躍に必要な力について、自分なりに考えてみること。) 5回
第5回 日本語入力方法(懸川・渋谷)
到達目標:文字入力についての基本操作,JIUメールの使い方を学び、必要な情報を取りそのファイルを含むメールを送付できるようになる。 [学習方法]演習 事前学習
メールの基本的なマナーについて調べる。
(2時間) 事後学習
ファイルを添付したメールを作成し適切な様式で送付する。
(2時間) 6回
第6回 インターネットと情報セキュリティ(懸川・渋谷)
到達目標:インターネット等で情報を公開する上で身に付けておかなければならない情報セキュリティやソフトウェア使用上のルールについて学び、必要な情報を公開・出版する際に公開情報の保護、個人情報の保護、そのための対策を実践できるようになる。 事前学習
情報セキュリティやソフトウェア使用上のルールについて調べる。
(2時間) 事後学習
自身の使用しているツールで情報保護の対策を実行する。
(2時間) 7回目
第7回 Wordによる報告書の作成1(懸川・渋谷)
到達目標:文書作成の基本的考え方,Wordの基本操作(文字列の編集、レイアウトおよび検索・置換、文字修飾,表の作成,デジタルデータの挿入、ヘッダー&フッター、印刷その他,レポート作成のための各種機能)を学習し、紙面の作成ができるようになる。 [学習方法]演習 事前学習
Wordで使用する基本的な操作・用語を調べる。
(2時間) 事後学習
Wordを使用してレポートを作成する。
(2時間) 8回
第8回 Wordによる報告書の作成2(懸川・渋谷)
到達目標:Wordの操作により表(アンケート用紙)およびグラデーションを使った図形を描くことが出来るようになる。 [学習方法]演習 事前学習
Wordで図表を書く際の基本的な操作を調べる。
(2時間) 事後学習
Wordを使用して図表が組み込まれたレポートを作成する。
(2時間) 9回
第9回 Excelによる報告書の作成1(懸川・渋谷)
到達目標:表計算ソフトのExcelのセル書式、入力、計算式と関数の利用、データの並べ替え、検索・置換および標準化ができるようになる。 [学習方法]演習 事前学習
Excelで使用する基本的な操作・用語を調べる。
(2時間) 事後学習
データ入力、計算式と関数の利用、並べ替え、検索・置換および標準化を利用して報告書を作成する。
(2時間) 10回
第10回 Excelによる報告書の作成2(懸川・渋谷)
到達目標:アンケートデータの入力と集計ができるようになることおよび、適切なグラフの選択、グラフによる情報の表現・説明ができるようになる。 [学習方法]演習 事前学習
Excelでグラフ作成に使用する機能について調べる。
(2時間) 事後学習
データの種類・傾向に合ったグラフを作成する。
(2時間) 11回
第11回 PowerPointによるプレゼンテーションファイルの作成1(懸川・渋谷)
到達目標:画像ファイルの形式とその特徴に応じて、データを適切に取り扱うとともに、PowerPointの操作により適切なスライドを作成できる。 [学習方法]演習 事前学習
PowerPointで使用する基本的な操作・用語を調べる。
(2時間) 事後学習
形式とその特徴に応じた画像を使用してスライドを作成する。
(2時間) 12回
第12回 PowerPointによるプレゼンテーションファイルの作成2(懸川・渋谷)
到達目標:PowerPointの操作により目的、場所、相手に応じた、わかりやすい資料を作成できる。 [学習方法]講義、演習 事前学習
アニメーションなどのPowerPointで使用する応用的な機能について調べる。
(2時間) 事後学習
目的、場所、相手に応じた編集を行いPowerPointの資料を作成する。
(2時間) 13回
第13回 インターネットを利用して、適切で専門的な情報を得ることができるになる(懸川・渋谷)
到達目標:情報倫理、セキュリティに関する情報を収集し、更にWeb 上の検索サイト、ポータルサイトの状況に応じて、著作権、肖像権、引用と転載の権利を考慮して必要な情報を収集でき、その情報を適切に加工・利用きるようになる。 [学習方法]演習 事前学習
検索サイト、ポータルサイトを利用する上での注意点を調べる。
(2時間) 事後学習
調べた情報を適切に加工した資料を作成する。
(2時間) 14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
演習内でのレポート課題作成、課題提出、期末課題によって評価する。
課題作成30% 提出課題30% 期末課題40% (課題提出の際に不正行為を行った場合には単位は認定されないので留意する) 追試験・再試験は、期末課題の再提出物によって評価する。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
提出課題のフィードバックは、授業内に行う。
個人へのフィードバックは、JIU PortalもしくはJIUメールにて行う。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜PDF資料やプリントを配布する
参考文献・推薦図書
「医療・看護系のための情報リテラシー」
著者:松木秀明、須藤真由美、松木勇樹 出版社:東京図書 出版年度:2019年 定価(税抜):2200円 ISBN:9784489023224 研究室
懸川居室:K棟2階 K202
渋谷居室:K棟4階 K408 オフィスアワー
懸川居室:K棟2階 K202
オフィスアワー:月曜日昼休み(12:40〜13:20)、木曜日昼休み(12:40〜13:30)及びⅢ限(13:30〜15:00) 渋谷居室:K棟4階 K408 オフィスアワー:月曜日III限(13:25-15:10)、月曜日IV限(15:20~17:05) 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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関連科目:薬学概論
地域薬局の役割 到達目標:薬局あるいは病院を訪問した後、地域薬局役割についてまとめてプレゼンテーション用コンテンツを作成する。 薬剤師の仕事 到達目標:地域薬局役割についてまとめプレゼンテーション用コンテンツを用いて発表する。 |