教員名 : 新谷 理
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授業科目名
起業マネジメント研究F
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
新谷 理
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン
授業の到達目標及びテーマ
起業するには、ヒト、モノ、カネ、情報、時間の5つの経営資源が必要とされる。その中でも起業する者にとって一番苦労するのはカネの調達であり、ファインナスに関する知識は不可欠であるといえる。また不確実性を取り扱うファイナンスの知識と知見は社会の様々な物事に応用可能であるが、不確実性と直接向き合う起業においてはとりわけ重要な考え方でもある。本科目では起業家として必要なファイナンスに関する基礎知識を身に着けることを到達目標とする。本科目の学修はDP1にある「広い視野に立って精深な学識」に該当する。
授業紹介の動画は以下のリンクから視聴してください。 https://youtu.be/X-SyUFjqMD4 授業の概要
①科目名:起業マネジメント研究F/ Entrepreneurial Management F
②授業形態:講義 ③授業内容:本講義ではコーポレート・ファイナンス、中でも企業価値評価手法を中心に講義する。企業価値評価法には主としてインカム・アプローチとマーケット・アプローチがあるが、双方の概略を学んだうえで実際に企業価値の評価を行う。なお前提知識として簿記論、会計学、経営分析などの知識を持っていることが望ましい。なお本授業はオンライン(同時双方向形式)で行われる。教員の所属が紀尾井町Cであるため、教員は原則として紀尾井町Cにいるが、授業時間やオフィスアワーなどの際の質問なども随時受け入れる予定である。 授業計画
1回
ガイダンスおよびシラバス授業【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:現代の経営活動においてファイナンスの果たす役割及び、企業価値評価という行為について理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):簿記論、会計学、経営分析等で学んだ内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題①の提出
2回
ファイナンスに必要な高校数学の復習、およびその表記方法【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:事前準備1 会計情報の記述方法並びに、ファイナンスに必要な数列、確率、統計に関して復習し、その数学的表記の作法について理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題②の提出
3回
金融市場に関する概説、裁定取引【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:事前準備2 様々な金融市場、および裁定取引の概念を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題③の計算
4回
債券分析Ⅰ(債券の種類、利回り計算、スポットレートとフォワードレート)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:債券分野の用語を理解し、各種の利回り計算ができる。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題④の提出
5回
債券分析Ⅱ(債券利回りの理論、リスクと格付け、価格変動要因、デュレーション)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:債券の各種リスクや、利回りの変動などを理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑤の提出
6回
NPVの計算(NPVに関する計算とIRR)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:NPVおよびIRRの概念を理解し計算できる。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑥の提出
7回目
期待効用理論【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:期待効用理論の概念を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑦の提出
8回
株式投資Ⅰ(現代ポートフォリオ理論(MPT)、平均分散モデル)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:MPTの概念および平均分散モデルについて理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑧の提出
9回
株式投資Ⅱ(CAPM、株主資本コスト、WACC)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」CAPMの概念を理解する。CAPMを用いて株主資本コストやWACCを計算できる。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑨の提出
10回
株式投資Ⅲ(株式投資指標)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:株式投資によく用いられているPER、PBR、EV/EBITDAといった指標について理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑩の提出
11回
株式投資Ⅳ(配当割引モデルと残余利益モデル)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:インカム・アプローチの基本とされる配当割引モデル、およびそこに会計学の要素を加えて導き出される ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑪の提出
12回
マーケット・アプローチによる企業価値評価の実例【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:PERやPBRといった相対バリュエーションモデルを使った企業価値推計推計方法を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑫の提出
13回
株式投資Ⅴ (DCFモデル)【オンライン(同時双方向形式)授業】
「到達目標」:企業価値算出のスタンダードな手法となっているDCFモデルについて理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前学習(2時間):前回の配布したプリントの内容を反芻しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題⑬の提出
14回
期末試験
試験方法については、授業中に発表する。 事前学習
事前学習(4時間):試験の勉強
事後学習
最後に試験の内容を反芻しておく。
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
毎回の課題60%:期末試験の結果40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
解説・講評に関しては原則として翌週授業中においてフィードバックいたします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
特に指定しない。授業内で適宜資料は用意する。
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参考文献・推薦図書
『コーポレートファイナンス入門 <第2版> (日経文庫)』 著者:砂川信幸 日本経済新聞社 2017年 860円+税
『ざっくり分かるファイナンス〜経営センスを磨くための財務〜』 著者:石野雄一 光文社 2013年 720円+税 研究室
紀尾井町1号館3F教員室
オフィスアワー
全期間:毎週月曜4限と木曜2限
東金の学生が相談したい場合はWebexなどでの対面で行う。詳しい連絡方法が授業において伝える。 科目ナンバリング
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