教員名 : 吉永 綾子
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授業科目名
音楽表現基礎演習B
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
吉永 綾子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
・片手ずつの指のトレーニングから簡単なコード伴奏まで、キーボード演奏に必要な基礎能力を身につける。
・MIDIキーボードを使った音符の入力を修得し、GarageBandによる音源制作を学習する。 授業の概要
キーボードに触れた経験のある学生を対象に、キーボードの基本的な演奏や弾き歌い、DTMでの作曲に必要な技術を学んでいく。個々の演奏技術の向上のため、毎週の課題を提出し修得することを前提とし、音感およびリズム感を身につけるトレーニングを行う中で、音楽的感性を育てると共に批評能力を身につける。
*2022, 2023, 2024年度生は「音楽理論Ⅱ」、2021年度生以上は「サウンド表現論Ⅰ」を履修済みであること、もしくは同レベルの知識・技術があること。 *⾃宅で練習できる環境(ヘッドフォン仕様の2オクターブ程度の簡易なキーボードで良い)があること *2クラス開講しているので、シラバスと授業紹介ビデオ内容を確認して、1クラスを選択すること。 金1限:初心者クラス(吉永):初めて楽器に触れる学生対象 金1限:初級・中級者クラス(滝口):少しでもキーボードやピアノを習ったことがある学生対象 *初回ガイダンスで、クラスを移動してもらう場合がある。 *授業計画の中で、初心者クラスと初級・中級者クラスとの合同授業を行う場合もある。 授業紹介動画: パスワード: Media2022 録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=52fe78108822eb2dbcac3a6d64973e2d 授業計画
1回
*指のトレーニングは毎回行う。
指のトレーニング(1)楽器と指番号の理解 授業内容:片手ずつの演奏 到達目標:指番号とメトロノームを使った練習方法を学ぶ。また、授業で使用する機材の接続を行い、実際に音を出して練習する。 事前学習
授業説明ビデオの視聴とシラバス内容確認を済ませておく。授業資料を見て、調号と鍵盤の位置関係を耳で理解し、指の独立トレーニングを行う。
事後学習
メトロノームを使って、すべての指を独立させるトレーニングを行う。
2回
指のトレーニング(2)コード演奏とリズムの理解
授業内容:両手での演奏 到達目標:課題曲譜面の指番号に注意しながらメロディとルート音を両手で弾く。トライアドとセブンスコードの演奏方法を学ぶ。 事前学習
譜面のメロディとコードのルート音を同時に両手で弾けるよう準備する。
事後学習
トライアドとセブンスコードの構成音を瞬時に鍵盤で押さえる練習をする。
3回
指のトレーニング(3)インバージョンの理解
授業内容:インバージョンを考えた演奏 到達目標:テンポキープの感覚を身につける。両手でメロディとルート音、あるいはコードとルート音を両手で演奏する。 事前学習
譜面のメロディを、指定のテンポで止まらずに演奏する。コードの構成音を確認し、インヴァージョンを考慮した演奏も練習する。
事後学習
テンポキープをしながら両手で演奏をできるよう練習する。
4回
DTMを学ぶ(1)音響機材の名称と操作
授業内容:GarageBandを使ったDTM 到達目標:GarageBandにキーボードを使ってMIDI入力を行う。 事前学習
授業資料を確認し、音響機材の名称と役割を把握する。DTMについて自分なりに調べておく。
事後学習
次回授業時に単独で機材を接続してMIDI入力ができるよう、音響機材の名称と役割を覚える。
5回
DTMを学ぶ(2)読譜とMIDI入力
授業内容:譜読みとMIDI入力 到達目標:譜面のメロディとコードをGarageBand を使ってMIDI入力し、ドラムを加えて楽曲を完成させる。楽曲における楽器の役割を理解する。 事前学習
譜面を見てMIDIでの入力内容を確認する。
事後学習
音色やリズムパターンを変えて楽曲に合った音色を探す。
6回
グループ実習(1)合同授業
授業内容:課題曲とグループ決定 到達目標:複数候補の中から自分が演奏したい課題曲を1つ選び、グループのメンバーと希望する演奏形式を話し合い担当パートを決める。 事前学習
