シラバス情報

授業科目名
メディア基礎演習C
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
戸田 傑、小波津 美香
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
メディア新時代に必要な新しい才能を開花させるきっかけになるような授業を目標とし、答えや正解のない社会の問いに対して、資格や試験のような方法で答えるのではなく、考えることの意味やモノ創りのあり方を通して、答えを模索する方法を学びます。
テーマ:「デザインプロトタイピング」
デザインにおけるプロトタイピングのあり方を考察し、プロトタイプを作る意味や意義を学びます。プログラミングの習熟度を問わず「考えることと動かすこと」を自由に行き来することによって、日常の中の人を含めた動きとプログラムとの繋がりや、面白いことを含んだ人の心の動きとプログラムとの繋がりも見えてきます。
授業の概要
授業では主にマイクロコンピューターと、そのプログラミング環境を使って進めていきます。マイクロコンピューター(マイコン)には、micro:bit(マイクロビット)を使用します。マイクロビットは、イギリス国営放送BBCが出資して、子どもたちに無料で配布されているマイコンです。多機能性とサイズ感等がバランス良くセッティングされています。さらに、プログラミング環境を別途パソコンにインストールする必要がなく、Webブラウザ上で使えるアプリケーションが開発環境として用意されています、またスマホからでもプログラミングできるアプリも用意されています。このマイコンを使うことによって、思考と行動の間について、深く考えを巡らせることができます。

前提授業の「メディア概論C(インタラクションデザイン)」と「メディア概論F(プログラミング入門)」を履修済みの人のみ履修できます。
2コマ連続での授業です。

授業計画
1回
・ガイダンス:授業の内容、進め方、評価について 
・デザインプロトタイピングについて

到達目標:デザインプロトタイピングの基本と授業内容を理解する
事前学習
[4h]シラバスを読み、授業内容を確認する、Scratchの復習をする
事後学習
連続授業のためなし

2回
・プログラミング基礎の復習

到達目標:micro:bitエディターのブロックやプログラミングについて理解できる
事前学習
連続授業のためなし
事後学習
[4h]デジタルアート作品について調べる、授業で取り組んだ内容を復習する

3回
・micro:bit  workshop1:無線、各種センサー

到達目標:micro:bitについて理解する
事前学習
[4h]microbit:bitのプログラミングを復習する
事後学習
連続授業のためなし

4回
・micro:bit  workshop2:音、スピーカー、サーボ

到達目標:micro:bitとスピーカー、サーボを使ってプログラムを組めるようになる
事前学習
連続授業のためなし
事後学習
[4h]授業で取り組んだ内容を復習する

5回
・micro:bit workshop3:明るさセンサー、外部光センサー

到達目標:光センサーについて理解とそれをつかったプログラムが組めるようになる
事前学習
[4h]これまでやった内容を確認する
事後学習
連続授業のためなし

6回
・micro:bit workshop4:外部LED

到達目標:LEDを使ってプログラムを組めるようになる
事前学習
連続授業のためなし
事後学習
[4h]授業で取り組んだ内容を復習する

7回目
・インタラクティブ作品制作の方法、考え方について
・最終課題制作1:作品について考える

到達目標:インタラクティブ作品を考えることができる
事前学習
[4h]制作したい作品について考える

事後学習
連続授業のためなし

8回
・最終課題制作2:作品の形を決める

到達目標:作品の形を考えることができる
事前学習
連続授業のためなし
事後学習
[4h]作品の動きについて考える

9回
・最終課題制作3:プログラミング

到達目標:プログラムを考えることができる
事前学習
[4h]プログラミングについて考える
事後学習
連続授業のためなし

10回
・最終課題制作4:プログラミング

到達目標:プログラムを組むことができる
事前学習
連続授業のためなし
事後学習
[4h]プログラミングを完成させる

11回
・最終課題制作5:制作

到達目標:作品に形を完成させる
事前学習
[2h]作品制作の準備をする
事後学習
連続授業のためなし

12回
・最終課題制作6:制作

到達目標:作品に動きを完成させる
事前学習
連続授業のためなし
事後学習
[4h]作品を完成させる

13回
・最終課題制作7:発表
・講評

到達目標:自分の制作した作品についてのプレゼンテーションができる
事前学習
[2h]作品制作の準備をする
事後学習
[2h]これまでにやったことを振り返りまとめておく

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
試験ではなく、課題で評価します。
・授業内課題:10%
・最終課題:70%
・授業への取り組み:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内で講評します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
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