シラバス情報

授業科目名
アカデミック・スキルズ
学年
1年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
井上 敏昭
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本科目は、大学での学習をスムースに開始し、学生生活に適応するための様々な知識・技術を身につけるための国際交流学科1年生必修科目である。
とくに以下の事柄について理解し、対応力を身につけることが本科目の到達目標である。
(1)本学の建学の精神、本学科のカリキュラム・ポリシーおよびディプロマ・ポリシーを理解し、単位制度、とくに進級・卒業要件について正確に認識したうえで適切な履修計画を立て、履修登録ができるようになる
(2)国際交流学科の科目を履修するうえで必要なノートテイク、クリティカル・リーディング、レポート作成、期末試験対策法、学内学習支援施設利用法などの専門的な学習能力を身につける
(3)学生生活を送るうえで必要な自立能力である「他者に自分の状況や要求を伝え必要な援助を引き出す能力」を身につける。そのために活用可能な学内の施設・制度に習熟する
(4)留学、海外研修、域学共創プログラム、語学活動など実践的な学びの機会を理解し、それを自分の学びにおいて活用できるようになる
授業の概要
本科目は、国際交流学科1年生向けの必修科目である。
授業形式:対面 初回のAAセッション、および第4回目のGPS-Aアセスメントテスト受験以外は講義形式をとるが、履修生には実践課題が課され授業内外で取り組むことが求められる。
授業の内容:本科目で扱う内容は以下の通りである。
・授業の受け方−大学での授業における学びの方法
・建学の精神 カリキュラム・ポリシー ディプロマ・ポリシー
・大学生としての社会的責任・責務
・学び続けるための大学生活サバイバル・スキル
・GPS-Aアセスメントテスト受験
・留学、海外研修、語学課外活動、域学共創プログラムなどの実践的学習への参加法
・クリティカル・リーディング
・レポート作成法
・期末試験の対策

授業計画
1回
第1回(4/10):AAセッション:アドバイザー制度、科目群や進級・卒業要件の説明、履修登録確認、大学の授業受講、学生生活上で直面した問題の解決
到達目標:アドバイザー制度について理解する。科目群や進級・卒業要件などの概念を理解する。1年次に履修すべきすべての科目について、履修登録を確実に行うことができる。1週間目の授業受講や学生生活で直面した問題に関して解決する方法を理解し実行することができる。
事前学習
(2h)オリエンテーションで行った履修登録の結果を報告できるようにしておく。大学の授業を初めて受けて見て戸惑ったところ、困ったところを相談できるようにまとめておく。
事後学習
(2h)授業内容に基づいて、履修登録を確認するとともに、科目群や進級・卒業要件に関する理解を深めておく。授業受講上、学生生活上に生じた問題に対して、適宜アドバイザー教員の助言を受けながら解決するための実践を行う。

2回
第2回(4/17):授業の受け方−大学での授業における学びの方法について、理解し、実践を通して習熟していく
(1)オリエンテーションで学んだ内容の復習:出席(登録)の方法、課題提出の重要性、公欠が認められる条件、欠席届、公欠届、成績評価
(2)授業の準備:科目のタイトルに使われている語の定義を確認する
(3)オンライン授業の受け方:webex、Panoptoの使用法
(4)評価の方法:科目によって異なる 「授業の到達目標・テーマ」と「試験及び成績評価」を確認する
(5)ノートの取り方:ただ板書・スライドを書き写すのでは不十分 授業終了後にまとめ直す 文脈に沿って 授業を再現できるように
(6)授業内課題の取り組み方:何が求められているか確認 期限を厳守する
(7)学内資源の利用法:図書館、情報科学研究センター、ブックセンター(教科書購入法)、ステーショナリーショップ
到達目標:大学の授業に対し、準備したうえでノートテイクや課題提出を適切に行って、授業に参加することができるようになる。授業内容を理解し身につけることができるようになる。各科目で課されている到達目標を理解し、単位を修得することができるようになる。自分自身の学習活動のために学内資源を適切に利用することができるようになる。


