シラバス情報

授業科目名
起業マネジメント演習(修士論文指導を含む)IIA
学年
2年
単位数
4単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
染谷 芳臣
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
授業の到達目標
本授業では、起業マネジメント演習ⅠAで学んできた財務会計の理論研究の方法や実証会計理論による実証研究の方法など前提に、『独自な新たな視点』から俯瞰的かつ継続的に「研究活動」を実施できる研究力を養い、社会の諸課題に積極的に挑戦し解決できる研究者や高度専門職業人を育成することを目的とする。本授業での研究の成果を新奇で独創的な論文(論理的で首尾一貫した体系と間主観的な論述)としてまとめ・完成させることを目標とする。
テーマ 財務会計の意味論的理論研究と実証研究
授業の概要
本授業では、各院生は設定した研究テーマに関して、毎回の授業で研究の進捗度とその内容を確認するため、発表し指導教員との討論・対話を通じて研究スケジュールをマネジメントしていく。従って、毎回の授業ではスライド(PPT)を作成し発表してもらう。

授業計画
1回
修士論文第1章の発表と提出
授業の到達目標 第1章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第1章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教授の指摘を受け、訂正し再提出する。

2回
修士論文第2章の発表と提出
授業の到達目標 第2章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第2章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教授の指摘を受け、訂正し再提出する。

3回
修士論文第3章の発表と提出
授業の到達目標 第3章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第3章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教員の指摘を受け、訂正し再提出する。

4回
修士論文第4章の発表と提出
授業の到達目標 第4章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第4章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教員の指摘を受け、訂正し再提出する。

5回
修士論文第5章の発表と提出
授業の到達目標 第5章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第5章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教員の指摘を受け、訂正し再提出する。

6回
修士論文第6章の発表と提出
授業の到達目標 第6章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第6章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教員の指摘を受け、訂正し再提出する。

7回目
修士論文第7章の発表と提出
授業の到達目標 第7章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第7章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教授の指摘を受け、訂正し再提出する。

8回
修士論文第8章の発表と提出
授業の到達目標 第8章の内容が80%記述できている。
事前学習
事前学習 第8章のWord版を提出する。
事後学習
事後学習 指導教授の指摘を受け、訂正し再提出する。**実証研究では実証結果の含意を提出する。


9回
修士論文の全体発表と提出
授業の到達目標 修士論文の内容がほぼ完成し、誤字・脱字等の修正である
事前学習
事前学習 訂正した第1章から第8章(実証研究では第7章で完結する場合も)の発表のため、参考文献も含め10枚程度のスライドを作成する。
事後学習
事後学習 指導教員の指摘を受け、論文全体を精緻化する。

10回
修士論文の完成に向けた指導
事前学習
事前学習 第22回で指摘された問題点を解決する。
事後学習
事後学習 修士論文を完成させる。冬季休業中、訂正・精緻化・様式のチェック等修士論文の完成に向けた作業が続く。脚注・引用注などのチェック・参考文献及び研究方法の妥当性、データや統計的検証の適格性・信頼性及び分量の十分性等、完備で堅牢な修士論文に仕上げる。

11回
完成版の修士論文の発表と提出及び剽窃などの有無のチェック
授業の到達目標 修士論文を完成させる。
事前学習
事前学習 修士論文の完備さと堅牢さをチェックし、完成版を作成し、審査用のスライドを作成する。なお、最終審査は口頭試験であるので、スライドがなくても発表できるように準備しておく。
事後学習
事後学習 口頭試験で指摘されるであろう箇所の調整。謝辞等の記載。

12回
修士論文の完成版のコンプライアンス等のチェック
授業の到達目標 修士論文の作成ルールやマナー等研究倫理上の問題を最終チェックする。
事前学習
事前学習 第22回で指摘された問題点を解決する。
事後学習
事前学習 改めて論文全体を見直し、脚注・引用注・参考文献の記載等に誤植や漏れがないかなどを『論文作成の留意点』と照合してチェックする。

13回
修士論文の完成版の提出。
授業の到達目標 大学に修士論文を提出できる。
事前学習
事前学習  修士論文の完成版を再々チェックし、提出する。大学への提出準備をする。
事後学習
事後学習 修士論文の完成版に剽窃などの疑義がないかを最終チェックする。もし、疑義があれば訂正・再提出が必要であるが、大学へ提出した段階では、修士論 文の提出取り消し及び不合格の判定となる。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
修士論文の作成に関連した発表20%
提出物の期日内提出と内容20%
修士論文の完備度と記述内容の堅牢さ60%
で総合的に評価する。
修士論文の評価規準は以下の通りである。各項目に5点を配置する。
①論文題目の独自性・新奇性 
②先行研究の文献サーベイの十分性(研究テーマに関連した分野の最近10年間超の文献を渉猟している)
③研究方法の妥当性(理論との整合性・科学的で間主観的な方法)
④仮説の理論的整合性または概念解明の理論的整合性
⑤仮説検証方法の妥当性(統計的な検定方法の適格性)または論述の事実負荷性(データの裏付けのある記述)
⑥論理的な論証プロセス(論証の明晰性)
⑦論証の完備性(問題意識と論理的に首尾一貫した結論)
⑧論証の堅牢性(適切な理論的裏付け及び事実的裏付け)
⑨結論の独自性(新たな視点からの解釈)
⑩研究倫理の遵守(脚注・引用注・参考文等の適切さ)
⑪分量の十分性(28,000字超)
⑫文章の完備度(誤字・脱字などがない)
なお、主指導教員1名及び副指導教員2名からなる論文審査の合議の結果で判定が行われる。従って、上記の評価規準は、当該指導教員の個人的な指標である。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
提出物は大学のLMSであるJIU UNIVERSAL PASSPORTRXで提出期日内に提出し、次週までにJIU UNIVERSAL  PASSPORTRXで返却する。
修士論文は大学院便覧の所定のルールに従って大学院事務室に提出される。同論文の返却はない。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
プリント・資料などを適宜大学のLMSで事前に配布する。
参考文献・推薦図書
伊藤邦雄著『Accounting 新・現代会計入門第5版』日本経済新聞出版 2022年3月 4,000円+税 ISBN 9784532135256
笠原晃恭・村宮克彦共著『実証会計・ファイナンス Rによる財務・株式データの分析』新世社 2022年6月 2,800円+税 ISBN 9784883843497 
宮川壽夫著 『企業価値の神秘 コーポレートファイナンス理論の思考回路』中央経済社 2022年 3,200円+税 ISBN9784502201912
桜井久勝著  『利害調整 発生主義会計の光と影』中央経済社 2023年 3,000円+税 ISBN978-4-502-45111-9
大日方 隆著 『日本の会計基準Ⅰ確立の時代』中央経済社 2023年 7,700円 ISBN978-4-502-43911-7
同    著 『日本の会計基準Ⅱ激動の時代』中央経済社 2023年 7,700円 ISBN978-4-502-43921-6 
同    著 『日本の会計基準Ⅲ変容の時代』中央経済社 2023年 7,700円 ISBN978-4-502-43931-5    
起業マネジメント演習ⅠAの参考文献を基礎とするが、研究上必要な資料等は適宜、大学のJIU UNIVERSAL PASSPORTRXで配布する。 
研究室
F棟203号室
オフィスアワー
月曜日・火曜日・水曜日・金曜日の昼休み
及びS2を除き月曜日3時限、S2は月曜日2時限
科目ナンバリング
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