教員名 : 孫根 志華
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授業科目名
起業マネジメント演習(修士論文指導を含む)IIA
学年
2年
単位数
4単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
孫根 志華
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
大学院での研究活動の集大成として、修士論文の完成を目標とする。当演習は、中国経済、および日中経済交流などを研究分野とし、金融、財政、産業、貿易、投資、観光およびそれに関連する企業活動など幅広い分野での研究に対応する。履修者には一つのテーマを絞って修士論文の完成を求める。
授業の概要
①科目名:起業マネジメント演習IV(修士論文指導を含む) (Research Seminar 4 for Master's thesis)
②授業形態:演習 ③授業内容: 世界の工場から世界の市場へと躍進する中国は、グローバル経済発展の原動力として、その役割が注目される。一方、主要国との貿易不均衡や、対外直接投資に伴う摩擦などの課題がある。また、バブル経済崩壊後の長期低迷に苦しむ日本経済がある。本演習では、中国経済の今後の更なる発展に着目しながら、東アジア地域統合の推進と日中間のWinWin関係の構築を研究する。履修者はテーマ別による資料、データを収集し、研究発表を通じて、修士論文の作成を進めていく。 授業計画
1回
1.中国経済の40年
内容と目標:中国経済発展の歴史を概説し、理解を深める 事前学習
事前2h:中国経済、日中経済をめぐる情報を常にチェックする。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
2回
2.社会主義国としての中国
内容と目標:社会主義と社会主義市場経済を解説し、理解を深める 事前学習
事前2h:80年代以降の社会主義市場経済をめぐる動向を調べる。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
3回
3.経済大国としての中国
内容と目標:中国経済の躍進を解説し、理解を深める 事前学習
事前2h:世界の工場から世界の市場へと躍進する中国経済の発展を調べる
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
4回
4.大国の責任を果たす中国
内容と目標:プレゼンスの向上と責任を解説し、理解を深める 事前学習
事前2h:中国をめぐる国際社会の視点の変化を調べる
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
5回
5.中間まとめ
内容と目標:発表内容を講評し、問題点を整理する 事前学習
事前2h:中国経済関連の授業内容を整理し、問題点を洗い出す。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、まとめる。
6回
6.中間報告
内容と目標:発表内容を講評し、課題を整理する 事前学習
事前2h:各自発表内容を準備する。
事後学習
事後2h:発表内容を整理し、まとめる。
7回目
7.輸出立国の日本
内容と目標:日本経済の発展を概説し、理解を深める 事前学習
事前2h:輸出立国の日本に関する情報を調べる
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
8回
8.バブルの崩壊と長期低迷
内容と目標:日本経済の発展と問題点を概説し、理解を深める 事前学習
事前2h:バブル崩壊前後の日本経済の動向を調べる。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
9回
9.海外進出と投資立国
内容と目標:海外進出と成長を概説し、理解を深める 事前学習
事前2h:企業海外進出の実態を調べる。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
10回
10.国際観光コミュニティ形成の可能性
内容と目標:国際観光コミュニティの概要を解説し、理解を深める 事前学習
事前2h:インバウンドの現状を調べる。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
11回
11.今後の発展と問題点
内容と目標:少子高齢化の現状、背景、問題点などを解説し、理解を深める 事前学習
事前2h:少子高齢化の現状を調べる。
事後学習
事後2h:講義関連の問題点を整理し、答えを調べる。
12回
12.中間報告
内容と目標:中間報告のテーマと概要を報告し、研究方向性を確認する 事前学習