事前学習
(2h)オリエンテーションで学んだ内容をまとめ、確認しておく。
事後学習
(2h)今回教授した内容に従って、今回の授業内容をノートにまとめ直しておく

3回
第3回(4/24) 大学生として学ぶ
(1)建学の精神 カリキュラム・ポリシー ディプロマ・ポリシー
(2)大学生としての社会的責任・責務
   法律・条令・学則・大学通則の遵守
   他の学生の学ぶ権利を守る:授業での行動 ハラスメントの防止 キャンパス内での宗教的政治的活動の禁止
   通学のルール:自動車・バイク通学の登録、学割の利用
   SNS使用上のリテラシー
(3)学び続けるための大学生活サバイバル・スキル
   困ったときには:奨学金制度 学生相談室 医務室 障害学生支援制度 学生サービス課 ハラスメント委員
   「自分の要望を伝える/困ったときに相談する」のは自立能力のひとつ
到達目標:大学生としての社会的責任・責務を自覚し、行動することができるようになる。法令・学則を遵守し、他者の権利を擁護できるようになる。トラブルを回避することができるようになる。自分自身や友人が困難に直面した際に、学内外の資源を活用し、問題の解決を図ることができるようになる。

事前学習
(2h)本学の「建学の精神」、国際交流学科の「カリキュラム・ポリシー」、「ディプロマ・ポリシー」を調べ、その内容を理解しておく。
事後学習
(2h)大学生として自覚・理解しておくべき事柄について、今回の授業内容をノートにまとめ復習しておく

4回
第4回(5/1)GPS-Aアセスメントテスト受験日
到達目標:GPS-Aアセスメントテストの受験を完了する。
事前学習
(2h)前回授業でのガイダンスに従って、パソコンとイヤホンを準備し、大学のwifiに接続可能か確認しておく。
事後学習
(2h)GPS-Aアセスメントテストの内容を振り返り、自分自身の得意不得意を客観的に把握する。

5回
第5回(5/8) 実践的学習に参加する
(1)海外(長期)留学:交換留学制度 JEAP留学制度
(2)短期留学・海外研修・実習科目
(3)イングリッシュ・カフェ 言語チューター
(4)域学共創プログラム
(5)ボランティア活動
  各プログラムの概要 応募条件(語学スコア・成績GPA) 選抜方法 費用 手続き・締め切りスケジュール
(6)TOEIC勉強法:スコアアップに成功した先輩学生から学ぶ
到達目標:留学や海外研修、実習科目、語学課外活動、域学共創プログラムなど、本学での学生生活においてチャレンジできる実践的学習のそれぞれの特徴を理解し、S2クォーター以降の学習計画に組み込むことができるようになる。TOEICの勉強法を理解し、自分自身のTOEICスコア向上に活用できるようになる。
事前学習
(2h)前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
(2h)大学生活でどのような実践的な学びに参加するか考え、そのためにやるべきことを認識し、その計画を立てる。

6回
第6回(5/15)クリティカル・リーディング
(1)読書法の種類:下読み(速読) 精読 スキャニング
(2)クリティカル・リーディングのテクニック
(3)専門書購読の際の注目点
  :まず目次を見る 
   「はじめに」(序章)で大意を把握 
   主張と論拠を探す   
   論理構造の把握(接続詞に着目)     
   索引の活用
   反論してみる
(4)テキスト読解と要約の練習
到達目標:専門書購読に必要なクリティカル・リーディングの方法を身につける。
事前学習
[2h]前回の授業での指示に従い、予習を行う。
事後学習
(2h)授業内で課されたテキスト読解・要約の課題に取り組み、期限内に提出する

7回目
第7回(5/22) 
レポート作成法
(1)レポートの種類:ブックレポート 学習レポート 論証型レポート
(2)レポートへの取り組み方
   要求されている内容や書式を確認する
   情報を集める
   情報を整理する:情報カード 問いと答えのリスト
   考察する:マインドマップ
   レポート執筆法:目標規定文 項目アウトライン 文アウトライン
   レポートの標準的フォーマット
期末試験
(1)期末試験の種類:知識確認型 能力確認型 論述型
(2)期末試験の勉強法:ここで役立つノート
到達目標:期末レポートを適切に作成し、提出することができるようになる。期末試験対策の勉強を適切にできるようになる。   
事前学習
(2h)高校までの試験勉強、レポート(小論文)作成でうまくいかなかった点を考えて発表できるようにしておく
事後学習
(2h)授業内で課された内容に従って本科目のレポート課題に取り組み、期限内に提出する

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末レポート:50%
各回の課題:40%
授業への参加:10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題に対するフィードバックは、次回の授業内で行う。疑問点がある場合は遠慮なく担当教員に質問すること。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要な資料は授業内で配布または提示する。
参考文献・推薦図書
必要に応じて授業の中で個別に紹介する。
研究室
H棟5階 H501研究室
オフィスアワー
オフィスアワーは決定次第授業内で通知する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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