候補曲の音源を事前に聞いて自分の演奏希望曲と演奏形式を決めておく。
事後学習
自分の担当するパートの個人練習を行う。
7回目
グループ実習(2)アンサンブル
授業内容:個別およびアンサンブルの練習 到達目標:練習してきたパートで演奏が難しい箇所は講師に確認する。グループ内で1セクションずつ合わせ練習を行う。 事前学習
担当したパートを、セクションごとに止まらず弾けるよう練習する。
事後学習
合わせ練習で止まった箇所は、問題点をグループ内で把握し個人練習に反映する。
8回
グループ実習(3)楽曲に合う音色
授業内容:グループ練習と音色作り 到達目標:楽曲に合った音色をグループ内で話し合い、曲の通し練習を行う。 事前学習
担当したパートを、止まらず最後まで弾けるよう練習する。
事後学習
練習でスムーズに演奏できなかった箇所や気になる点があれば、講師からフィードバックをもらい反映する。
9回
グループ実習(4)発表と批評
授業内容:発表 到達目標:全員の前で発表を行う。また、鑑賞のための評価基準を学び、鑑賞者は批評を行う。 事前学習
グループで考えた演奏内容を練習する。
事後学習
発表時に練習通りできなかった箇所があれば、注意点と対策をまとめる。
10回
同期音源でのパフォーマンス(1)メロディ
授業内容:メロディの練習をする 到達目標:期末発表に向け、課題曲のメロディを練習する。 事前学習
課題曲を事前に聴き、譜面を確認しながらメロディラインを把握する。
事後学習
授業内で演奏できなかった箇所は次回までに弾けるよう練習する。
11回
同期音源でのパフォーマンス(2)コード
授業内容:コードを練習してMIDI音源を作る 到達目標:課題曲のコードを練習して、自宅でコード楽器のトラックを作成する。 事前学習
譜面のコードを、メロディの音域とインバージョンを考慮して練習する。
事後学習
授業内で演奏できなかった箇所は次回までに入力を済ませる。
12回
同期音源でのパフォーマンス(3)リズム楽器
授業内容:リズム楽器の選択と通し練習 到達目標:異なる音色やリズムパターンで演奏する違いや効果を体感し、ドラムとベースを選択する。完成した同期音源を流しながらメロディを演奏する練習を行う。 事前学習
GarageBandに入っている楽器ごとの音色やドラマーのリズムパターンを聴いておく。
事後学習
自分のイメージに合う音色の組み合わせを探し、トラックに反映する。メロディの音色も決めて、通し練習を繰り返し行う。
13回
同期音源でのパフォーマンス(4)最終発表
授業内容:発表・講評。 到達目標:同期音源を使った演奏を発表し、相互批評を行う。 事前学習
発表に備えて、テンポキープで演奏できるよう練習しておく。
事後学習
改善点があれば練習して習得する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
授業内で実習を行い、発表の機会を設ける。また、評価配分は以下の通りとする。
主体性 30% 課題の提出(期限厳守)30% 試験(発表)40% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題提出後、授業内での解説、またはフィードバックをJIU PortalあるいはJIUメールで行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜プリントをデータで配布する
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参考文献・推薦図書
『いちばんやさしいピアノ・コード入門』自由現代社編集部(自由現代社 / 2019 / 1,430円)
研究室
紀尾井町キャンパス4号棟1階
オフィスアワー
金曜昼休み(12:45-13:25)
※事前にJIUメールで予約 【履修者への連絡及び教員への連絡方法について】 ・履修者全体への連絡はJIU Portalで行う。 ・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。 ・教員への連絡について、全員で共有したい内容の場合はJIU Portalを利用し、個人的な内容を含む場合はJIU メールを利用すること。(メールアドレスは授業時に伝達する) 科目ナンバリング
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