教員名 : 宮田 佳代子
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授業科目名
表現基礎B
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
望月 純吉、内之倉 勝哉、宮田 佳代子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1年生を対象とし、広く表現の基礎に触れることを目的としている。分野を限定して履修を求めることはせず、多くの学生に「表現者としての可能性・覚悟」に触れてもらう機会としたい。加えて、身体・音声・音楽表現を強く志す学生にとってはその土台として日々のルーティーンにどのような基礎トレーニングを続ければよいかを学んで欲しい。シラバスは3つの柱を持って作成している。声を出し、体を動かし、人に何かを伝える表現には何が必要なのか、4年間で身につけるべきスキルについて各自が具体的な模索を始めるきっかけとなることを願っている。
授業の概要
授業形態:演習
授業内容紹介映像はこちら https://youtu.be/N5p60B-QOGE 表現基礎Bの授業は3クラスあります。 できるだけ人数の均等化を図り、皆さんが等しく学べるようご協力をお願いします。 どのクラスを履修すべきか、学籍番号で区分しているので確認してください。 このクラスは 学籍番号 XA 2024-185〜 学生が履修するクラスです。 初回の授業は3203教室に集合してください。 それ以外は以下の通り。正しいクラスを履修してくれると助かります。 ◯学籍番号 XA 2022 XA2023のすべて 履修コマコードは100393597 初回教室4201に集合 ○学籍番号 XA 2024-001~085 履修コマコードは100393597 初回教室4201に集合 ◯学籍番号XA2024-085~185 履修コマコードは100393598 初回教室4301に集合 ○学籍番号 XA 2024-185以降すべて 履修コマコードは100393599 初回授業3203に集合 初回授業は上記教室でガイダンスを実施し、その後各表現(身体・音楽・音声)を4コマずつ、学生が教室を移動してそれぞれの先生の授業を受けます。つまりどのコマコードを履修しても学びの内容は同じ、各表現全てを学ぶことになります。 学びの順番など、詳しくは初回の授業で説明するので、まずは間違いなく初回の授業に参加してください。 ■音楽表現 <担当:内之倉 4201・4202教室> ■身体表現<担当:望月 4301・4302教室> ■音声表現表現 <担当:宮田 3203教室> 授業計画
1回
○授業内容:「表現基礎」の学びについての理解
○到達目標:授業内容を理解し、自分にとってどのような位置付けとなる授業であるかを整理する。4年間の学びを意識する。 事前学習
(2h)シラバスを読んでおく。加えて自分が将来どのようなことをやりたいか、そのためには大学時代に何を身につけておけばいいかを整理しておく。
事後学習
(2h)具体的になっていなかった目標があれば、この機会に言葉にする。4年間の段階的スキルアップについての計画を立てる
2回
○授業内容:声帯のメカニズム・アナウンス的発声練習の仕方
音声を発する体の仕組みはどのようになっているのか。腹式呼吸法の解説。 良い滑舌を目指す練習法の提示。 ○到達目標:日々継続して行える発声・滑舌練習法を理解する 事前学習
(2h)インターネットなどで声帯のメカニズムについて調べ理解しておく。
事後学習
(2h)授業内容の整理と理解の確認。発声練習の実践計画を立てる。
3回
○授業内容:滑舌練習のための例文の練習
鼻濁音・無声化。長音など。それぞれどう表現すればきれいに聞こえるか。 ○到達目標:自分の苦手を知り、解決するための練習法を獲得する。 事前学習
(2h)50音の中で自分が苦手な行を見つけておく。声の大きさにも注意。
事後学習
(2h)ここまで学んできた「腹式呼吸」と滑舌を意識した繰り返し練習。
4回
○授業内容:様々な例文を使ったナレーション表現にチャレンジ
ニュース原稿、スポーツ原稿など様々な例文を使って自分の引き出しを増やす。 また、同じ例文でもBGMの種類を変えると読み手はどのようにトーンを変えるべきか。ナレーションだけでは成り立たない「表現」の奥深さを知る。 ○到達目標:ナレーションにも様々な種類があり、発声者は自分の得意不得意を知り、スキルアップしていくことが求められることを知る。 事前学習
(2h)テレビやラジオを通じ、原稿を読むアナウンサーがどんなことに注意し工夫を加えているかを考えてみる。
事後学習
(2h)BGMを変えて表現のチャンネルを変える練習を繰り返す。
5回
○授業内容:ナレーション表現の特徴と効果について考える
コマーシャルから朗読作品、映像に合わせた実況まで幅広くチャレンジしてみる。 ○到達目標:各種ナレーションはそれぞれ違った効果を求められている。それらを理解し、どう理想に近づけるかを考察し、実現できるようにする。 事前学習
(2h)ナレーション的に自分が好きだと感じるコマーシャルを一つ選んで、どこに魅力を感じるかを言語化しておく。