事前2h:各自発表内容を準備する。
事後学習
事後2h:発表内容を整理し、まとめる。
13回
13.修士論文テーマ再検討
内容と目標:研究テーマを確認し、方向性を明確にする 事前学習
[事前学習] 2hその時点で考えている研究テーマについて研究計画の案を作成する
事後学習
[事後学習]2h 議論した結果をもとにして、研究計画案を書き直す
14回
14.修士論文テーマ再検討(続き)
事前学習
[事前学習]2h 書き直した研究計画案を準備する
事後学習
[事後学習]2h さらに研究計画を書き直して、まとめる
15回
15.研究方法と進め方1
事前学習
[事前学習] 2h研究目的にしたがって、研究方法と進め方について検討する
事後学習
[事後学習] 2h研究方法と進め方についてまとめる
16回
16. 研究方法と進め方2
内容と目標:参考文献集め、データ加工等を確認し、理解を深める 事前学習
[事前学習]2h 研究目的にしたがって、研究方法と進め方について検討する
事後学習
[事後学習]2h 研究方法と進め方についてまとめる
17回
17.研究方法と進め方3
内容と目標:先行研究と発表の基本を覚える。 事前学習
[事前学習]2h 研究目的にしたがって、研究方法と進め方について検討する
事後学習
[事後学習]2h 研究方法と進め方についてまとめる
18回
18.先行研究についての調査(続き)
内容と目標:先行研究に関する発表を行い、論文作成技法を深める 事前学習
[事前学習]2h 先行研究を調べる
事後学習
[事後学習]2h 先行研究と自分の研究との違いを明確化し、まとめる
19回
19.研究目的の確認
内容と目標:個別研究テーマの発表を通じて、研究方向性を確認する。 事前学習
[事前学習]2h この段階で研究を進めようとしていることと研究目的の一致を確認する
事後学習
[事後学習]2h 研究目的の明確化をはかり、研究計画を調整する
20回
20.研究の具体的な実施1
内容と目標:個別研究発表を通じて、研究方向性を確認する。 事前学習
[事前学習]2h 研究計画にしたがって、研究を進める
事後学習
[事後学習]2h 研究結果をそのつど記録として残していく
21回
21.研究の具体的な実施2
内容と目標:個別研究の発表を通じて、研究方向性を修正する 事前学習
[事前学習]2h 研究計画にしたがって、研究を進める
事後学習
[事後学習]2h 研究結果をそのつど記録として残していく
22回
22.研究の具体的な実施3
内容と目標:個別研究の発表を通じて、研究方向性を再確認する。 事前学習
[事前学習]2h 研究計画にしたがって、研究を進める
事後学習
[事後学習]2h 研究結果をそのつど記録として残していく
23回目
23.研究の具体的な実施4
内容と目標:個別研究発表を通じて、研究方向性を見極める 事前学習
[事前学習]2h 研究計画にしたがって、研究を進める
事後学習
[事後学習]2h 研究結果をそのつど記録として残していく
24回
24.研究の具体的な実施5
内容と目標:個別研究発表を通じて、研究方向性を見極める 事前学習
[事前学習]2h 研究計画にしたがって、研究を進める
事後学習
[事後学習]2h 研究結果をそのつど記録として残していく
25回
25.研究の具体的な実施5
内容と目標:個別研究発表を通じて、研究方向性を見極める 事前学習
[事前学習]2h この時点での研究の中間報告を準備する
事後学習
[事後学習]2h 研究結果をそのつど記録として残していく
26回
26.研究発表
内容と目標:中間発表準備を行い、修正点を確認する 事前学習
[事前学習]2h 修正した中間報告を準備する
事後学習
事後学習]2h 与えられたコメントをまとめ、研究の進め方の見直しなどの示唆を得る
試験及び成績評価
研究に取り組む態度10%、研究発表10%、修士論文の完成度80%の割合で総合評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
研究内容に関する質問はメールやmanaba等を通じて随時受け付ける。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
やさしく学べる国際政治経済
孫根志華
文真堂
978-4-8309-5117-6
ー
新版基礎から学ぶ政治と経済
孫根志華
学文社
978-4-7620-2900-4
ー
参考文献・推薦図書
『中国ビジネス事情』卜部正夫・孫根志華編(学文社/2008年/2300円)
研究室
東金キャンパスF302
オフィスアワー
水、木、金昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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