シラバス情報

授業科目名
映像・舞台美術デザイン
学年
2年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
金田 克美
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
映像や舞台美術監督の最も創造的仕事、「セットデザイン」には、さまざまな技法があります。映像制作の現場に関わり数多くの映画作品で美術監督を務めた実務経験から、作品創造の根幹となる美術デザインで最も必要とされるイメージを具現化する表現技術について解説し、多様な表現スタイルの基盤となる製図法の基礎から建築的知識まで学ぶことで、3Dの現実世界を2Dに置き換えて表現する空間デザイン力を習得していきます。空間デザイン力を身につけることで、映像・舞台美術に限らず、イベント空間、商業施設、公共施設など幅広い環境における空間理解力を深め、自らの発想の奥行きを広げていくことを目標とします。
授業の概要
この授業では、製図法の授業を中心に、現在でも撮影所のスタジオや、舞台でも使用されている「尺」の単位に慣れながら、縮尺、平面図、立面図などの建築的基本概念を学び、最終的にはシナリオに書かれた空間のイメージをセットとしてデザインできる技術を学んでいきます。同時に、セットデザインには不可欠な日本/西洋建築の基礎知識、室内装飾の基本も取り入れて授業を進めて行きます。


授業計画
1回
オリエンテーション
全13回の講義内容と流れについて
到達目標:全13回の講義内容を理解する
事前学習
「2H」授業で紹介する製図道具、メジャー(尺)を購入することが望ましい 
1回目の授業の時に、推奨メジャー(500円程度)を紹介します
事後学習
「2H」尺の単位に慣れること

2回
セットデザインの基礎
「製図法1」 採寸、縮尺の考え方
到達目標:採寸、縮尺の考え方を理解する
事前学習
「2H」尺の単位に慣れること
事後学習
「2H」尺の単位に慣れること

3回
「製図法2」平面図、立面図の考え方
到達目標:平面図、立面図の考え方を理解する
事前学習
「2H」メジャー(尺)の使い方に慣れるように、自室の寸法を計測してみる
事後学習
「2H」図面の書き方の基礎、記号を良く理解しておくこと

4回
「製図法3」建具の書き方、建具の種類
到達目標:建具の種類を理解する
事前学習
「2H」日本の「建具」の種類を調べておくこと
事後学習
「2H」図面の書き方の基礎、記号を良く理解しておくこと

5回
「製図法4」切断面の考え方
到達目標:切断面の考え方を理解する
事前学習
「2H」「平面図」「立面図」の基本的な意味を調べておくこと 
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

6回
「製図法5」100分の1/50分の1スケール 平面図 立面図
到達目標:100分の1/50分の1スケールについて理解する
事前学習
「2H」「平面図」「立面図」の基本的な意味を調べておくこと 
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

7回目
「製図法6」遠近透視図法の考え方(水平線と遠近法)1
到達目標:遠近透視図法の考え方(水平線と遠近法)を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

8回
「製図法7」遠近透視図法の考え方(一点透視図法)2
到達目標:遠近透視図法の考え方(一点透視図法を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

9回
「製図法8」遠近透視図法の考え方(VPの設定)3
到達目標:遠近透視図法の考え方(VPの設定)を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

10回
「製図法9」遠近透視図法の考え方(平面グリッドの作成)4
到達目標:」遠近透視図法の考え方(平面グリッドの作成)を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

11回
「製図法10」遠近透視図法の考え方(視点の角度)5
到達目標:遠近透視図法の考え方(視点の角度)を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと 
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

12回
「製図法11」遠近透視図法の考え方(家具の描き方)6
到達目標:」遠近透視図法の考え方(家具の描き方)を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと 
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

13回
「製図法12」遠近透視図法の考え方(一点透視図法・応用)7 
到達目標:遠近透視図法の考え方(一点透視図法・応用)を理解する
事前学習
「2H」遠近透視図法について調べておくこと 
事後学習
「2H」授業で配布される課題を1週間の間でしっかり取り組み完成させる

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
 授業への取り組み30% 授業中に実施する、課題作成、レポート提出など70%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時にに適宜プリントを配布する
参考文献・推薦図書
なぞっておぼえる遠近法 スケッチパース インテリア編[第2版] 単行本 – 2017/9/21 宮後浩  (著), 山本勇気 (著), 広畑直子 (著)
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