事後学習
(2h)苦手克服の方法を具体的に探り、日々のルーディーンに組み込む
6回
〇授業内容 同時一体性を体感し、演劇作品において重要な各要素を理解する。また、シアターゲームを通じ演劇の特質についても理解を深める。
〇到達目標 同時全体一体性とは何かを理解する。身体表現に必要な知識を学び、基本的な伝える事と伝わることを理解する。 事前学習
(2h)舞台表現の種類を調べておく。
事後学習
(2h)表現における基礎知識をまとめておく。
7回目
〇授業内容 即興演劇における表現効果の有用性を学ぶ。
〇到達目標 エチュードを含む、即興演劇における台詞選択の根拠を理解する。他者の言葉のニュアンスの変化を理解し、観客が表現に興味を持つ理由を理解する。 事前学習
(2h)これまでに印象に残っている作品の解説と、「セリフ」をまとめ、理由を考察しておく。
事後学習
(2h)自身の体験した台詞について考察し、まとめる。
8回
〇授業内容 創作表現へ理解を深める。テーマを決めグループワークによる作品作りを行う。
〇到達目標 作品創作におけるグループワークへのかかわり方を理解し、積極的に他者を関われるようにする。作家、演出家、音響効果、照明効果など各プランナーの仕事内容を理解する。 事前学習
(2h)作品創作におけるテーマとなる物事について考えておく。
事後学習
(2h)創作経過についてグループ運営の内容をまとめる。
9回
〇授業内容 創作表現技法を学ぶ、より良い作品を作るために、必要なことを学ぶ。
〇到達目標:作品発表における作品作りの運営、発表における事後効果を理解する。 事前学習
(2h)発表における小作品の訂正、修正案を考えておく。
事後学習
(2h)発表後の効果と演劇の性質をまとめる。
10回
○授業内容:音楽の三要素「リズム」表現ついて
「音符の種類」「音符の長さ」「拍子」「テンポ」の基礎知識を理解する。実践として、身体を伴ったリズムトレーニング(手拍子、ボディーパーカッション)を中心に取り組む。 ○到達目標:実際に身体から発せられた音が、楽譜にはどのように記譜されているか音を体感しつつ理解する。 事前学習
(2h)音楽の三要素とは何かを調べ、内容を発表できるようにする。
事後学習
(2h)授業内容の復習と課題練習、「音符の種類」「音符の長さ」を覚える。
11回
○授業内容:音楽の三要素「メロディー」表現について
「五線」「音名(英語名)」「音の高さ」の基礎知識を理解する。実践として歌唱や、キーボードを使用して、課題曲に取り組む。 ○到達目標:楽譜に示される音名と高さ(位置)が、楽器や声で「音」としてどのように表現されているかを体感しながら理解する。 事前学習
(2h)「音名(英語名)」について調べ覚える。
事後学習
(2h)メロディー課題曲復習と練習。五線に記される音符の高さ(位置)を覚える。
12回
○授業内容:音楽の三要素「ハーモニー」表現について
「倍音」「三和音」の基礎知識を理解する。実践として、課題曲に取り組む。3つのパートに分かれ歌唱(コーラス)を行い、三和音の響きと「ハーモニー」を体感する。 ○到達目標:課題曲中で自分のパートの役割を感じながら声で声による「ハーモニー」を体感する。 事前学習
(2h)「倍音」について事前に調べる。
事後学習
(2h)ハーモニー課題曲の復習と練習
13回
○授業内容:「音楽で表現すること」について
前回までに学んだ、音楽の三要素「リズム」「メロディー」「ハーモニー」を総合理解した上で、クラス全体で課題曲に取り組む。楽器(キーボードや打楽器等)や歌唱(ソロやコーラス)でそれぞれ役割を分担し、楽譜を読むことから練習を行い発表する。 ○到達目標:楽器や歌唱によるアンサンブルの楽しさを体感するとともに、音楽で表現するということが、音楽理論と結びついていることを理解する。 事前学習
(2h)次回取り組む課題曲の音取り、リズム練習
事後学習
(2h)発表を通してふりかえりを行い、自分に合った音楽での表現方法を探求する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業への取り組みの姿勢に対する評価60%
単元ごとの実技テストに対する評価 40% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内、各単元ごとに行う試験の後、講評を加える。
授業時間内に質問に答える時間を設ける。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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参考文献・推薦図書
授業時間内に紹介する
研究室
宮田 3号棟4階3410
望月 3号棟4階3410 内之倉 4号棟4階4401 オフィスアワー
宮田 月曜2限ほか、メールやメッセンジャーで問い合わせください。
望月 月曜 火曜日 昼休みほか、メールやメッセンジャーで問い合わせください。 内之倉 金曜1限ほか、メールやメッセンジャーで問い合わせてください。 科目ナンバリング
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